(神奈川新聞社 2010年6月16日)
豪州のシネリテラシー(映像教育)の専門家、チャールズ・スタート大学のジェーン・ミルス准教授が16日、川崎市役所を訪問した。映像教育を通じて川崎市と豪州の交流を深めようという狙いで、阿部孝夫市長と意見を交わした。
先住民のアボリジニや移民、難民が多く住む豪州では、ニューサウスウェールズ州で2001年から、映像情報を通じて表現力や理解力の向上を図る映像教育が行われている。一方、川崎市は映像を核にしたまちづくりを進めており、08年度から市内の小学校で映画制作などを通じた共同作業の体験などが行われている。
ミルス准教授は「スクリーンを通じたコミュニケーションは、異なる文化を学ぶ上で優れている。人種・民族の違いや、豪州と川崎との遠い距離を超えてつながることもできるので、子どもたちの持っている世界が飛躍的に広がる」と指摘。今後、豪州と日本で映像教育がもたらす成果や影響について調査するプロジェクトを紹介した。
阿部市長は「川崎では小学校で映画づくりをしており、映像を通じた交流がしやすい環境にある。日本映画学校(同市麻生区)を中心に、交流を深めてほしい」と話した。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1006160027/
豪州のシネリテラシー(映像教育)の専門家、チャールズ・スタート大学のジェーン・ミルス准教授が16日、川崎市役所を訪問した。映像教育を通じて川崎市と豪州の交流を深めようという狙いで、阿部孝夫市長と意見を交わした。
先住民のアボリジニや移民、難民が多く住む豪州では、ニューサウスウェールズ州で2001年から、映像情報を通じて表現力や理解力の向上を図る映像教育が行われている。一方、川崎市は映像を核にしたまちづくりを進めており、08年度から市内の小学校で映画制作などを通じた共同作業の体験などが行われている。
ミルス准教授は「スクリーンを通じたコミュニケーションは、異なる文化を学ぶ上で優れている。人種・民族の違いや、豪州と川崎との遠い距離を超えてつながることもできるので、子どもたちの持っている世界が飛躍的に広がる」と指摘。今後、豪州と日本で映像教育がもたらす成果や影響について調査するプロジェクトを紹介した。
阿部市長は「川崎では小学校で映画づくりをしており、映像を通じた交流がしやすい環境にある。日本映画学校(同市麻生区)を中心に、交流を深めてほしい」と話した。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1006160027/