ふろしき王子のブログ◎
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植物は基本的に夜に生長するので、
夜に水分があるとよく育つ。
雨上がりの朝は、見違えるほどに茂っていたりする。

地植えならばいつでも土に、ある程度の水分があるし
夜露、朝露も補給しやすいが
鉢植えの場合は乾燥と熱を防ぐための工夫が要る。

土が乾かぬよう、セダムを生やしたり雑草を抜かず
芝のように整える、呼吸をする素焼きの鉢を使うなど。

水やりは夜が最も適していて、明るいうちは早朝がよい。
太陽ギラギラで雨というのはあまり無いことだから、
曇りの日ならば昼間でも構わないが
つよい日射しの下では撒かないほうがよいでしょう。



お風呂の残り湯を庭の植物に撒く際、夜に撒きたいならば
ポリバケツなどに溜めておくとよいが、底に砂利をしき、
水草も入れておけば水が悪くなることはない。
その水を夜にすくって撒く。

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OL風の女子が、電車内で手づくりおむすびを
食べている姿にほっとしています。



このごろは夜もあまり寒くなくなり、
道端はヒメジョオンの花盛り。
ミニトマトの苗が沢山あって、来週友達たちにお分けします。

コンパニオンプランツというのがあって、
一緒に植えておくと有用な植物のことですが
最近よく使われるのは、近くにハーブ類を植えて虫を除ける、
あとはマメ科の大豆やレンゲを植えて肥料の創出に役立てたりします。

ただ、元氣な植物には虫がつかないもので、
どこかしら不自然で弱ったもの、病氣の部位、
ピークを過ぎた所を食べて土に還すのが虫の働きだから、
虫をハーブで追っ払うというのは、材料が違えど
殺虫剤を撒くのと思考は近くて、
根本的に植物をげんきにすることにはならない。

もっとも易しい方法は、育てたい植物は
いくつかの環境(庭や鉢の位置、日当たり)に
種を蒔くなり植えて、よく育つ場所があれば苦労はないし、
その傍らに自然に伸びてくる雑草こそが
最適なコンパニオンプランツになり得る。

たくましい雑草は、養分を奪う心配は少ないが、
さすがに陽が遮られると隣の植物は弱りやすいので、
抜かずにハサミや鎌でほどよい丈で切っておくとよい。
保湿、土の流出防止、生き物の居場所、酸性雨中和など
雑草による利点のほうが大きく、またその土壌に不足している
ミネラルを生み出すともいわれている。

さて話を変えて、メダカ泳ぐ鉢の底に敷く砂利は、
細かいほど表面積が増えて微生物の棲み家となり
水の浄化にも貢献するだろうと、砂を敷いていました。
だけど、自然界において砂だけということはなく、
石や小石と、様々なサイズが共にあることで
生える藻も棲む微生物も変わり、生態系における
多様な機能を果たす。
金魚やめだかの水槽の底には、小石と砂が2,3種
混ざっているほうがよい。
他、貝殻や大きめの石が多少あるとよいでしょう。

単一のものだけ、というのは様々な変化に対応、中和させられず
不安定をもたらす。

土の表面に卵の殻を撒くにしても、粉状のものは
土のPH調整にやや速効性があるが、粗いかけらは
じわじわとゆっくり貢献する。

大自然の仕組みを慎ましく学びながら、
虫や雑草をむしろ協力者として作物を育てたら、
低コストで、環境や健康に負荷をなるべくかけずに、
生態系を育みながら、食べ物を生むことができる。
それを目指すことが、1000年先の蛙をまもることになる。



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たしかに、とっても便利な道具は色々とあるのだけど、
自分のからだ、手足ほど、自分とつながってる実感のあるものはないな。
たとえば、職人手作りの優秀なのホウキの使い勝手は素晴らしいのだけど、
我が手のひらを使った掃除の、内奥まで深くしみ入ることょ。

まず素手でやってみて、その感覚で道具も生かしたい。

さて、先日縫った服を、友達がお召しになった写真をいただきました。
すこし自分の分身のようなものなので、この大自然に旅立ててうれしい。



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去年、買った長ネギに根がついていたので
根元5cmほどとともに庭に植えておいたら、
ゆっくりと伸びていって、近ごろ花が咲いた。
この種を採って蒔いてみようか。



引越しがなければ、わざわざ種を保存せず、その場や周囲に適当に蒔いておいて、
種の意志に任せたいところ。
期待するのも、されるのも、つらかろう。

場と情報が結ばれれば、いのちはものすもの。

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今日から本格的な連休に入るようです。
が、特にどこかへ出かける予定はなく、
家で縫いものや染めもの、庭に引きこもり、地元徘徊、そんな感じでしょう。



お庭の花大根に蜜蜂。いつもいっぴき。この子にとって縄張りというか
秘密のヒットスポットに選ばれたなら、うれし。
かなり暖かくなり、虫がふえた。アリは大中小の3種が共存している。

やや大きめのカメ虫もがさがさしていた。
夕方など、湿度が増してくるとどこかからあまがえるの唄
クワックワッ♪

さて、先日訪れた濱松では、友達のご実家に一泊しまして
2日目は、浜名湖エデンの園という有料老人ホームで
風呂敷講座をさせていただきました。

介護や食事のサービスを、必要に応じて受けられるマンションという感じなので、
元氣に外に買いものに出たり、旅行をする方々もいらっしゃる、
老後の安心な共同住宅施設といえます。
僕はここに、若年の子どもたちも自然なかたちで交流していけば、
なおさらすてきな場になると感じます。



このたびご尽力くださった、その名も吉田柴犬(!)さま。
企業内フリーターという肩書き?です。
落語好き、読書家でもあり、移動中や昼食時に
様々な興味深い知識や物語を、分かりやすくお話しくださいました。
柴犬さまの落語も聴いてみたいです。

濱松にある、小豆餅という地名も心にのこりました。

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しばらく植物が植わってた鉢の土を再利用するには、
そのまま使っても問題ないこともあるが
ミネラルと有機物と微生物によって生きた土に還元できる。

ミネラルは、粉にした卵の殻や35倍に薄めた海水、
有機物は枯れ草や野菜くず、米糠を浅めに埋める。

微生物は餌があればそこに適した者が自然に現れるが、
土が発酵しやすいように適度に水をやること(汲みおいて塩素をとばした水がよい)と
土が乾かぬよう枯れ草やセダムで覆っておく。

雑草が生えてきても抜かずに、伸びすぎたのをハサミで切っておけば
芝のように保湿に役立つし、つよい雑草だけに土の養分をさん奪する心配はそれほどない。
むしろ虫の棲み家となり、小鳥も呼び、糞による栄養補給に貢献する。

何事も、自然界に存在する仕組みに近づければ、
はじまりも終わりもない循環がつづいていく。

そういう意味では、植物を育てる前も後も
土の性質は変わらないような育て方が理想かと。

リサイクルのための作業をしなくても、
いつも変わらず元氣に生きている土。

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キンギョやメダカらと一緒に、たにしを水槽で飼う方もいる。
コケを食べてくれる掃除屋なる位置づけたが、
意外と早く亡くなる場合が多い。
殻に包まれて丈夫そうなのに。

この、タニシが昇天する理由は
水のPHの問題と、共食いと、他生物による捕食。

魚の餌の残りや糞により水が汚れると、微生物がそれを分解しながら
有機酸を出し、水が酸性化する。すると、貝殻などのミネラルが溶けて中和しようとするので
雨が入る、窒素過多で水が緑に濁る、他に貝や卵の殻などが無いという環境で
たにしの殻が徐々に溶けていくと、たにし同士で互いにの殻をなめて
カルシウムを補給しようとするのでますます殻が崩壊に近づく。
そうして弱ってくると、他の魚につつかれたり食べられたりする。
こうして、いつの間にかタニシは空っぽになる。

もしかするとそれ以前に、底の泥の中が大量の微生物の呼吸により
赤潮のように酸欠になって死んでいる可能性もあり、
同時進行かもしれない。

魚の糞などの窒素分が多すぎないか、あっても水草がそれを吸収して
水が澄んでいることと 他に石や砂、貝殻が豊富であればタニシは長生きする。

実は今日、浅草の実家の屋上を片付けていて、
5年ほど放置していた水草茂る水槽を見たら
タニシがたくさんおってん。
今まで、魚は長生きしてもタニシはいつの間にか死んでいるという経験が多かったので
この環境から、タニシについてもう1枚思案することができた。



水槽の水草は他に移し、水は流してしまったので
今日のタニシは持ち帰って自宅の田んぼなどで飼うことにする。
卵の殻を入れておこう。
水の酸性を早く中和するなら、表面積の大きい珊瑚の小石がよい。

生きものを飼うのに、もちろん愛情は大切だけど
飼うという不自然な境遇に置くからには
大自然の理(ことわり)を少しでも理解しようと努めることが
安定した飼育につながる。

タニシのきもちになって、どんなとこで暮らしたいかを
我が身に問わば、ゆるやかに流れがあり、藻が生えてて、緑に濁りていない水。



貝のいのちは殻だから、ミネラルの豊富さが大切。

底に砂利と貝殻、そしてたくさんの水草があるとよさそう。

実家屋上の片づけはまだ何度も通う必要があるので、
次は砂を洗って持ち帰ろう。
珪(ケイ)素のひみつを探りたい。

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