Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

尾道のミシュランひとつ星@あかとら

2015-09-25 | 旅のあれこれ

広島ブログ 
いつか行ってみたいと思っていた尾道の名店 ミシュランひとつ星の「あかとら」へ。これが尾道プチ旅行のリーサルウェポンです。
K子ちゃんと私は初めて。オットから『とても美味しい』と聞いていたので、K子ちゃんから「尾道あかとら、行ってみない??」とのお誘いを受けて、0.1秒で『行く』と返事しました。

コースの最初のひと品は、
松茸入りの茶碗蒸し。いきなりガツン。永谷園の松茸風味のお吸い物以外で、この香りをかぐのは、数年ぶりだ。アルゼンチン産だろうが、ベネズエラ産だろうが、松茸に関しては、私は国籍不問でOKな人間です。
        

銀色のピチピチしたのはサンマ。薄切りじゃなくて、筒状のサンマ。食べごたえ大。
  

松茸の土瓶蒸し。お出汁がたっぷり入っていたので、お運びさんが「お熱いのでお気を付け下さい」
と言いながら、私の足の上に、こぼしました(涙)アチチチ。
「やれやれ、どっちがお気を付け下さいだよ??」なんですけど・・・・・・・バイトさんだし、たくさん入っていたから、ということで、ここは大人になって不問に。
お出汁をお猪口でチビチビ飲むのが美味しくて、土瓶満杯のお出汁でお腹が膨らんでしまった。      

秋鮭のバターソテー。まあ、鮭の身が厚いこと。イクラとシメジの餡がかかっていました。プツプツ感の歯ごたえがある良質なイクラ。
K子ちゃんが「鮭とイクラって、すごく合うね。なんか親和性があるというか・・・・」と、気分よく酔っぱらって感想を言ってたのに、「親和性というより、まさに親子関係なんじゃないかな。」「実際にDNA上では、親子じゃないかもしれんが」と、理屈ぽく分析してしまう可愛げの無いワタクシ。
  

「あかとら」のお向かいは肉の日山というお肉専門店。あかとらの肉は全部、その日山からの仕入れだそう。尾道市民が、ちょっとご馳走をと言う時のお肉は、こぞって日山精肉店からなんですって。
その日1番良い状態の部位を選ぶステーキ。本日はロースでした。
こんもり山盛りのお野菜で隠れてますが、1人100g以上はあったなぁ。おろしポン酢のようなソースでさっぱりと。
  

蓮根饅頭です。すりおろしたレンコンに、ご飯をまぶして、揚げてあるんじゃないかな??その上に餡かけ。トッピングに蒸し穴子と棒状のさつま芋の天ぷら。
  

コースの他に、別オーダーしたのが、でびらの唐揚げ。
「あかとら」のでびらは、乾燥させてない生のチビッ子平目を、2度揚げしてこしらえるんですって。だから骨ごと食べれるんだけど、身がふっくらしている。絶品のでびらでした。
しかも、翌日定休日と言うことで、残っていたでびら全部揚げてくれたので、1人3尾も。
  

こちらも別オーダーの岩牡蠣。シーズン終了直前で、身が小さいので・・・・と、大将の気遣いで、2個で1個分のお値段でイイって。
  

さらに、『明日は定休日なんで』シリーズの第2弾もキターーー。シャコを酢の物に仕立てて、サービスしてくれました。
いつもは『シャコは昆虫に見える。食べる人の気がしれん』と言っていたオットが、積極的に身を乗り出してましたが、ギュッと身が詰まった甘いシャコ。甘酢との相性抜群。
  

〆はカリカリに炒ったチリメンが入った焼きおにぎりをだし茶漬けにしたもの。シャコと三つ葉のかき揚げがトッピングされてました。どうやら、シャコの在庫が潤沢だったようですね??
  

最近のK子ちゃんとオットのお気に入りの日本酒は『賀茂金秀』。小さい酒蔵なので、置いてある店がなかなか無いけど、『あかとら』にあったものだから、お酒が進む、進む。2人で8合飲んでました。もちろん、その他にも、ビールと泡盛も。
オットは、デザートのアイスに『アイスクリームにあわせるのはコレでしょ』と、その時点でさらにハイボールを追加注文。

『あかとら』は、お腹いっぱいになっても、このお値段???というくらいコスパも良いし、小料理屋というよりは、居酒屋に近い。気さくな感じで、ミシュランの星を感じさせない(←良い意味で)良いお店でした。
食材が替わった冬に、もう1度訪れよう、とK子ちゃん夫妻と、誓い合いました。

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坂の街の頂上から

2015-09-24 | 旅のあれこれ

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シルバーウィーク2日目の尾道プチ旅行の続きです。観光地のはずなんだけど、それにしても尾道は夜が早い。
ロープウェィ乗り場に出かけたら、アラララ、もう終了していました。
えっ??今何時??5時20分です。ふんぎゃあ~、とビックリ。んじゃ、お茶でも???と大林宣彦監督が出てきそうな、老舗喫茶店「COMMON(コモン)」へ。


お茶だけね、と言いながら・・・・・・やっぱりここまで来たら、名物ワッフル食べないわけにはいかないだろう??そりゃそうだ、と4人で1個のフッフル
をシェアしました。
カリカリっと香ばしくて、フワフワタイプとは全然違う食感、バターの風味もして美味しかった。
  

ワッフルを食べ終わっても、次の居酒屋の予約時間まで、まだ1時間以上もあるので、ロープウェイが止まった千光寺の頂上まで、徒歩で登ることにしました。
       
予想以上の急こう配。というか、急階段。降りてくる人はいるけど、登る人は他にいない(汗)
K子ちゃんと私は、数年前にハイヒールで四国の金毘羅宮の800段の階段を衝動的に登ったおバカな
経験があります。その時比べたら「まだましだ。」「いやいや、あの時より確実に体が老いとる。」と励ましあいながら、登りました。
17キロ痩せたオットは、それを見せつけるかのように「こんなの楽々よ」みたいなシャクにさわる態度で、階段の上から私たちを見下ろしてました。

坂の途中の景色はこんなの。なかなか風情がある街の景色。名物カフェ『梟の館』とか。
頂上に着いた頃には、すでに陽も落ち、下り坂は、街灯ひとつない暗闇でお足元がかなり危なかった。尾道市、ここらあたり、もうちょっと整備しようよ。というか、もっと早い時間に登頂すべきか・・・・・・

       
       

下山してからは、山登りパスしたK子ちゃんのダンナ様と合流して、いよいよ尾道旅行の最大の目的であるミシュランひとつ星の居酒屋「尾道 あかとら」へ入店。続く。
               

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シルバーウィーク2日目は、葡萄とパン

2015-09-23 | 旅のあれこれ

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シルバーウィーク2日めは、親友K子ちゃん夫妻と、オットと4人で、尾道プチグルメ旅。
その前に、三原の大和町へ。K子ちゃんの知人が脱サラして、葡萄農家さんをしているとのことで、産直もしてらっしゃるその農園へ。
  

葡萄、それもピオーネなどの大粒黒いタイプのは、お高いというイメージ。わが家では、1年に1度食べるかどうか・・・・・。ピオーネ買うお金があるなら、酒買ってくれ、肉買ってくれ、という奴らばかりなので。
それが、さすがに産直農家さん。市価の半値以下じゃないか???の驚異のお値打ち価格。大きなひと房が、450円~700円くらいなんですよ。安過ぎなんじゃ???
デパ地下で買ったら、1300円が相場じゃね、とK子ちゃんと言い合いました。
                

藤稔という品種が甘くて、とっても美味しい。わが家に、両親宅に、義両親宅に、長女にも、と、
一生に1度じゃないか、というくらい、ドッサリ葡萄をオトナ買いしました。

大満足の葡萄ショッピングを終えて、尾道へ向かいました。旅の1番の目的は、ある居酒屋さんへ行くことですが、それはまた後日に。
田園風景の大和町から、潮の香りの尾道へ。さすがシルバーウィーク、観光客が大勢。
  

どんな街でもパン屋へ向かう。前世は小麦だっんじゃないか、と思う炭水化物オンナのワタクシ。尾道でパン屋といえば、ご存知「パン屋航路」寄らずにいられるのだろうか、いやしない。

しかーし、パンが全っ然無いじゃんかっ!!!そりゃあ、午前ちゅうに来なかった方が悪い、とわかっちゃいますが・・・・・・悲しいかな、4種類しか無かった(涙)当然、全種類、買う。
厨房では、お兄さんたちが、必死でパン生地をこねてたけど、押し寄せる観光客の前になすすべも無く・・・・作る端から、飛ぶように売れていくのです。
私も、焼きたて餡パンがお店に並べられた途端に、かっさらいました。
焼きたて過ぎて、手で持てない熱々の餡パンって、産まれて初めてだ。あぁ~美味しかった。やっぱ、パン屋航路、さすがです。
          
           

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西方面のパンとカフェをはしご

2015-09-22 | パン・スイーツ

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シルバーウィーク初日の『骨董お探しツアー』の1日は、まだ終わらない。
「鄙の料亭 地御前」でランチして骨董店『ギャラリーK』さんへ移動。と、その前に、ドライバーのnakkaさんが、美味しいパン屋さんに寄ってくれました。
nakkaさんは、広島じゅうのパン屋さんで行ったこと無いお店はあるんかい???と驚くばかりの情報量を誇ってます。

BOULANGERIE D"OR(ブランジェリー ドール)は、宮内串戸にあるパン屋さん。
 

対面式で、お店の方に取っていただくタイプのパン屋さんでした。午後のせいか、売切れも多かったけど・・・・


クロワッサンやバケットなど買ったなかで、1番気に入ったのが、このトロピカルフルーツブレッド。
ただいま、マンゴーがマイブームでして、マンゴーの果肉ゴロッと入ってて、スライスココナッツがトッピングされてる。ココナッツの食感も好きだ。
 

その後、もう1軒お茶しに出かけたのが、古江の人気パン店
Mehlの2階にある・・・・・・。


Cafe&Gallery SOURIS VERTE(カフェ&ギャラリー スーリヴェール) 
            

独特の世界観の不思議な店内。ヨーロッパアンティークがふんだんで、ゴシック調といいましょうか???ニットカフェや、さまざまなワークショップを展開されていました。
 

1階のMehlのパンやサンドイッチを選んで、2階のこちらで食べることもできるようで、フェルダーシェフのパンが大好きな私は、姉妹店のMehlのパンもかな~り、気になったんですが・・・・・・珍しくお腹が空いていなくて、悔しいかな、コーヒーだけにしました。
ここのコーヒーかなーり濃いめで、ブラック派の私も、ミルクが欲しい、と思うほどのブラック度合でした。
こういう独自の主張のあるお店が、住宅街の中にある、って!!やるな古江。さすが地価が高いだけのことはある。

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骨董ワンダーランド

2015-09-21 | カルチャー

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お品の良いランチを「鄙の料亭 地御前」で、堪能したあと、パン屋さんに1軒寄って、廿日市の団地の頂上にある骨董店【グレースK】さんへ向かいます。
「骨董探しのお出かけ」といえば、みんなの師匠のマキコ先輩、ハンドメイドアクセサリー作家のnakkaさん布もの作家のお圭さん、ワタクシの4人でのお出かけが、ベストなメンバーとなりました。

私は、北欧ものも好きだし、イギリスアンティークも好き。古伊万里や染付、赤絵も好きなので・・・・ってことは、だいたいなんでも好きなんですが、『グレースKさん』は和もの中心に、ガラスや現代作家ものも。ストックが豊富なので、うきゃあ~となる店内。


今回こそは、ずっーーと探している赤絵小鉢をゲットするぞ~、と勢い込んで、店内ひっくり返し、ひっくり返し、探し回りました。
「アッ、これイイ!!」と手に取ると、3つで12万円、5個で4万8千円、1枚9000円、とか・・・・「私ってオメガ高いのかしら???」と自画自賛(爆)しながら、とにかくひっくり返す。
大事に飾る骨董ではなくて、普段使いしたいし、できれば食洗機を使いたいし。予算内で、良いものと出会いたい。

ナッカさんも、お圭さんも、マキコ先輩も実に買い物上手で、サッサと掘り出し物をゲットしてましたが・・・・・・毎回、決めきれず、ウロウロしているのはワタクシ。
だいたいにおいて決断力はある方なんだけど・・・・・骨董に限っていえば、とっても優柔不断になります。

そして、最後に決めたのは・・・・・
絵柄がラブリーなひと形の小鉢を3個。肉じゃが入れても、お刺身を並べても良いかな、と思えるデイリー使い系。
  

赤絵の小さな小鉢を4個。お通しなんかを盛るのにぴったり。使うシーンが思い浮かんだので、5個組のうち、残り1個を、ナッカさんとシェアしました。
そして器が乗っている漆の折敷き4枚もあわせて購入。黒の上の陶磁器の白地て映えるよね。
          

骨董というと、なかなか敷居の高いお店もありますが、『グレースK』さんは、比較的お求めやすい価格帯で展開されてるし、あれでも無い、これでも無い、こっちもステキ。やっぱりこれは諦めます、とか好き勝手言いながら、選ぶことができる、限りなく敷居が低いワンダーランド。

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