「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

「鬼が出るか、蛇が出るか」ハラハラドキドキ

2015年12月11日 | オーディオ談義

去る7日(月)に半日かけて入れ替えた我が家のSPユニットたち。

         

これがフィリップスの口径30センチのアルニコ・マグネットタイプだが、これをウェストミンスターの箱に取り付けてみた。

          

次に、SPユニット「AXIOM300」ユニットをグッドマン指定の箱に取り付けて、両者の完成後の画像がこれ。

            

今日(11日)が金曜日だから早くも5日目になるが、ようやく「こなれた音」が出てくれて各ユニットが落ち着くところに落ち着いたという感じ。一番変わったのが「AXIOM300」でウェストミンスターの箱に入れていた時よりももっと奥行き感があって豊かな音が出てきたのにはほんとうに感激。やはりグッドマンとタンノイさんは水と油だ。

これでスピーカーシステムが3系統になったことになるが、それぞれの用途は次のとおり。

第一システムの「AXIOM80」はボーカルやヴァイオリンソロなどの小編成向け。第二システムの「AXIOM300」は中編成のクラシック向け。第三システムの「フィリップス」はジャズや大編成のクラシック向けといった具合。

ただし、これらの
スピーカーを生かすも殺すもパワーアンプ次第だし、そのパワーアンプを生かすも殺すもプリアンプ次第だし、これら全体の生殺与奪の権利を握るのが前段機器(CDプレイヤー)というわけだが、、自分の気に入った音を出そうと思えばなかなか手を抜けないのが真相。

我が家のシステムを観察した場合、プリアンプ部分がちょっと弱いかなあ~。

以前のブログで「プリアンプ不要論」をぶったこともあるが、今となっては若気の至りで一概に決めつけるわけにもいかないようで、つまるところ個人ごとのシステム次第で要・不要論が分かれてしまう。

現在の我が家のシステムではプリアンプがあった方がベターと見ているので常日頃チェックしていたところ、ふと目に留まったのが、大西正隆工房製の真空管式プリアンプ。見ただけで何だかいい香りが漂ってきたのが不思議(笑)。

使ってある真空管が比較的簡単に手に入りやすい12AU7(4本)、大切な出力トランスにファインメットコアが使ってある、低音補強(70ヘルツ以下)が付いている、というこれら3点が決め手となってアッサリ試してみるかなあ~。

              

            

このプリアンプが到着したのが忘れもしない11月30日だったので、10日ほど経過したことになるが今のところ満足度100%!

唯一の難点が使ってある12AU7が新品の中国製で、これはこれで悪くはなかったが精神衛生上あまり良くないので(笑)、すぐにムラード製に取り換えた。

これで明日
12日(土)開催の我が家での「AXIOM80愛好家の集い」に向けて「準備万端」のつもりだが、オーディオの猛者連を相手に、はたして「鬼が出るか、蛇が出るか」ハラハラドキドキ(笑)。

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