音の入り口となると音質的には「レコード」が一番だと思っているが、わかっちゃいるけど・・で、フォノモーター、トーンアーム、カートリッジ、レコード盤の優劣などを考えるとあまりにも面倒くさくて、ついデジタルに落ち着いてしまう。
まあ、音質的にはレコードが100点だとすると95点くらいはいくと思っているし、取扱いの便利さやコスパからすると総合点ではレコードを上回ると思っている。
そのデジタルにおいては、パソコンによる「ネットラジオ」、ブルーレイに収納したCDソース、CDトラポによる再生が我が家の3大潮流となっている。
この中で一番音がいいのは「ネットラジオ」で、DAC「A-22」(GUSTARD)による「384KHz」のハイレゾ再生が一頭地を抜いている。
ドイツ発の「モーツァルト専門チャンネル」と「オペラ専門チャンネル」はいつも朝起きぬけに関連機器のスイッチを入れて”いの一番”に耳を傾けている、というかBGM風にしてブログを創っているのが実状。
ところが2日前のこと、いつものとおりパソコンを立ち上げてから「AIMP」を開き「専門チャンネル」をクリックすると画面中央に「エラー表示」が出る。
何度やっても同じで、おかしいなあ・・。
パソコンのご機嫌が悪いのかと、いったん電源を落としてから再度起動させて繰り返すもやはり「エラー表示」が出る。
「さあ~、たいへん、ネットラジオが聴けない!」となると何だか両翼をもがれた気がして一気に落ち込んでしまった(笑)。
「ピンチはチャンス」という言葉があるが、こればかりは何も生まれてこないだろう・・、と嘆きつつさっそくこのネットラジオの設定をしてもらった「北国の真空管博士」に、朝食後に泣きついたところ「ああ、それは心当たりがあります」。
博士によると、このドイツの専門チャンネルは出力系統が2系統あるそうで、おそらく片方の出力を止めたのだろうとのご推測。
「いいですか、まず左上の環境設定をクリックしてください、すると中ほどにアップデートの確認というのがありますのでクリックして最新のものになっているかをまず確認してください」
「ハイ、確認しました」
「次にラジオの専門チャンネルを右クリックしてください。そして上から4番目のファイル情報をクリックしてください。ホームページが表示されますので、アドレスの最後を「-192」と書き換えてください」
言われたとおりにしてから、専門チャンネルをダブルクリックすると、何といつものモーツァルトが流れ出した。
飛び上がらんばかりに嬉しかったねえ~(笑)、博士、どうもありがとうございました。
同じ要領で「オペラ専門チャンネル」以下「ベートーヴェン」「バロック」を書き換えて無事完了。
博士によると理由はこうだ。
「このラジオ局は途中から2系統の出力になりましたが、あなたの専門チャンネルを設定をしたときは旧来のままの1系統でした。おそらく、この古い系統を廃止したのだと思ったので新しい系統のファイルに書き換えてもらったというわけです。おそらく音質も向上している筈ですよ」
そう言われてみると、何だか以前よりも一段と音が澄み切っている感じがする。
日頃から度々流されている「ハフナ―セレナーデ K250」(アンダンテ)の美しい旋律がひときわ身に沁みてきて”うっとり”~。(名曲中の名曲ですよ! ぜひユーチューブで聴いてみて・・)
これって、もしかして「ピンチはチャンス」だったのではなかろうか(笑)。
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