「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

当たるも八卦当たらぬも八卦~その1~

2014年12月18日 | オーディオ談義

タイトルにある「当たるも八卦(はっけ)当たらぬも八卦」の意味は、もう言わずもがなだろうが「占いは当たりもするしハズレもする」(広辞苑)。

「品質保証」が定かではないオークションで購入した品物も「当たりもするがハズレもする」。これまで通算すると、おそらく300件前後の商品を落札したと思うが「当たり」の確率はおおよそ7割程度ぐらい。

もっとも「当たり」といってもその基準はあくまでも落札価格に見合った性能というわけで満足度50%から100%まで様々である。そして、完全にハズレたときはお金が伴っているだけに悲劇である(笑)。

この1か月あまりの間にオーディオ関連の小物を6点ほど落札したが、当たりもあればハズレもあった。そのうちのいくつかをピックアップしてみよう。

☆ GOLDMUND ゴールドムンド バナナプラグ(落札日:2014・11.16)

          

「バナナプラグ」と言ってもピンとこない方もあると思うがその使い道を一言でいえばSPコードをメインアンプのSPターミナルに接続するときに使用するものである。

もちろん「シンプル イズ ベスト」の法則どおり、音質的にはこういうものを使用せずに裸線のままで繋いだ方がいいに決まっているが、我が家では一つのスピーカーにいろんなアンプを日変わりで接続しているので、手間を省くために仕方なく使用している。

微小電流を扱うプリアンプ側とは違って、音声信号を増幅した後の比較的強い電流を扱うパワーアンプ側に使うのだから「まあ大目にみておくれ」という心境である(笑)。

それに先日、同じ「AXIOM80」仲間のSさん宅(福岡)を訪れたときに音質にあれほどこだわるSさんが何ら抵抗なく使用されていたので安心感を覚えたのも理由のひとつ。

現在、使用しているバナナプラグはなかなかの優れもので音質の劣化は自分の耳ではいっさい感じないし、簡単に接続できるので非常に重宝している。

            

そこでバナナプラグの効用を幾分見直してもっと手軽に接着できるタイプはないものかとオークションを漁ってみた。

現用品はSPコードをプラグに接着させる方法がちょっと複雑で(2か所を小さなネジで締めるタイプで極小の専用ドライバーが要る)、もっとシンプルなものをという狙いからだったがすぐに目についたのがこの「ゴールドムンド」だった。

非常にシンプルな形をしているし、マニアならご承知だと思うがスイスの高級オーディオブランドなので品質的に間違いはなかろうという期待もあった。

落札後2~3日で品物が届いたのでさっそくSPコードを接続して、アンプ側のSPターミナルに接続しようとしたところ何とサイズが合わず穴に入らない!バナナプラグ側の棒状の部分の直径が大きすぎるのである。

そこで6台の真空管アンプを次々に試してみたところ辛うじてサイズが合ったのは1台だけという惨状。

こういうトラブルは予想だにしなかったのでガックリ~。バナナプラグにも適正サイズというものがあったのだ!

もちろん初期不良でもないので返品するわけにもいかず、現在何とか使い道はないものかと猛烈に思案中(笑)。

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