☆「東急湯布高原ブライトコンサート2008」
たまには「生の音」を聴いてオーディオの参考にしようかと、このコンサートに昨年に続いて出席してみた。内容は次のとおり。
1 と き 2008年6月7日(土) 19時~21時
2 と こ ろ 湯布高原ゴルフクラブハウス(湯布院町)
3 演奏楽器 ヴィブラフォン
4 演 奏 者 ぶらん・ゑ・ぶらん(2名)
5 プログラム フーガ No.1 バッハ
トルコ行進曲 モーツァルト
ライムライト チャップリン
スカボロ・フェア TRAD
ラ・フィエスタ チック・コリア
アヴェ・マリア バッハ
ジャンゴ ジョン・ルイス
朝 グリーク
アマ・ポーラ ラカジェ
グリーン・スリーブス TRAD
「ヴィブラフォン」とはあまり馴染みのない楽器だが、打楽器の一種で木琴の下に共鳴用のパイプをつけたモノと思えば分かりやすい。
昨年のコンサートでは「ヴァイオリン、ビオラ、チェロ」の組み合わせでクラシックの王道ともいうべき弦楽合奏の響きを目前で楽しんだが、今年の楽器は「ヴィブラフォン」と聞いて正直言って当初、行くのを少々迷った。
しかし、まあ「楽器の生の音をかぶりつきで聴けるから」という誘惑が迷う気持ちを押し切った。
さて、実際にどうだったかといえばこれがさっぱり。ブログなのでもちろん私見だが以下、ホンネを書かせてもらいます。
まず「ヴィブラフォン」はせいぜい伴奏程度が関の山で主役には到底なれない楽器の感を深くした。
とにかく、曲目のメロディがほとんど聴き取れずまったく音楽になっていない。始めから音楽性にはあまり期待していなかったが、これほどまでにはという感じ。
それに音の響きを楽しむのに重点をおけばいいのだろうが聞き耳をたてるほど美しくもなんともない。こんな楽器を主役にしてコンサートを企画した主催者の見識を疑ってしまった。
どんなに好意的にみたとしても、これ以上書いたら再び悪口の羅列になりそうなのでこの辺であっさりとお終いにします。
次に、
☆クルマの買い替えは遠い先
ガソリンの価格が高騰している。6月現在で1リットル当たり177円(ハイオク)、いつもセルフで給油しているがそれでもこの価格。年内には200円の可能性もあるとの噂もちらほらで、小遣いの方が心細くなる一方。
今、乗っているクルマはクラウン(アスリートV)だが燃費の悪さがそれに追い討ちをかけている。馬力(280ps)はいいのだが1リットルあたり6km~7kmぐらいしか走らず不経済なことこの上ない。これから釣りシーズンで走行距離も一段と伸びそう。それに排出ガスの環境問題で街を走るときに段々と肩身の狭い思いに。
ネットでよく「恋人に乗って迎えに来て欲しい車」なんかのランクを見ると、昔はポルシェなどだったが今どきはハイブリッド車が結構上位を占めている。
今さら恋人云々のそういう歳でもないが「スポーツカーや外車などの高級車がステータス」の時代ははっきりと変りつつある。いまやハリウッドの大スター(ディカップリオなど)でさえ小型のハイブリッド車で「セレモニー」の会場に乗り付けているご時勢。
今のクラウンは2000年1月に購入したが、以後2回もモデルチェンジがあって、もはや先々代の完全な旧型モデルで下取り価格もとても当てに出来ない。
走行距離が18万kmに達しているが、8年5ヶ月経過なので年平均にすると約2万km、ひと月に直すと1600km、1日にすると約50kmだからかなり乗っている方だろう。つまり交通の便が悪い地方に住んでいるので生活必需品並の取り扱い。
ガソリン代も高くなったしそろそろ買い替えどきだが、数ある選択肢のうち現在食指が動くのがトヨタが誇るハイブリッド車「プリウス」。最近、街を走り回るプリウスがやたらと目立ってきた。
以下、少々みみっちくなって計算高くなるが、何といっても燃費が1リットルあたり21km(実走)も走るのがいい。現在、ガソリン代が月3万円ぐらいだが、それが1万円ぐらいになる勘定で大変な魅力。年間にすると24万円も節約になる。
早速、近くのトヨタの会社に電話して「プリウス」の納車はどれくらいかかるかと聞いてみると何と注文後から3ヶ月程度だという。「えー、そんなにかかるの~」というのが第一声。
せっかちなので、3ヶ月待ちともなるとその間に気が変わりそう。現実感が急速に失せてしまった。ついでにモデルチェンジ(昨年9月にマイナーチェンジ)の時期も聞いてみたが簡単に教えてくれるはずがなく、「今ではネット情報の方が販売店よりも先です」と逃げられた。
それと、よく考えてみると、プリウスを購入したとしても新車の値打ちは目減りが激しいので、1年に24万円ぐらいの(車両価格の)降下じゃとてもきかない。
今のクラウンでは車両価格の目減りはほとんど無いに等しい。ということはガソリン代の節約と新車の価格降下とを比べるとどっちが得なのかがよく分からない。
それに、老いたりとはいえクラウンの乗り心地と加速はバカにならない。高速はもちろんだが交差点グランプリの出足もまずまずでほかのクルマに簡単に負けない。これまで幾多の挑戦を退けているし、現在でもマフラーをトムス製に替えたりしているので馬力はあまり衰えていない。こうみえても、そういう面での気だけは結構若い(軽薄?)のである。
プリウスは1500ccの排気量と電気モーターで2000ccクラスの走りというが、加速の面で2.5ℓターボ車には敵わないだろう。
結局、燃費とか加速性能、それに積載量や車両価格の低下などいろいろあって、ポイントが絞りきれないが環境問題には引き続き片目をつぶって、今の車を乗れるだけ乗ろうということになりました。
したがって、クルマの買い替えはずっとずっと遠い先のことになりそうです。
(えっ、「そんなことはどうだっていい」ですって?ハイ、ハイ。)