8月14日は、記念すべき日となります。
閉鎖実験開始から438日目となり、ロシアのValeriy PolyakovさんがMirで打ち立てた宇宙滞在記録と並びます。
Valeriy Polyakovさんは、1994年1月8日から1995年3月22日まで地球軌道上に長期滞在したロシアの宇宙飛行士です。
その間、ペンギンスーツなどの使用を含め、長期間の無重力状態に対応する筋力トレーニング等を実行した結果、Valeriy Polyakovさんは、地球に帰還後も体力回復が早かったのです。
人類の適応能力の高さを実証した先人です。
相変わらず、MARS500の英語のニュースは、まとめてアップされます。(事務局の見方が悪いのかも・・・)
今回は、7月22日から8月12日まで一気に更新となりました。
クルーの健康状態に変化は無く、テストは順調に進められています。
8月12日時点でのテスト項目です。
•Estimation of effectiveness of physical trainings – “PROPHYLAXIS” (IBMP).
•Sodium consumption, fluid homeostasis and arterial pressure regulation – “Nutrition” (Germany).
•Association between psychological characteristics and cardiovascular system functioning – “CardioPsy” (ЕSА).
•Autogenic training as self-regulation procedure – “Self-regulation” (IBMP).
•Questionnaire about sleep quality “Blue light” (ESA).
•Investigation of sleep system resistance to stress – “Sleep-1” (Russia).
•Monitoring of neurobehavioral functions “Operator”(USA)
•Group structure and cooperation “Distance” (ESA)
•Prophylaxis with vibration “Galileo” (ESA)
後は、8月6日に当ブログで紹介した植物工場関連の写真や記事が紹介されています。
このテストは、「Salad machine」として紹介されています。
地球との距離は、下記の通りでした。
7月22日 地球との距離 94,210,000km、火星との距離 261,118,000km。
7月29日 地球との距離 76,790,000km、火星との距離 284,720,000km。
8月05日 地球との距離 63,180,000km、火星との距離 303,384,000km。
8月12日 地球との距離 48,158,000km、火星との距離 322,538,000km。
地球との距離から宇宙船と地球の相対速度を計算して見ますと下記の通りです。
4,254,000km/日 → 177,000km/時
火星から遠ざかる速度は、下記の通りとなります。
2,924,000km/日 → 121,000km/時
7月21日の当ブログで7月1日から8日の速度を計算した結果は、「地球へ近づく速度は、98,875km/時 、火星から遠ざかる速度は、139,315km/時となります。」でしたから、地球に近づく速度は速くなっています。
MARS500のホームページ左のThe scheme of flightをクリックすると、宇宙船がいよいよ地球軌道に平行になりつつ近づいてる様子が分かります。
金星フライバイを伴う軌道かと思ってましたが、違いそうですね。
いよいよ残り84日となりました。
閉鎖実験開始から438日目となり、ロシアのValeriy PolyakovさんがMirで打ち立てた宇宙滞在記録と並びます。
Valeriy Polyakovさんは、1994年1月8日から1995年3月22日まで地球軌道上に長期滞在したロシアの宇宙飛行士です。
その間、ペンギンスーツなどの使用を含め、長期間の無重力状態に対応する筋力トレーニング等を実行した結果、Valeriy Polyakovさんは、地球に帰還後も体力回復が早かったのです。
人類の適応能力の高さを実証した先人です。
相変わらず、MARS500の英語のニュースは、まとめてアップされます。(事務局の見方が悪いのかも・・・)
今回は、7月22日から8月12日まで一気に更新となりました。
クルーの健康状態に変化は無く、テストは順調に進められています。
8月12日時点でのテスト項目です。
•Estimation of effectiveness of physical trainings – “PROPHYLAXIS” (IBMP).
•Sodium consumption, fluid homeostasis and arterial pressure regulation – “Nutrition” (Germany).
•Association between psychological characteristics and cardiovascular system functioning – “CardioPsy” (ЕSА).
•Autogenic training as self-regulation procedure – “Self-regulation” (IBMP).
•Questionnaire about sleep quality “Blue light” (ESA).
•Investigation of sleep system resistance to stress – “Sleep-1” (Russia).
•Monitoring of neurobehavioral functions “Operator”(USA)
•Group structure and cooperation “Distance” (ESA)
•Prophylaxis with vibration “Galileo” (ESA)
後は、8月6日に当ブログで紹介した植物工場関連の写真や記事が紹介されています。
このテストは、「Salad machine」として紹介されています。
地球との距離は、下記の通りでした。
7月22日 地球との距離 94,210,000km、火星との距離 261,118,000km。
7月29日 地球との距離 76,790,000km、火星との距離 284,720,000km。
8月05日 地球との距離 63,180,000km、火星との距離 303,384,000km。
8月12日 地球との距離 48,158,000km、火星との距離 322,538,000km。
地球との距離から宇宙船と地球の相対速度を計算して見ますと下記の通りです。
4,254,000km/日 → 177,000km/時
火星から遠ざかる速度は、下記の通りとなります。
2,924,000km/日 → 121,000km/時
7月21日の当ブログで7月1日から8日の速度を計算した結果は、「地球へ近づく速度は、98,875km/時 、火星から遠ざかる速度は、139,315km/時となります。」でしたから、地球に近づく速度は速くなっています。
MARS500のホームページ左のThe scheme of flightをクリックすると、宇宙船がいよいよ地球軌道に平行になりつつ近づいてる様子が分かります。
金星フライバイを伴う軌道かと思ってましたが、違いそうですね。
いよいよ残り84日となりました。
http://www.spaceflightnow.com/atlas/av028/110814testing/
今後は、クルーズステージやデサントステージに合わせた梱包というかカプセル化を10月末までに終わらせて、ロケットに積み込むわけですね。打上げは、11月25日になってますね。
プルトニウム電池は、発射台で一番最後に取り付けられるようです。
放射線が出ているんでしょうか?
過去には、心臓のペースメーカーにも使用されていたとか・・・