「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

ブログの反響

2023年10月13日 | 独り言

珍しいことに3日間にわたって更新しないまま放置した先日のブログ「音楽家とオーディオの希薄な関係」

ブログを「無事の便り」にしている娘からは「お父さん、更新してないけど大丈夫・・、気温が下がったのでまた心臓が悪くなったんじゃないの?」「ああ、相変わらず元気だぞ!」

で、更新しなかった理由を端的に言えば、それはアクセスが好調だったから~。

なにしろ日を追って尻上がりに(アクセスが)伸びるんだから、こういう事象は極めて珍しい。

やればできるじゃないか・・、と久しぶりに「充足感」に浸った(笑)


読者はこういう内容が好みと見える、と同時に「ありきたり」の内容では満足してくれないレベルの高さを意識しましたよ。

いやはや、鍛えられます~、まあ望むところですが(笑)。


で、反響のメールも2件いただいたので、時系列に紹介させていただこう。

まずはトップバッターのご登場。

☆ 南スコットランド在住の「ウマ」さんからのお便り

よもやまばなしをいくつか…
どうぞ読み捨てて下さい。
 
…音楽家はオーディオに興味を示さない…
 
僕の長女、ミュージシャンの「くれあ」は再生装置を持ってません。いや、時々、スマホで、なんか聴いてるようだけど、家にいる時はほとんど朝から晩まで練習してます。

大の親友、日本フィルのソロコンサートマスター木野雅之は、ケンウッドのミニコンポを持ってるけど、ほとんど聴かないと言ってましたね。

スコットランドへ来るたびに、僕の部屋で芋焼酎を呑みながら音楽を聴く彼、「いい音だなあ!」とは言ってくれるものの、すぐ寝てしまう。いびきをかいて…
 
英国の人気バンド「ペットショップ・ボーイズ」とのヨーロッパ&UKツアーを終えてロンドンに戻った「くれあ」を、宇多田ヒカルが訪ねてきて、来年夏の日本ツアーにぜひ参加して欲しいと言う。ロンドン在住10年の宇多田ヒカルは、以前より「くれあ」に注目していて、くれあが出るコンサートには何度も行ったそうです。

「PSB」は、来年、結成40周年で、かつてない規模の世界ツアーを予定していて、「くれあ」は宇多田ヒカルの希望を受け入れることが出来るかどうか微妙だと言う。

でも、せめてリハーサルだけでもと言う宇多田の要請で、「くれあ」は、今、ロンドンのスタジオで、宇多田ヒカルと音合わせをしてます。

宇多田の性格の良さと、誕生日が5日違いということもあって急速に仲良くなり、一緒に地下鉄に乗ってラーメンを食べに行ったりしてるようです。

宇多田のマネージャーのマイケルは、くれあに「日本ツアー中は一日千ポンド(約18万円)を支払う」とまで言ってくれてるようだけど、さて、どうなるか? 宇多田のマーケットは主に日本だけだけど「PSB」は世界中のアリーナを満員にするんでね。

アメリカ生まれアメリカ育ちの宇多田は、スコットランドの英語が一番好きだと、「くれあ」に言ってたそうです。

「くれあ」が面白いことを言ってました。彼女はロックギタリストの布袋寅泰さんと、とても仲がいいんで…
「もし、日本ツアーに参加したら、ビッグサプライズで、布袋さんをステージに呼ぼうかな。みんなびっくりやろね」…だって。
 
宇多田ヒカルと言うと、我々の世代では、何と言っても藤圭子ですよね。沢木耕太郎の「流星ひとつ」は、貧しくて賽銭を盗んでいたと言う彼女の生い立ちに、涙なしでは読めない。
 
涙なしで聴けないモーツァルトって結構あるけど、逆に笑っちゃうモーツァルトって、ご存知やろか?

ネットでストリーミングしてみて下さい。入力は…
「CLASSIC MEETS CUBA」

一曲目の40番、ドイツのピアノトリオに、キューバのパーカッション二名が加わってます。つまり、あの40番を5人で演奏してるわけ。
これ「音楽とオーディオ」の小部屋の主さん、たぶん、笑っちゃうと思うよ。


 
写ってないけど、写真右下の方にあるコーヒーテーブルには1776年クレモナ産の時価一億円「ロレンツォ・ストリオーニ」とフランス製の弓、時価1200万円が…計一億千二百万円をそこらにポンと置いて
芋焼酎…いやはやの方や、木野は…

以下、続く。


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オーディオ秋の陣~自縄自縛~

2023年10月12日 | オーディオ談義

前々回の「オーディオ秋の陣~ツィーター騒動~」の続きです。

オーディオの楽しみっていろいろあると思うけど、スピーカーなどを弄り回して自分の色(個性)に染め上げる楽しみってのがありますよね。

そう・・、音の良し悪しは別として、自分の気に入った音に出来るかどうかの挑戦。

秋という季節はそれに相応しい最適な気候じゃないかな~。

で、我が家にはいまだに自分の色に染め足りないと思っているスピーカーが2系統ある。

そのうちの一つがこれ。

英国モニター・オーディオの「PL100」。ネットでググるといろいろと詳細な解説がしてあります。



2年ほど前に「一目惚れ」して購入したスピーカーだけど、「そそっかしい」ものだから中身の方はあまりよく確認しなかったため、後で臍を噛む羽目となった。

というのも、インピーダンスが「4Ω」、能率が「88db」と真空管アンプ向きではなかった・・、言い換えるとハイパワーのTRアンプで鳴らすことを前提にしたスピーカーだった。

もし、真空管アンプで鳴らすとしたらインピーダンスは「8~16Ω」、能率は「95db」以上が望ましい・・、これって常識ですよね。ときどき大ポカをやるが、これは代表例(笑)。

もちろん、真空管アンプで鳴らないこともないが、やはりTRアンプで鳴らしたら「さぞかし・・」という寂寥感は明らかに否めない。

で、その寂寥感の主たる原因だが、この「PL100」はクロスオーバーが「2800ヘルツ」になっており低音域(2800ヘルツ以下)はともかく、それ以上の「リボンツィーター」(2800へルツ以上)がどうもスッキリ音が抜けきらない感じがしてしようがない。

「PL100」専用のTRアンプを買うのも対策の一つで、「オークション市場」では、TRアンプの安値が続いており、そこそこの値段で一昔前の立派な代物が簡単に手に入るのは承知している。

とはいえ、「TRアンプは倍音の再生に不適」と広言してきた以上、節を曲げるのも嫌だしねえ。

こういうのを「自縄自縛」というのかな・・(笑)。

そこで、可能な範囲で「PL100」にトライしてみることにした。

前述した「高音域」の不満を何とか解消できないものか・・、そこで窮余の一策として登場させたのが「075ツィーター」(JBL)である。



超重量級のステンレスホーンに包まれた「075」をドカンと「PL100」の上に載せてみた。箱鳴りを利用したスピーカーではないのでまあ、いいだろう・・。

しかも、英国風の品のいい響き(文化)に開放的なアメリカ風文化を無理やり付け加えるという野蛮な所業も大目に見て欲しい(笑)。

「ブラック型コンデンサー」(ウェスタン製)を使って「8000ヘルツ」あたりでローカット。



で、駆動するアンプは「PL100」を「WE300Bシングル」アンプ、「075ツィーター」は110dbと極めて能率が高いので低出力の「71Aシングル」で十分。



例によって、100ヘルツ以下の低音域は「ウェストミンスター」(サブウーファー)に任せて、別のプリアンプとパーアンプで駆動。

さあ・・と、ワクワク、ハラハラしながら耳を澄ませてみると、

高音域のスッキリ爽やか感が素晴らしい!!

クラシックからジャズ、ポピュラー、演歌まであらゆるジャンルが自家薬籠中の物となる。とりわけ「シンバル」は「075」の独壇場・・。

やはり「オーディオの神様」はいるみたいですね、どうやら不断の涙ぐましい努力に報いてくれたようだ・・、アハハ~(高笑)。

で、一難去ってまた一難、もう1系統の(自分の色に染め足りない)スピーカーがまだ残っている。

以下、続く。

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音楽家とオーディオの希薄な関係

2023年10月09日 | 音楽談義

「指揮者や演奏家などの音楽関係者は総じてそれほどオーディオに熱心ではない」ことに何となくお気付きの方は多いと思う。

高価なオーディオシステムをそろえて「悦に入っている」のは、大半が素人さんだよね(笑)。


さらに身近な例をあげると、桐朋学園を卒業後渡独して指揮者「チェリビダッケ」の薫陶を受けた高校時代の同窓生をはじめ、プロと称される音楽家でオーディオに熱心な事例を未だ見聞したことがない。

音楽好きなら家庭でも「いい音」で聴きたいはずだけどなあ・・。

いったい、なぜ?

これまでにも、その理由に対していろいろアプローチしてきたが、所詮はオーディオ愛好家からの視点なので「隔靴掻痒」(かっかそうよう)の感を免れなかったが、このほどメールを整理していたら、実に「ごもっとも」と感心した内容に出会ったのでここに公開させていただこう。

中にはお褒めの言葉もあったりして、そういうことまで臆面もなく公開するのかと読者からお叱りを受けそうだが「一字一句ありのまま」ということでどうかお許しいただきたい。

それでは以下のとおり。

「音楽&オーディオの小部屋」さんへ

いつも楽しく愛読させていただいております。貴兄の飽くことなき音の探求にはひたすら敬服しております。私も復刻版とはいえAXIOM80を使っていますのでたいへん参考になっています。

このユニットは貴兄がおっしゃるとおり「低音をどうするか」が要諦ですので迷いは尽きませんね。が、なぜか、よく言われていますような「鳴らすのが難しい」とはあまり感じたことがありません。

要求水準が低いのかもしれませんが、素直な良いスピーカーだと思っています。

本題が後回しになってしまいました。

貴兄が箇条書きされた「音楽家がオーディオに熱心でない理由」ですが、そのうちの一つ、メル友さんの「(オーディオは)手がかりに過ぎない」は、なるほどと感心しました。

全て当てはまるような気がします。が、決定的なことが漏れているのではないかと思いました。

ここでの「音楽家」が「プロ」なのか「アマチュアにちょっとプラスアルファ」なのかわかりませんが私には「彼らには決定的に時間が足りない」のじゃないかと思います。

「人様が演奏しているのなんか聴いている暇があったら練習しなくてはいけない」のだと。

「1日でも練習をサボったらそれが聴衆にわかってしまう」と言ったのは、ピアニストの誰だったか・・・。晩年のホロヴィッツだったかもしれません。

卑近かつ低次元な話で申し訳ありませんが私も30代末から十数年間ピアノ教室に通いつつ練習していましたが趣味とはいえ発表会の前、数か月は余暇はすべて練習に費やしました。(それにしては「ヘボ」でしたが)

そんな私でも「一日でも練習をサボったら、二日分後退してしまう。」と脅迫観念に囚われたものです。

ましてや、プロともなれば1曲を仕上げるのに、数か月いや年単位でしかも1日じゅう寝食を忘れて練習が必要でしょう。そのプレッシャーたるや如何ほどのものか・・・。想像するだに恐ろしい。

たしか内田光子さんだったと思いますが「1日8時間は」とインタビュー記事にあったような記憶が・・・。

でも、この辺のプロ事情は文献などで貴兄の方がよほどお詳しいことと推察いたします。

また「音楽家」がiPODの音に”いい音ね”って簡単に感激するのは実は彼らなりのリップサービスで真意は「プロでないあなたたちこそ音楽をほんとうの意味で楽しんでいるのね!」ってことでしょうか。

私も先生から「生徒さんこそいろんな音楽を知ってて楽しんでるのよね~」ってマジで言われたことがあります。

そうなんです!彼らは自らが演奏するジャンル以外の音楽に関しては無知であることを強いられているのです。

しかも、最も多感な時期にず~っと。これも「決定的に時間が足りない」からでしょう。

また「彼らは客席でどう聞こえるかはあまり気にしていない」も、たぶん違うような気がします。

彼らの関心事はただただ「自分の演奏が聴衆にどう聞こえ、かつ訴えかけるのか」では、無いでしょうか。

何しろそれが「プロがプロたる所以」なのですから・・・。

ここでも「一日でも練習をサボったら聴衆にバレてしまう」という苦悩に満ちた告白が思い起こされます。

以上、一つの意見として気軽にお聞き流しくだされば幸いです。

たいへん失礼しました。」

以上のようにたいへん理路整然としたメールでした。さすがに音楽「通」が使う「AXIOM80」の愛好家さんだけのことはありますな(笑)。

このブログもこういうハイレベルの方を意識して、もっとレベルアップしなければと痛切に思うが、能力以上のことは出来ないしねえ(笑)。

それにしても、音楽家になんかなら(れ)なくてよかった、膨大な練習量に割くあまり肝心の音楽が楽しめないなんて何のことかわかりませんよねえ。

ふとモーツァルトの逸話を思い出した。

モーツァルトが死の床に就いていたときに、当時上演されて大当たりを取っていたオペラ「魔笛」に思いを馳せながら時計を見て「そろそろ夜の女王の出番だなあ。肝心のときに自分の才能をゆっくり楽しめないなんて情けない・・。」と、思わず涙したというもので、その代わりといっては何だが後世の人間が大いに楽しませてもらっている。

すべての芸術作品は創作者の犠牲の上に成り立っていると言えないこともないですね・・、もっと感謝しながら鑑賞しなくちゃ~。

最後に「チャットGPT」に訊いてみた。「指揮者や演奏家などの音楽関係者がオーディオに熱心ではない理由」について

指揮者や演奏家などの音楽関係者がオーディオ機器やオーディオの技術に熱心でない場合があるのは、以下の理由が考えられます。

1 生の音への重視
指揮者や演奏家は、自らの楽器やオーケストラの「生の音」に耳を慣れさせています。オーディオ機器を通じて聞く音と実際の生の音とは、音色や響きが異なる場合が多いため、彼らは生の音を最も信頼しています。

2 技術より感覚
 音楽の演奏や指導は、技術的な側面だけでなく、感覚や情熱、直感も大切にします。オーディオ機器の技術的な側面に注力するよりも、音楽の表現や感情の移入に重点を置きたいと感じることが多いでしょう。

3 時間とリソース
高度なオーディオ機器や技術に精通するためには、時間とリソースが必要です。多くの指揮者や演奏家は、自らの演奏技術の向上や楽曲の研究に時間を費やすことを優先するかもしれません。

4 必要性
コンサートホールやスタジオでの演奏は、特定のオーディオ機器を使わずとも、多くの聴衆に対してその場の音楽を伝えることができます。そのため、高度なオーディオ技術に精通する必要性を感じない場合もあります。

5 オーディオの誤解
 一部の音楽関係者は、オーディオ機器や技術が音楽の本質を歪めるものとして見ることがあるかもしれません。このような考え方は、オーディオ技術に対する誤解や偏見からくることも考えられます。

それにもかかわらず、多くの音楽関係者もオーディオ技術に興味を持っていることは確かです。録音技術や音響学は、音楽の普及や研究において非常に重要な役割を果たしています。

なぜ、こういう質問をしたかというと「オーディオの役割と意義」を改めて炙り出すためだが、なかなか「いい線」をいってる解答だと思います・・・、皆さまはいかがですか~。



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「オーディオ秋の陣」~ツィーター騒動~

2023年10月07日 | オーディオ談義

今朝(7日)の起床時の気温は「22℃」と、10月の声を聞いてから急に下がりだした。

暑からず、寒からず、一年のうちで今がいちばん快適な気候かもしれないですね。

気分爽快だと、オーディオ熱がさらに加速しそう・・(笑)。

さて、先日(9月28日)の、試聴会は後々(あとあと)まで実り多いものとなった。読書も音楽もそうだけど、受けた衝撃がどれだけ長く「尾を引くか」がポイントだと思う。

いちばん感心したのは、仲間が持参した「245シングル」アンプだったが、これは所詮は他人の持ち物である。



いわば他人の奥さんに横恋慕するようなもので、早々に諦めることが肝心・・、大量の札びらで頬を引っ叩く手もあるけどなあ~(笑)。

で、その次に刮目したのが「245」で鳴らしたツーィター「スーパー3」(英国ワーフェデール)だった。


周波数およそ「5000ヘルツ」以上を受け持たせたが、アンプ次第でこうも「光り輝く」ものなのか・・。

専用の真空管アンプを定めてパワーをしっかり入れてやると目が覚めるような切れ味のいい高音が出てくる。もう病み付きになりそう・・。

そこで、「245」の代わりに我が家でいちばん存在感のあるアンプ「WE300B」シングルで鳴らすことにした。



「たかがツィーターごときにWE300Bを・・」と、驚かれる向きもあるかもしれないが、この「思い切り」が見事に功を奏した。

よし、「245」と負けず劣らずだな、ふ、ふ、ふっ・・(笑)。

あまりの出来栄えに改めて「コーン型ツィーター」の能力に着目。

そういえばもう一つ「コーン型・・」を持っているよなあ。



それがこの「ツィーター」(口径10cm)で、同じワーフェデールの「赤帯マグネット」付きの代物。

これを「WE300B・・」で鳴らしたらどういう音が出るんだろうかと思った途端に胸がワクワクしてきた。

となると、さ~てどのツィーターと代えようか・・。

「075しかないよなあ・・」 → 「ツィーターをワーフェデールにしたらウーファーもワーフェデールがいいよなあ」



これがウーファーの「スーパー10」(口径25cm)、見るからに強力なマグネットの持ち主である。ただし、反応は早いけど低音のふくらみが少ないので量感はイマイチだし、中高音域の素っ気なさはグッドマンに比べて随分落ちる。

で、使うのなら低音域だけに絞った方が良さそうだなと、経験知が教えてくれる。

という単純な思考回路で自然と体が動いた。

その結果・・、



駆動するアンプはウーファー(ハイカット:700ヘルツ)を「PP5/400」、ツィーター(ローカット:5000ヘルツ)をWE300Bで鳴らした。

これで悪い音が出ようはずがない(笑)。

いやあ、満足、満足・・、「現世の極楽とはこういうものか!」と大いに満喫したが、3日ほど経つと我が家で「イマイチ」のスピーカーに興味が移った。

オーディオの楽しみって、どうやって気に入った音に仕立て上げるかに尽きますよね。



二系統あって、そのうちの一つが「PL100」(英国モニター・オーディオ)。

既製品のスピーカーであり、もはや弄り様がないが高音域の透明感がイマイチなんだよねえ。

さあ、こいつをどう料理しようか・・。

以下、続く。



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「素敵なプレゼント」と「原監督の退任劇」

2023年10月06日 | 独り言

毎日、健康維持のため「40分ウォーキング」を欠かさないようにしているが、そのコースといえば150戸余りが寄り集まった住宅地の中を縫うように歩いているので、いわば「生活道路」コースということになる。

当然、接触機会も多くなり 顔馴染も増えてくる。

たとえば、庭いじりをしている方と視線が合えば「コンニチワ~」・・、そのうち時には相手方から話かけてきて立ち話となる。

そういう中のお一人が「M」さんで、お歳の頃80歳ぐらいのお婆ちゃん。昔は学校の先生だったそうで、同じ先生だったご主人を数年前に「肝臓がん」で亡くされた由。

先日のこと、「眠れなくて夜が来るのが苦痛なのよ~」との訴えに、

「あっ、それは運動不足です! ぜひ、ウォーキングをした方がいいですよ~」

そして、数日経って昨日のことだった。自宅の前で偶然お会いしたところ、「あれっ、なんだか溌溂としてスマートになりましたねっ」と、まずは賛辞を呈してみたところ、

「そうなのよ、お宅を見習って毎日歩こうと思い立って、もう毎日1万歩くらい歩いてるわよ。おかげさまで夜も眠れるようになりました。お礼に、といっても大したものでないけど、趣味でやってる「割りばし細工」を後から持ってきます」

「いいえ、そんな~、気を使わなくて結構ですから・・」



左から「猫」「鶴」「ペンギン」。

「随分お器用ですね・・、老人会などで教えてあげたらいかがですか」「いや、彫刻刀を使うので危ないわよ」「・・」

これらの労作を玄関先に飾ることにした。



☆ 巨人「原監督」の退任


「もう絶対に原さんは辞めて欲しい・・、選手の起用がでたらめなんだから! 岡田監督(阪神)を見習ってほしいわ。」

と、シーズン中の中継番組を観るたびに「家人」(大の巨人ファン)がいつも「歯ぎしり」していた。

そのたびに「東海大卒と早稲田大卒の違いじゃないかな・・」(該当する方にはごめんなさいね・・)と妙な慰め方をしていた。

だいたい昨年だって4位だったのでいさぎよく不振の責任を取って辞めるかと思っていたら、あつかましく「居直り」を決め込んだので「2億円(報酬)がそんなに大事か!」と、白けた気分になったものだった。

おそらく、今年もコーチ陣に責任を押し付けて居直りを決め込むに違いない・・、と踏んでいた。

ところが、今年は予想外にも契約期間を1年残してこのほど退任の発表。

結局、ご本人が不振の責任を取らされて「詰め腹(原)」を切らされた恰好だね、これは(笑)。

早朝のネット記事を見たので、さっそく「おい、原が辞めると書いてあるぞ~」と、家人に言ったところ「ああ、よかった! 後任は誰?」「ヘッドコーチの阿部らしいぞ・・」と、その時は実にうれしそうな顔をしたものだった。

しかも「コーチの人選」にまで言及しだしたのには驚いた。二岡(二軍監督)、桑田、斎藤の名前が次々と・・。

ところが・・。

6日(水)の最終戦で
、「1対0」と巨人が「DNA」戦で辛うじて勝利し、お別れのあいさつのセレモニーに移ったところ、なんと家人が涙ぐんでいる・・。

「お前、どうしたんや・・・」

涙声になって「なんだか原さんが可哀そうになって・・」

「因果応報じゃないか~、俺なんかちっとも可哀そうなんて思わないぞ!」

「女心と秋(飽き)の空」(女心は移ろいやすい)、というか自分の方がドライで冷たい人間なのかもしれないなあ(笑)。


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「カタリン・カリコ」氏 ノーベル賞受賞

2023年10月05日 | 独り言

一介の「市井の徒」の予想が当たろうと当たるまいと、大したことはないが、昨年(2022年)6月2日付けのブログ「ノーベル賞確実のワクチン開発者」での予想が的中した。



それでは、以下のとおり再掲させてもらおう。

およそ2年半にわたって猛威を振るってきた「コロナ禍」もどうやら終焉を迎えつつあるようで、このところ全国的に罹患数、重病者、死者数が減ってきている。

現在開会中の「国会審議」でも「マスク着用の是非」が討論されるほどだから、ひと頃とは隔世の感がある。

で、あの100年前の「スペイン風邪」も2年半で終焉を迎えたそうなのでやはり最低でもそのくらいの期間が必要なのだろうが、
当時とは違って現代は飛行機などによる国際的な人の往来も桁外れであり、むしろよくぞ2年半ぐらいで終わったと喜ぶべきことかもしれない。

そして、この功績の立役者となると誰が何といおうとやはり「ワクチン開発者」でしょうよ。



世界的な英知の持ち主「7名」が寄稿した「コロナ後の未来」を読んでいたら、このワクチン開発者が登場していた。

ちょっと長くなるが引用させてもらおう。(38頁)

「つい数年前まで、ごく限られた研究者にしか知られていなかったカタリン・カリコ氏(67歳女性:ハンガリー出身)だが、新型コロナウィルス感染症用ワクチンの開発者として世界中で知られるようになった。

ファイザー/ビオンテックとモデルナがワクチンとして初めて活用したのがメッセンジャーRNA(以下、mRNA)である。

1978年にハンガリーのセゲド生物学研究所で研究者としてもキャリアをスタートさせたカリコ氏は、その時からRNAを研究テーマとしていた。

カリコ氏は40年以上にわたってRNAについて研究し、ついにワクチンとして実用化させたのだ。

いまやノーベル賞候補として取りざたされるカリコ博士だがその人生は波乱万丈であり、研究の意義を周囲から認めてもらえない不遇な時期が長かった。

しかし、そんな苦境に屈せず、異国の地で研究にまい進してきた。今回はRNA研究をワクチンとして結実させるまでの道のりと、オミクロン株のような新たな変異株に対してRNAワクチンが有利に働く可能性について語ってもらった」

で、ご本人も「人生には浮き沈みがつきものといいますが、新型コロナウィルスのワクチンを開発するまで私の人生はずっと沈んでばかりでした。」と、仰っている。

なにしろワクチン開発の下地として40年以上の地道な研究に裏付けされていたなんて、やはり人生は「根気と熱意」なんですよね。ちょっと見習わくちゃ~(笑)。

従来と違って該当するウィルスに対する開発スピードがメチャ速い、しかも副作用が少ないワクチンで沢山の人々の健康に寄与できるなんて最高の価値ある研究だが、結局「RNAって何?」という課題に突き当たる。(46頁)

「mRNAを使ったワクチンが画期的であるのはこれがコロナウィルスだけではなく、他のウィルスはもちろんのこと、がんや心臓病、脳神経疾患などにも幅広い応用が可能になるからです。なぜそんなことができるのか、それを説明するためにはまず「RNAとは何か」から話さないといけません。

みなさん、DNAについてはよくご存じでしょう。ここにすべての遺伝情報が入っています。RNAは言ってみればDNAをお手伝いする仲間です。」

以下、細かい科学的な話になってくるので省略。実は難解で脳が付いていかなかった(笑)。

興味のある方は本書をお読みになってくださいね。

それにしても、自国が開発したワクチンに固執するあまり、都市封鎖で四苦八苦している現在の中国を見ていると、イデオロギーにがんじがらめに縛られた共産主義国家の限界が見えてくるようだ。

ある意味では、今回のワクチン開発と投与は西欧の科学文明と民主主義の勝利といっていいかもしれないですね。

その裏付けとして、本書で「ポール・ナース」氏(2001年、ノーベル賞医学・生理学部門受賞)は次のように述べている(81頁)。

「すぐれた科学や正しい知識は何が真実なのかを自由に考え、さかんに議論をかわせるオープンなコミュニティや社会でこそ獲得できるものです。独裁主義的システムで科学はうまく機能しません」

ちなみに、この「ワース」氏でさえもコロナウィルスの有効な対策としては「ワクチン接種しかない」と断言している。

本書では、ほかにもコロナ後の「テレワーク」や「リモート会議」などのあり方や将来性について都市経済学者などから貴重な提言がなされているので、興味のある方は一読する価値ありです。これからの時代が先取りできますよ。

最後に「カタリン・カリコ」女史が2~3年後のノーベル賞受賞者として世界の脚光を浴びることを予言して結びとしておこう。

ただし、一介の「市井の徒」の予言が的中しても、しなくても毒にも薬にもなりませんがね(笑)。

とまあ、以上のとおりでした。

たしかに、ワクチン接種後に死亡した人もいたり、後遺症に悩む人もいるようだが、功と罪からすると功の方がはるかに大きい・・、その証明が「ノーベル賞」ということでしょう。



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「幸せ」と「楽」の違い

2023年10月04日 | 独り言

つい先日のこと、94歳で亡くなった母の13回忌の法事を行ったが逝去したのは丁度、東北地方を襲った大地震(2011年)の年だったので、もうあれから12年余が経ったことになる。

親族は「長兄」と「姉」が福岡市、亡き次兄の妻が神戸市と遠距離で、しかもそれぞれ高齢で身体の負担も大変なので家族3人での「こじんまり」とした法要だった。


作家の村上春樹さんが「生きてる人間が亡くなった人にしてあげられることはただ一つ、それは思い出してあげることです。」と、何かの本に書いてたが、自分の場合、30年近く同居した母のことを今でもときどき思い出す。

最後の4年間は認知症が進んでたいへんだったけど、「もっと自分に出来ることはなかったかなあ。おっかさん、ゴメンねえ・・。」と、悔やむことが多い。

さて、法要といえば僧侶の出番だが、お見えになったのは年の頃まだ20代ぐらいの若いお坊さんだった。

声も溌溂としてよく通り、まるで20分間オペラのバリトンを聴いている気分だった(笑)。


いつぞやのブログで取り上げた書籍「肺炎が嫌なら喉を鍛えなさい」で、発声の重要性が指摘されていたが、年から年中「お経」を上げている僧侶さんたちはきっと肺炎には縁遠いことだろう。

僧侶といえば何といっても芥川賞受賞作家の玄侑宗久(げんゆう そうきゅう)さんを思い出す。

氏のエッセイは、自分にとっては珠玉のような存在で随分学ぶべきものが多い。(長編はやや難解なので自分の読解力ではとても歯が立たない)。


以下は先年の「文芸春秋」に収められたもので、演題は「僧侶が長生きするワケ」。

とある大学が発表した職業別寿命一覧表によると「僧侶が長寿の第1位」になっている。その理由を玄侑氏は自ら次のとおりに分析されている。

 僧侶の主な仕事であるお経、座禅、念仏などの効果によるもの

中公新書「ゾウの時間 ネズミの時間」によるとあらゆる動物は5億回の呼吸を終えると大体死ぬそうだが、僧侶の大事な日課であるお経、座禅などは呼吸数が非常に少なくてすむ。

 「動く仕事」と『動かない仕事」のバランスが良く取れている

 
ストレスを引きずらない

怒り」「悲しみ」「憂い」「思い」、こうした感情を数多くの葬儀に出ることや座禅、瞑想体験等によって引きずらない能力に長けている。

 「楽しさ」「リラックス」を目指す思考法

「苦」の反対語は「幸せ」ではなく「楽」である。「幸せ」は「お金」「長寿」「愛情」などに左右され、求めてもきりがない。常に目標が上方修正され「幸せ」を感じ取る暇がない。

一方「楽」というのは「安楽な状態」でわかるように身体状況を伴い、「足るを知る」という感情面での基盤も重要となるので限度がある。そして、僧侶は年をとるほどに深い「楽」を味わい、最も円熟するのは、死ぬ間際なのだと思考している。

以上、僧侶が長生きするのは主にこの4点の理由によるものだと指摘してあるが、ややテレ気味に茶化してある印象を受けた
ものの「幸せ」と「楽」との違いは流石に僧侶ならではの独自の視点で、一般人にはなかなか気が付かないポイントのように思える。

自分も「幸せ」とは「つかの間の幻想」に過ぎないと思っているが、よく考えてみるとこれはオーディオにも当てはまるのかもしれない。

たとえば、いろいろシステムを弄ってみた結果、とても気に入った音が出てこの上なくハッピーだと思っても、ほんの一時のことでしばらくすると何だか色褪せてきてしまうのが常である。

いくら「いい音」を追いかけてもきりがない・・。(それがまたいいのかもしれないが~笑)

音楽とは本来リラックスして楽しむはずのもの・・、早くオーディオから足を洗って音楽に専念したいものだが、歳をとればとるほど「音楽を聴く」よりも「オーディオ弄り」の方が楽しくなってくるのはいったいどうしたことか・・、ヤレヤレ(笑)。

最後に「チャットGPT」がこういう「禅問答」にどう答えるか、興味津々で、「幸せと楽の違いは?」と訊ねてみた。

すると、こういう答えが返ってきた。

「幸せ」と「楽」という日本語の言葉は、感情や心の状態を表現するもので、両者は異なるニュアンスを持っています。以下に、その違いを説明します。

1 幸せ (しあわせ):

☆ 幸せは、長期的な満足感や、人生全体としての充実感を意味します。これは深い内的な満足感や安定感に関連しており、生活の質や関係、成果など多くの要因が影響してきます。

☆ 幸せは、単なる瞬間的な喜びではなく、より継続的で根深い感情としての側面があります。

☆ 例: 家族との良好な関係、自分の人生の目的を見つけたと感じることなど。

2 楽 (らく):

☆ 楽は、物理的または精神的な努力や困難を避けることによる安心感や快適さを意味します。

☆ 瞬間的、または短期的な喜びや快感に関連しており、快適さや容易さを重視することが多いです。

☆ 楽は、避けたい痛みや不快からの逃避や、簡単な方法を取ることに関連している場合があります。

☆ 例: 重い荷物を持たなくていいこと、疲れたときに横になることなど。

このように、幸せと楽はそれぞれ異なる種類の感じ方や経験を指す言葉です。ただし、どちらも人が求める感情や状態であり、どちらも重要です。

以上のとおりだが、間違いではないもののいつものように「痒いところに手が届かない」解答かな、これは・・(笑)。



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「オーディオ秋の陣」の到来

2023年10月02日 | オーディオ談義

前回からの続きです。

真空管アンプ愛好家同士の試聴会はどうしても「球転がし」や「アンプ転がし」果てには「スピーカー転がし」が常套手段になるので変化に富んでいて話題が尽きない。

これが「TRアンプ」だとそうはいかず、この日もそのことが「議題」にのぼった。

「やはり真空管アンプ愛好家同士だと話が早いし、通じ合うものがありますね。しかも、(真空管アンプのいいところは)倍音が豊かなので音に色気が出てきますよ。

それにひきかえ・・、音質にもの凄くこだわる高級なマニアがいとも簡単にTRアンプを使っているのを見ると首を傾げたくなります。

だいいちもったいない・・、もっと先にすることがあるんじゃないのと言いたくなります、これはオーディオの七不思議のひとつですね」

「同感です! 古典管に接する機会が無いというのが致命傷でしょう」


ま、要らん世話だけどね・・(笑)。

で、「71Aアンプ」と「245アンプ」の一騎打ちだが、結論から言うと、よりパワーがある分「245」に軍配が上がった。鮮度が一段と上がった印象を受けたが、お値段の割には「71Aアンプ」大善戦といったところ。

このまま引き下がるのは無念なので、今度は「PX25アンプ」の出力管を「ドーム」型からPX25の親分筋に当たる「PP5/400」(エジソン・マツダ:初期版)に交換して改めて聴いていただいた。



「出力管で随分変わるもんですね~、透明感がガラッと変わりましたよ」、「そうでしょう!」(笑)。

これで、今回のアンプの主役が決定した。

ここからいよいよ「スピーカー転がし」が始まった。



口径20cmのウーファー+ツィーター(ワーフェデール)の「2ウェイシステム」

5000ヘルツ以上を受け持つツィーター「スーパー3」のマグネットがかなりの優れもの!



コーン型ツィーターを上手く鳴らすコツは、高音域の抜けのいい真空管アンプを専用に当てがいパワーをたっぷり入れてやることに尽きる・・と、思っている


で、ウーファーを「PP5/400シングル」アンプで鳴らし、ツィーター(スーパー3)を「245シングル」で鳴らした。

このアンプの組み合わせだと、おかしな音が出るはずがないが・・。

これがYAさんが持参された「245シングルアンプ」(再掲)。



出力管「245」(右側2本)の管内の妖しげな「ブルー」の色彩の映え具合が鮮やかなので、これは真空度が高い証拠・・、つまり新品に近い代物だろう。

音楽ソースはYAさんの好みに合わせて「ジャズ」のCDに絞った。



すると、「特上のサウンド」が出現・・。

広大な周波数レンジに「スピード感」「透明感」と「煌(きら)びやかさ」が加わると、もう「鬼に金棒」だね、これは・・。

「もうこれ以外のシステムは要らないんじゃないんですかと、べた褒めのYAさん。

「そうですねえ・・、予想以上にいい音が出ました。我が家から出た音としては、これまでで最高かもしれませんね!」と、つい調子に乗る人間がいた(笑)。

口径20cmのユニットの実力は侮りがたし・・、いやスピード感からいえば、ベストかもしれないと思わず唸った。

途中から「245の代わりに2A3も挿せますよ、その逆は無理ですが・・」「エッ、それでは我が家の2A3(仏:VISSEAUX(刻印)に代えてみましょう」

異口同音に「ブラインド・テストだとまったくわからないレベルですね」

この日の「ハイライト」とでもいうべきシステムをたっぷりと耽溺した後に、頃合いを見て「このスピーカーはいかがですか」と引っ張り出したのがJBLの「2ウェイシステム」。



これまた同じパターンでD123(ウーファー)をハイカット「700ヘルツ」にして、「PP5/400」で鳴らし、「075」(5000ヘルツ以上)を「245」で鳴らしてみた。

結論から言えば「075」の魅力全開・・。二人してシンバルや管楽器の輝きと生々しさに思わず息を吞んだ。

「245は万能ですね~、何でも上手く鳴らしてくれます・・」と、おもわず「ため息」が出た。

3時間あまりの時間があっという間に過ぎて、(YAさんの)相棒さんからの電話「用事が済みました」により4時ごろに辞去された。

未練がましく「245」を見送った・・(笑)。

ちなみに、この「245」は「某真空管アンプ工房」が作ったものとそっくりのアンプだそうで、その工房では「35万円」の値札が付いているとのこと。

我が家には真空管のパワーアンプが9台あって、いくら何でもこれ以上増やすのは無理・・。

今回は、真空管では「PP5/400」と「245」、そしてツィーターでは「スーパー3」と「075」の魅力に改めて刮目したことだった。

やはりオーディオは外部からの刺激があるとヤル気が出てきますね。

大いに触発されたので久しぶりに「システム改変」の意欲がムクムクと鎌首をもたげてきた。

現在、遊ばせているあの「ツィーター」を何とか使えないかな・・。

思い立ったが吉日で翌日さっそく取り掛かった。

オーディオの楽しみは果てしない(笑)。

折しも、今朝の気温は「22℃」と昨日より「4℃」も下がって一気に涼しくなった!

いよいよ「オーディオ秋の陣」の到来だ~!

以下、続く。



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