9月11日のWhat'sNewによりますと、Curiosityは、風で形成されたと考えられる砂岩の大規模な斜交層理の場所をドリルする計画です。
ここは、「the Stimson unit」と呼ばれ、湖の中で形成された泥岩の上にある地層です。
いよいよ、新しい地層を分析することになりますね。
上図は、Sol1087(8月28日JST)にMastCamにて撮影された画像のモザイクです。
*斜交層理(斜交葉理、クロスラミナ、cross-bedding)_Wikipedia
水流や風の速さ、向きが変化する環境で堆積が起こったときにできる、層理面と斜交した細かな縞模様である。
当時の水流などの方向が推定できる。
このような斜交層理は、アメリカの南西部の風成砂岩では一般的だそうです。
下図は、ユタ州の例です。
Sol1087での位置
Sol1100(9月10日JST)での位置
ますます、険しくなってきますが、Curiosityに頑張ってもらいましょう!