今朝(7日)の起床時の気温は「22℃」と、10月の声を聞いてから急に下がりだした。
暑からず、寒からず、一年のうちで今がいちばん快適な気候かもしれないですね。
気分爽快だと、オーディオ熱がさらに加速しそう・・(笑)。
さて、先日(9月28日)の、試聴会は後々(あとあと)まで実り多いものとなった。読書も音楽もそうだけど、受けた衝撃がどれだけ長く「尾を引くか」がポイントだと思う。
いちばん感心したのは、仲間が持参した「245シングル」アンプだったが、これは所詮は他人の持ち物である。
いわば他人の奥さんに横恋慕するようなもので、早々に諦めることが肝心・・、大量の札びらで頬を引っ叩く手もあるけどなあ~(笑)。
で、その次に刮目したのが「245」で鳴らしたツーィター「スーパー3」(英国ワーフェデール)だった。
周波数およそ「5000ヘルツ」以上を受け持たせたが、アンプ次第でこうも「光り輝く」ものなのか・・。
専用の真空管アンプを定めてパワーをしっかり入れてやると目が覚めるような切れ味のいい高音が出てくる。もう病み付きになりそう・・。
そこで、「245」の代わりに我が家でいちばん存在感のあるアンプ「WE300B」シングルで鳴らすことにした。
「たかがツィーターごときにWE300Bを・・」と、驚かれる向きもあるかもしれないが、この「思い切り」が見事に功を奏した。
よし、「245」と負けず劣らずだな、ふ、ふ、ふっ・・(笑)。
あまりの出来栄えに改めて「コーン型ツィーター」の能力に着目。
そういえばもう一つ「コーン型・・」を持っているよなあ。
それがこの「ツィーター」(口径10cm)で、同じワーフェデールの「赤帯マグネット」付きの代物。
これを「WE300B・・」で鳴らしたらどういう音が出るんだろうかと思った途端に胸がワクワクしてきた。
となると、さ~てどのツィーターと代えようか・・。
「075しかないよなあ・・」 → 「ツィーターをワーフェデールにしたらウーファーもワーフェデールがいいよなあ」
これがウーファーの「スーパー10」(口径25cm)、見るからに強力なマグネットの持ち主である。ただし、反応は早いけど低音のふくらみが少ないので量感はイマイチだし、中高音域の素っ気なさはグッドマンに比べて随分落ちる。
で、使うのなら低音域だけに絞った方が良さそうだなと、経験知が教えてくれる。
という単純な思考回路で自然と体が動いた。
その結果・・、
駆動するアンプはウーファー(ハイカット:700ヘルツ)を「PP5/400」、ツィーター(ローカット:5000ヘルツ)をWE300Bで鳴らした。
これで悪い音が出ようはずがない(笑)。
いやあ、満足、満足・・、「現世の極楽とはこういうものか!」と大いに満喫したが、3日ほど経つと我が家で「イマイチ」のスピーカーに興味が移った。
オーディオの楽しみって、どうやって気に入った音に仕立て上げるかに尽きますよね。
二系統あって、そのうちの一つが「PL100」(英国モニター・オーディオ)。
既製品のスピーカーであり、もはや弄り様がないが高音域の透明感がイマイチなんだよねえ。