つい先日のブログ「もったいない精神の追放」について、オーディオ機器の始末に絡んでメル友の「K」さん(横浜)からメールをいただいた。
私も「オーディオ機器高価買いとります」のTV広告を観ましたが「これだけの」ことができるのは「安く買って高く売る」すなわち価値がわからない遺族を言いくるめて「たたき買い」するみたいです。
聞いた話ですが(自身で調査してません)今国産のオーディオ製品は海外で高く売れるらしいですよ。
私は信頼しているオーディオ屋さんの責任者に「死んだら一式引き取り次の方に」とお願いしてます。」
「ほう、いいこと聞いた!」とダボハゼみたいに飛び付いた(笑)。
「なるほどですね・・、海外向けのブローカーが暗躍してますか。その、オーディオ屋さんにわたしも依頼しておこうかな・・。よろしかったら、ご紹介ください。」と依頼。
すると、すぐに返信が届いた。
それはK市で事業されている「O取締役」です。
私は真空管に目覚めるのが遅く、Oさんとは2011年ころからのお付き合いですが、(Oさんが)東京出張時に拙宅に寄っていただいたのですが、たまたま「Thorenseプレーヤを譲り受けたが調子が悪い」と話したところ「できるかわからないけど持って帰ってチェックしてみましょう」と。
その後「以前プレーヤ開発時に世話になった技術者に集まっていただき問題点は抽出できました」、そして戻ってきた製品は「完璧」で安心して音楽を楽しめてます。費用は4万円弱!(交換部品程度)
誠実さはピカ一、信頼できる方です。ご検討いただければ「つなぎ」ます。(真空管にも明るい方です)。」
さっそく返信。
「とてもありがたい話です! まとめて面倒見てもらいたく繋いでいただきたいと思います。ところで、O様はいくつぐらいの方ですか? 私よりも確実に〈死への)順番が後の方なんでしょうね?(笑)」
以下、当事者のOさんからのメールも絡んできて話が進展していったが、内容の紹介まではOさんのご了解を得ていないので非公開とさせていただきます。
実にありがたいことで、ご親切なKさん・・どうもお手数をおかけしました!
そして、次は前回のブログ「裁判の現実と闇の底」について、南スコットランド在住の「ウマさん」からのメールを紹介させていただこう。
かつて司法試験を目指した人間の想いとして、三点ほど挙げたい。
1 僕の周りにいた人間の中で、人間的魅力のある人物が司法試験に合格したケースもあるが、こんな奴が合格するのかと憤然とした経験も少なくない。つまり、ひたすら勉強勉強で、社会の喜怒哀楽など知らない人間が、難関の試験を経て法曹界に入り、そして、人を裁く…
2 冤罪の発生は、警察や検事の面子や思い込みが、その背景にあるケースが少なくない。
僕自身、冤罪の経験があります…
昔むかし、大阪は阿倍野で、買ったばかりのホンダのナナハンで走ってた時、前を走ってたホンダカブが、女の子が乗る自転車に追突して逃げよった。
僕はひっくり返って泣いている女の子を起こし110番に通報した。ところが、その女の子は警官に、僕が追突したと証言した。頭が混乱してたのはわかるけど、そりゃあんまりや。
阿倍野署に連れていかれ、取り調べの警官は、てっきり僕が追突したものと思い込んでる。そこで…
女の子が乗ってた自転車を起こした時、リムに絡まったカブのカウルの破片を拾ってポケットに入れてたのを警官に見せた。
そして、ラッキーだったのは、高校のラグビーの先輩が阿倍野署に勤務していたので彼を呼んでもらった。
彼が「事故を起こして知らぬ存ぜぬを言う人間ではない」と強く言ってくれたことと、女の子も「そう言えば中年の男やった」と証言するにおよび、めでたく冤罪が晴れたんです。
冤罪は「思い込み」によるものとつくづく思いました。
3 ある精神科医のコメント…凶悪犯罪を起こす人間は、人間的情操や情緒の形成があまりなされていない。それらを育むのが、音楽であり、読書であり、美術や映画などである。
したがって「音楽とオーディオ」の小部屋の主どのや僕などは、凶悪犯罪をしでかすことはないと言えますね。よかったよかった。ホッ。」
さっそく返信。
「貴重なアドバイスありがとうございます。当時者にならないとわからない冤罪の危険・・、実際にそういうことが起こりうるんですね! 今さらながら 疑わしきは罰せず の真意がわかりました。いちばん悪いのは無罪の人間が有罪になることなんですね~」
以上、メル友さんたちにご教示いただき感謝の至りです!
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