本のタイトルは忘れたけど、著者は名脚本家として知られる「橋本 忍」氏だった。こういうことが書いてあった。(要旨)
「名作として知られる「七人の侍」の脚本は「小国英雄」「黒澤明」「橋本忍」の3人による共作だった。
審判役は「小国の旦那」で、黒沢と橋本の両者が書いたものを比べて、「これはいい」「悪い」を冷静に取捨選択した。
ところが後年の黒澤さんは、独りで脚本を書くようになったために独善的になって作品自体が色褪せたものになっていった。やはりプレイヤーが審判役を兼ねるのはよくない・・」
同じようなことがオーディオにも言えるのではあるまいか(笑)。
たしかに「自分(プレイヤー)さえ良ければそれでいい」という趣味だが、どうしても思い入れが強いとフィルターがかかってつい目(耳)が曇る・・、そこでときどき冷静な第三者の耳を借りて判定してもらうことも必要かな・・、と思うわけ~。
というわけで、去る15日(日)に近隣のオーディオ仲間「Y」さんに見えていただいた。
およそ1か月ぶりくらいかな~、節目、節目で謙虚な気持ちになって判断を仰いでいる「ありがたい存在」だが、今回は対象がひときわ多かった。
☆ 「PL100 + 075ツィーター」
☆ 「口径20cmのユニット + スーパー3(第1ツィーター)」
☆ 「スーパー10 + スーパー3(第2ツィーター)」
☆ 「AXIOM80」
これらのスピーカーをおよそ3時間に亘って聴いてもらい、審判役として忌憚のないご意見をいただいた。
想像以上に「予想外の展開」となったのは、開催の趣旨から実にありがたいことだった・・・、そして、やはり「審判役は必要だった」との思いを強くした。
それでは、個別に俎上に載せていくとしよう。
以下、続く。
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