火星への道

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脳なしではない?

2012-05-15 22:55:26 | MSL

Scarecrow

JPLのCuriosityのニュースサイトによりますと5月7日週にCaliforniaのMojave砂漠のDumont砂丘でCuriosityの走行テストを実施したとのことです。
上記の写真がCuriosityの代役を務めたテストローバーです。
このローバーは、Curiosityと同じ大きさで同じ可動性能を備えています。
しかしながら、頭脳であるコンピューターと観測機器を搭載してません。
また、重量は火星の重力が地球の三分の一ですので、それに合わせて軽く作られています。
そして、親しみを込めて「Scarecrow=かかし」と呼ばれているようです。

走行テストは、Dumont砂丘の風上と風下の様々な傾斜を使って行われました。
このテストで得られた情報が、火星のGaleクレーター内のSharp山をCuriosityが登る時に役に立つと期待されています。


下記は、左のMichael Malinさんがニュースレポーターに答えているところです。
砂丘の傾斜がよりよく感じられますね。
Michael Malinさんは、Curiosity搭載の3台のカメラの主任担当者です。



ということは、Galeクレーター内部は砂漠のような状態なんですね。
Curiosityから送られてくる画像が楽しみです。
コメント
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