火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

岩の下を覗きたい・・・

2008-09-23 20:09:40 | Phoenix
http://phoenix.lpl.arizona.edu/images.php?gID=33983&cID=307



米国時間9月22日/Sol 117
Headless と名づけられた岩を動かして、下の層を調査するようです。21日の夕方に一連のコマンドが送られ、22日に作業が行われます。まだ、結果の発表はありませんね。
いつも思いますが、地球にいるエンジニアがRAを直接操作できると楽だけど、一連の動作を事前に送らなくてはならないので大変ですね。でも、今のところPhoenixチームは成功してます。
HeadlessはVHSビデオテープ位の大きさとの事。21日には、その岩を落としこむための溝を拡張しました。RAは、岩を動かす事を想定していなかったのですが、何とかこなしてくれると期待しましょう。
岩の下の氷の層の状態を見ることで氷の層と大気との関係が分かるということで、かなりの期待を集めている調査です。岩の下の層の状態を損なわないよう慎重に作業してます。
火星での水の循環が分かると今後の調査の確実性が高まるので期待しましょう。

http://phoenix.lpl.arizona.edu/09_22_pr.php
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白雪姫に初霜?

2008-09-21 01:15:23 | Phoenix
http://phoenix.lpl.arizona.edu/images.php?gID=33462&cID=304



Sol 113の午前9時頃(米国時間9月18日)、白雪姫溝で観測された初霜?です。太陽が沈むようになって観測されたようです。拡大写真は、上のURLで見てください。
いよいよ寒くなって来たんですね。
Sol 107(米国時間9月12日)には、WCL最後のセルに「白雪姫」溝からのサンプルが供給されています。その後の発表は、まだありませんが、期待して待つこととしましょう。

 また、米国時間9月15日の発表によるとNASAは、周回軌道から火星の大気圏を観測する探査機MAVEN(Mars Atmosphere and Volatile EvolutioN)を火星探査計画として承認したとのことです。
http://www.nasa.gov/mission_pages/mars/news/maven_20080915.html

NASAの次のローバーのミッションは、火星科学研究室(MSL)です。現在火星上のものより非常に大きいローバーで、MSLは土と岩サンプルを集めて、有機物を求めるためそれらを分析します。MSLの打上げ予定は2009年秋です。それは2010年10月に火星への到着が期待されます。新しい計画のMAVENは、2013年に打ち上げられて2014年の秋に火星へ到達する予定です。それと同時期に、欧州宇宙機関も、ローバーの計画があります。ExoMarsと呼ばれて、このプロジェクトの打上げも2013年で2014年の到着予定です。ExoMarsローバーは地表下の土壌の中を深く掘ることができるドリルを備えています。それで科学者は水と有機物の証拠を探します。

 MAVENは、研究者主導で小型・低コストの探査機を火星に送り込む「火星スカウトプログラム(Mars Scout Program)」のPhoenixに続く第2弾として、20件の公募の中から選ばれたようです。






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流れる雲に夏の終わりを惜しむ!

2008-09-02 23:35:37 | Phoenix
http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/images/press/15777.html

米国時間8月30日Sol95に「Stone Soup」の18cmの深さからサンプルをとりWCLで分析を始めたようです。いままで多角形の地形からサンプルを採取しており、今回は、多角形地形の間で溝を掘ってのサンプル採取です。多角形の中心部では、5cm程度掘ると氷の固い層にぶつかり、それ以上掘れなかったのですが、今回は、固い層にぶつからず従来の3倍深く掘ったものです。

また、8月29日Sol94に撮影されたPhoenixの上空の氷の雲の様子が影像として公開されました。SSIで撮った10フレームの合成らしいですが、こういう動きがある映像を見ると実際に火星の地に立っている感じがします。カラー影像でも見たいのでNASAさんお願いします。NASA人は、結構遊び好きが多いようですね。

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StoneSoupを掘り下げて、サンプルをWCLへ?

2008-08-31 00:05:46 | Phoenix


http://www.nasa.gov/images/content/269313main_cropped-SS088EFF904030449_1A466R1M1_full.jpg

米国時間8月23日にPhoenixから見て左側に「Stone Soup」と呼ばれる溝、幅25cm×深さ18cmを掘りました。深さとして今までの溝の約3倍の深さを掘ったとのこと。MECAのWCLに分析のためにその深さから土の新しいサンプルを掬う最初の試みは、8月26日に実施され、2~3立方センチメートル(半分の茶さじ)の量をスコップに入れました。これではまだ十分な量ではないと判断されサンプルを投入することは延期されました。サンプル投入についてのテストを予定している模様です。
今までに、水の氷の存在を確かめています。そして、土がアルカリ性である事、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、塩化物と過塩素酸塩を特定しました。まだまだ、多くのサンプルを求めて化学分析は続きます。
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夏の終わり・・・

2008-08-30 23:36:50 | Phoenix


http://www.nasa.gov/images/content/269933main_ws_090.jpg

Sol90の火星時間での早い午後(米国時間で25日から26日の夜中)のPhoenixの仕事場の画像。幅約3mで真ん中右側の大きい溝は「Neverland」と呼ばれています。
自分で動くことは出来ないけれど、随分といろいろ掘って触って擦ったりして頑張ってきた跡が見えますね。少ない予算で良くやっていると思います。火星北極圏での地表掘り下げ世界新で金メダルをあげたいですね~~~。今回、まだ詳細が発表されていないですが、結構良いデーターが取れていると期待してますし、サンプルの取り方などについてもかなり経験を積めたと思います。今後の探査にすごく役に立つ情報満載でしょう。早く、詳細な報告書を見たいものです。
でも、それから離れても、この画像は良いですね。長閑な日向ぼっこのような雰囲気が感じられます。小学生の頃の夏休みの終わり頃の感じですかね。
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太陽が沈む季節になりました。あと1ケ月頑張れ!Phoenix

2008-08-30 22:48:00 | Phoenix


米国時間で5月25日(日本時間26日)Phoenixが火星に着陸して3ケ月が経ちました。上記は、米国時間8月25日で火星時間Sol90、0時51分の日の出の写真です。太陽は、4日前から地平線下へ沈むようになりました。この日は、太陽が沈んでいる時間は約75分でした。いよいよ冬へ向って行くのです。南半球では、スピリットが息を吹き返したとの事です。Phoenixは9月末までの後1ケ月の活動延長が7月末に決定されているので、通過点ではありますが、何か感慨深いですね。火星では、誰が見ているのでしょうか?地下で眠っているのでしょうか?

大きい画像は、下記

http://www.nasa.gov/images/content/269462main_Sol_090_sunrise.jpg
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良く働いてます!

2008-08-23 22:24:21 | Phoenix


5月26日(日本時間)着陸して以来、いろいろロボットアームを活用して掘ってますね。この場所は、Phoenixから見て北側です。8月21日(NASA時間?)に"Burn Alive 3."からサンプルを採取してTEGAのセル7のオーブンに投入したようです。その後、オーブンのふたを閉め、まず低温(35℃~95℃)で加熱するためのコマンドを準備中です。この温度は、氷の存在を確認するためとの事です。その後、サンプルを乾燥させるため125℃まで加熱し、最後は、1,000℃まで加熱する予定です。

上記の写真の拡大版は、下記のアリゾナ大のサイトで見られます。

http://phoenix.lpl.arizona.edu/images.php?gID=23511&cID=237

それにしても日本女子サッカーは、惜しかったですね。アメリカ戦は、どうも走り負け当たり負けしてましたが、ドイツ戦では、勝ってもおかしくない展開でした。1点でも先制していたらと思わずにはいられません。ソフトの金は、素晴らしいですね。オリンピックは、世界最高のパフォーマンスが見れるので普段見ない競技でも結構面白くズルズル見てしまい寝不足になります。人類は、火星に行ったらどんなスポーツをするのでしょうかね。
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火星の塵

2008-08-18 00:12:58 | Phoenix
日本080817 23:47/Sol 83、14:54

http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/images/press/AFM_Scan3.html

上記は、原子間力顕微鏡でみた火星の塵の影像です。塵の大きさは、直径1μm。NASAでは、顕微鏡撮影での火星の粒子の画像ギャラリーを作成中との事。

下の画像は、米国時間(アリゾナ大学時間?)で6月14日、Sol79の午前6時(火星時間)に取られたものです。太陽の角度は、地平線から22度です。着陸機の東の太陽電池板は画像の一番下の左の角に見えます。このような光景が延々と広がっている様ですが、肥沃な土地になる可能性を秘めているのでしょうか・・・。方法論とか費用の問題は、置いて考えると全く不可能ではないと思えます。また、土の分析が進めば、もっと先が見えてくるのでしょう。周りの騒音に影響されずに、じっくり最高のパフォーマンスでやってくれることを期待します。ところで、オリンピックを見てつくづくグローバル化という言葉を実感してます。でも、その中に各民族、人種の個性が見られて嬉しいです。この平和が安寧が何時までも続くことを祈りつつ、サッカー女子のメダルも期待して寝ます。



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TEGA3回目のサンプルを焼き始めました!

2008-08-11 22:38:23 | Phoenix
080811 22:10/SOL77.13:16
土曜日に分析に十分な量のサンプルの投入に成功したそうです。いよいよ日曜日に3回目のTEGAによる分析が開始されました。待ちましょう!少しばかり、待つコツが分かってきたようです。

RAによるTEGAへのサンプル投入実験のアニメを見ました。私のパソがヘボいのか今一良く分からないですが、RAからサンプルがTEGAのオーブンのドアへ供給される様子が分かります。

http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/multimedia/15428.html



暑さで見逃してましたが、7/31に新しく掘る場所の説明が有りました。 「Neverland」と「Cupboard」の2ケ所で、すでに掘り始めている模様です。



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TEGA第3回目のサンプル投入か?

2008-08-10 23:36:04 | Phoenix
MECAでの分析の結果、過塩素酸塩が確認され、いろいろ動きがありました。しかし、TEGAでも確認できる機能があるのですが、いまのところ過塩素酸塩をTEGAでは確認できていません。今回は、TEGAのNO.5のオーブンに土のサンプルを投入したようです。

http://phoenix.lpl.arizona.edu/news.php



しかし、土の固まりがあり、フィルターを振動させるコマンドを送ったりして何とかサンプルを投入した模様です。サンプルは、「バラの赤」と名づけられたところからのものです。ここがどこか今日のところは良く分かりません。「白雪姫」はもう良いんでしょうかね・・・。

TEGAの機能については、下記サイトでアニメを見ると良く分かります。


http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/multimedia/15291.html




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かなり進展!

2008-08-04 00:14:52 | Phoenix
Sol69、15:18/4日 0時12分(日本時間)

31日にTEGAによる水蒸気を確認したとの発表に続いて、MECAで大きな発見があったようです。
「米専門誌アビエーション・ウイーク(電子版)は1日、米航空宇宙局(NASA)が、火星の生命存在の可能性に関する重大な発見を8月半ばにも発表する計画だと報じた。」
また、8月末がPhoenixミッションの終了予定でしたが、太陽電池パネルの状況も良く、5週間延長されたとの事です。少なくともあと2回は、土壌掘削と分析をやるとのことです。
一寸いろいろ情報が飛び交っているのでじっくり分析したいですね。もともとWCLはもう1回は、分析やる予定でしたし、TEGAは、8つセルがあり、まだ2つしか使ってないのですから、もっと深く掘ったり、別な場所を掘ったりして分析すると思ってましたが・・・。TEGAの電気系統がどうなっているか不明なので、私見ですが。

少し、Phoenixからの火星の風景でも見て待つことにしましょう。7月31日に発表されたものです。


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TEGAへサンプル投入!少ないか?

2008-07-28 01:23:51 | Phoenix
暑い夏が続いてます。何人かの方から暑中お見舞いいただきました。有難うございます。でも、へばってるのか・・・少し集中力が足りませんね。まあ~ゆっくりやりましょう。
TEGAへのサンプル投入が行われたようですが、周りにこぼれてしまい量が足らないようです。Phoenixチーム頑張って!リアルタイムで操作するわけではないので難しい!!

http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/images/press/SS060IOF901519331_16B50R7B6T1_full.html



白雪姫溝に16個のやすりによる穴が開いてます。かなり固いと見えますね。作業はアメリカの太平洋時間で金曜日から土曜日に掛けて行われた。火星時間では、Sol60の早朝。やはり寒い時間帯なのでしょう。

http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/main/index.html



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TEGAが口を開けました!いよいよです!

2008-07-22 23:55:09 | Phoenix
火星の天気を見ていると最高気温がだいたい-30℃で、最低気温が-80℃くらいですね。一日でどう変化するのかアリゾナ大へ聞いてみたところ地球のような一日の変化がだいたい決まっているようなことは無いとの返事でした。地球上では、季節によって気温は違うにしても明け方から徐々に上がって午後に最高気温となるようなパターンがありますが、火星では違うようです。どうしてでしょうか?太陽が一日中出ているにしても・・・。風とかによる影響の方が大きいのでしょうか?どなたかご存知でしたら教えてください。

さて、いよいよTEGAのサンプル投入口があけられました。アメリカ時間で7/21の発表ですから日本時間では7/22(本日)ですね。
日本時間7/22、23:44のとき=Sol57、14:50でした。
以下のNASAの発表は、既に実施されていると言うことですね。

http://phoenix.lpl.arizona.edu/news.php



「記事の簡訳」
頭上を繰り返し飛んでいるオービターでされる観察と調和するために、NASAのフェニックス火星ランダーは、月曜日に、初めて一晩中活動することを含む予定で動いてます。

NASAの火星Reconnaissance Orbiterが上空から大気と地面を調査すると同時に、フェニックスは低いところの大気と地表の変化をモニターするためにその気象観測所、ステレオカメラと伝導率探針を使います。

着陸機のフォークのような熱のおよび伝導率探針は、大気観察の場合と同等に24時間以上の測定のために、日曜日に土に挿入されました。1つの目標は、若干の水が氷段階から気相まで変わって、土から大気圏に入るかどうかのような1日の時間変化を見ることです。

「我々は、移動と相変化のパターンを探しています」と、Michael Hecht(フェニックスのMicroscopy、ElectrochemistryとConductivity Analyzer、(そして、それは伝導率探針を含みます。)をリードする科学者)が言いました。「探針の働きは素晴らしい。我々は土の電気特性のいくつかの変化がわかります。(それは水に関連があるかもしれません)、しかし、我々はデータをまだ咀嚼中です。」

着陸機のための広範囲の仕事の変更は、太平洋Timeの日曜日午後に始まりました。着陸地点の火星時間に於いて、それはフェニックスの55回目の火星の朝からそのsol56の午後まで続きます。

フェニックスチームのsol56の計画は、着陸機に氷の土の試料を集めることの技術のさらなるテストを行いなさいと命じることもまた含みます。チームが収集方法について確信したとき、冷たいサンプルをThermalとEvolved-Gas Analyzer(TEGA)のオーブンに運ぶためにフェニックスのロボットアームを使う予定です。

TEGA装置は、最初の冷たいサンプルを受取るために選ばれたオーブンの両方のドアを土曜日に成功裏に開けました。Surface Stereo Camera(SSI?)からの画像は、ドアが大きく開いていることを確認しました。



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TEGAへの第2回目のサンプリング準備

2008-07-21 13:21:26 | Phoenix
日本時間21日13時08分/火星時間SOL56.04.15でした。少し誤差あるでしょうが。
そして今日の早朝に以下のテストが行われるとの事です。日本で見ていると、今日の早朝とか言われても実際は何時なんだかピンと来ませんね。SOL56とは、Phoenixが着陸してから経過した火星日です。だからあと1-2時間で始まると考えるといいんでしょうね。そう思うと結構、臨場感でますよ。

アリゾナ大の発表

http://phoenix.lpl.arizona.edu/news.php

NASAのフェニックス火星ランダーを運用しているチームは、今日第2回目のより大きなテストを実施するよう指示する計画である。それは、凍った地面を削ってサンプルを集めるために自動やすりを使用する今までより大規模なテスト。

予定のテストは、後日に同様のサンプルをフェニックスのTEGAのオーブンのうちの1つに入れるための準備です。オーブンを持った装置(Thermal and Evolved-Gas Analyzer(TEGA))は、浅い溝に露出した固い層が科学者が予想した通り、本当に水の氷が豊富かどうか調べて、そして極寒の土地でいくつかの他の成分を特定するのに用いられます。

今日計画されるテストは、7月15日に火星で最初にやすりを使用した初テストとはいくつかの点で異なります。

「最初に、我々はやすりで削る前にその場所をこすります。そして、サンプリングのために新しい表面を露出させます」と、NASAのジェット推進研究所、パサデナ、カリフォルニア、フェニックスロボットアームチームのためのエンジニアのリチャードボルピー(Richard Volpe)が言いました。「次に、我々は続けて4回やすりをかけます。以前の2倍です。第3に、スコップは、できるだけ多くのものを拾うために、やすり穴の前後を掬います。」

テスト地域は深さ約5センチメートル(2インチ)の溝の底にあります。そして、非公式に「白雪姫」と呼ばれてます。そして、そこはTEGA器具のために氷のサンプルを得るため計画された場所でもあります。チームは素速くサンプルを集めて、供給することが出来るよう確実を期してます。そして、物質がオーブンの中に封じ込められるまでの間に蒸発によって失われる氷の量を最小にするために火星の早朝に、行われます。今日の計画は、スコップに残ったサンプルが7時間の間でどんな変化をするかについて調べるためRobotic Arm Cameraを使うことを含みます。

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TEGAとMECAについてのNASAからの情報

2008-07-17 00:37:29 | Phoenix
6/17[baking 焼いている! 火星の土をいよいよ!]にNASAへTEGAとMECAについて質問メールをしましたが、やっと回答が来ました。
回答をくれたのは、下記のMelissaです。
まだ、物足りませんが分析結果を待ちたいと思います。でも、NASAはすごいところですね。開かれた感じがします。Melissaにお礼を言いたいです。

Melissa L. Lamberton
Education Coordinator, Phoenix Mars Scout Mission
Lunar and Planetary Laboratory
phxepo@lpl.arizona.edu

質問:TEGAの温度が3段階になっているが、どういう範囲の温度か?
   昇温の上昇幅はどのくらいか?
回答:温度は、水の氷が溶けるような温度、数百℃以下、1,000℃以下の3段階。
   昇温の上げ幅は、一定であるが、特に上げ幅を決めてはいない。

質問:WCLについてもう少し詳しく教えてほしい。
回答:MECAは、3つの構成要素を持っています:ロボットアームの先端のTECP、サンプルを2つの顕微鏡のために集めるサブストレートの歯車と4つのビーカー(WCL)。WCLセンサーは、以下の陰イオンと陽イオンを決定することができます:Cl、Br、I、NO3、SO4、K、Ca2+、Mg2+、NH4+と2、3の重金属、Pb、Cu、Cd、Zn、Fe。

http://planetary.chem.tufts.edu/Phoenix/WetChemLab.html

いよいよTEGAへサンプル投入のようです。結果を待ちましょう!多くの人の心にともし火が点火されるような結果があると思ってひたすら待ちます。
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