オーディオ仲間と丁々発止でやり合った先日の「試聴会」の模様は、縷々二回に分けて投稿した通りで、第三者の視点を入れることで実り多きものとなった(と思う)。
4系統のうち3系統のスピーカーが見る影もなくズタズタにされたが(笑)、これはこれで良しとして、さらに改良の余地があると思っているので、まだ少なからず楽しみが残っている。
で、残るスピーカーはいよいよ2系統となった。
☆ 「TRIAXIOM」(英国グッドマン)
口径30cm(同軸3ウェイ)のユニットを自作の箱(板厚1.2cm)に収めている。
このユニットはもう弄り様がないので残された課題はただ一つ、箱をどうするかだろう。
1年前にオーディオ仲間(福岡)から、「ウェストミンスターに容れたらどうですか」と熱心に勧められたが、サブウーファーとしての役割も無視できないので「延び延び」となっている。いずれそのうち~。
で、最後に残るスピーカーはいよいよこれだけとなった。
☆ 「スーパー12」+175ドライバー
ウェストミンスターに内蔵しているのは「スーパー12」(口径30cm):英国ワーフェデール)。
補助バッフルのネジ穴をオリジナルのネジ穴と合わせるのに四苦八苦した記憶がある。
現在、クロスオーバーを、ハイカット「200ヘルツ」、ローカット「900ヘルツ」にしており何ら不満はないが、まことに日柄の良い秋の好日は「遊び心」を沸き起こさせるので困ったことだ(笑)。
このところゾッコンの「コーーン型ツィーター」を使ってみたらどうかな・・、ブランドも同じ「ワーフェデール」だから音色が合うのは間違いない。
というわけで、さっそく取り掛かった。このツィーターは受け持つ周波数帯域はせいぜい「5000ヘルツ~」あたりがまっとうなところだろう。
となると、「スーパー12」のハイカットを1000ヘルツあたりに持っていきたいところだが、となると低音域がまことに淋しいものとなる。
というのも、このウェストミンスターはハイカットを200ヘルツあたりにして「コイル」(ムンドルフ)で(低音域を)塞いでやらないとローエンドまで伸びのある本格的な低音は出てくれない。
ちなみに、タンノイのシステムに共通する「クロスオーバー1000ヘルツ」がはたしていいのかどうか、使用者は今一度真剣に考えて欲しいと、いつも思う。(まあ、要らん世話だが~笑)
となると、今回のケースでは200ヘルツ~5000ヘルツまでに周波数の空白帯が出来てしまう。
そこで出番が来たのがこのスコーカーだ。
口径12cm(テクニクス)のユニットで再生帯域は「200~6000ヘルツ」と、もってこい
さっそく郊外の大型「100均」店にクルマを走らせた。すぐにお目当ての品物を見つけた。
何に使うのか・・、スピーカーの「置台」である。
かくして、全容が明らかになった。
さあ、どういう音が出てくるかハラハラドキドキ・・、乾坤一擲の大勝負だっ!
以下、続く。
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