讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

エジプト旅行記7

2013-03-21 20:00:00 | 旅行
 Day7 カイロ市内

 カイロ市内のエジプト考古学博物館へ 。入館料は500ポンド=約1,000円。こういった観光地の料金は、日本の物価に直すとこんなもんかなぁ、と思うが地元の物価から考えると、相当高いと思われる。世界中から観光客が訪れるので、かなりの収入源になっているものと思われる。


 入場チケット。アラビアインド数字が書かれている。


 館内は撮影が一切出来ない。しかし展示の規模と内容から考えたら、多分一日中いても飽きないくらいである。ツアーだと決められた時間しかいられないのが少し残念だった。ミイラ室は別格になっており、ここの入るのには別途100ポンド必要になる。もうエジプトに来ることはないと思うので、入ってみた。館内でチケットを買うのだけれど、行列になっている。ミイラ室は、さらに冷房が効いており、快適であった。ミイラにとっても快適なのだろう。(笑) 実際のミイラは、あまり気持ちのいいものではなかったが、本物を見られたのは良かった。

 ツタンカーメンの黄金のマスクも別室に展示されていたが、ここは別料金を払うことなく見学できた。

 次は、市内観光へ。キリスト教会を見学。


 礼拝所なので、静かに見学。


 昼間の市内観光を終了し、帰国の途につく。MS962便18:15発(現地時間)で関空に向かう。

 カイロ空港出発ロビーにて、ツアーのメンバー(大分から参加の女子大生+母親と参加)が言うのである。

ねえ「あれ、知ってる人がいる。多分高校の時の担任」
N村「えぇ、こんな所で?偶然?」
ねえ「全くの偶然」

先生「おっ、こんな所で会うなんて。ご家族の方ですか?」
N村「いやいや、私は偶然同じツアーで来ただけなんです」
先生「そうですか、そちらはお母さんですか?」
はは「そうです、娘がお世話になりました」

 という、ここは大分駅の待合所かという会話が展開されたのである。

 ま、そんなことは、どうでもいいのであるが、エジプト航空機は定刻通りに出発した。


 じきに機内食が出てきた。


 関空で、北海道組と九州組が分かれて、それぞれの国内便で帰路についた。

 編集後記

 エジプトで政変が起こる前の、比較的安定した時期に行けたのはラッキーでした。過去、テロ事件もあったので、観光警察は観光客保護のため、武装して主たる観光地を警備していました。この国の特色として、富める者は貧しい者に施すことはあたりまえ。施しをあたえると、自分も徳を積んだことになるので、喜んで他人に与えるという考えがあります。その延長線上に「バクシーシ」があり、積極的に施しを求めてきます。

 これは、一般人も役人もすべて同一で、観光客=富める者=たかってもいい。という考えに繋がります。したがって臆面もなく、金をくれ、物をくれと言ってきます。自己防衛が大切で、小額紙幣を小分けして持ち歩く、多色ボールペンを何本も小分けにして持っておくと危機を乗り切ることができます。また、親切そうに近づいてくるエジプト人には警戒することです。バクシーシと言われ、お金を払っても写真を撮りたい人は、そうすればいいでしょう。トイレも基本は有料です。空港だからといっても、人が立っていたら利用料を要求されます。

 エジプトには魅力的な遺跡や遺産がたくさんあり、死ぬまでには一度行きたいと思っていたので、その夢が叶ったといえるでしょう。北のアレキサンドリアから、南のアブシンデルまで行けたので非常に満足できた旅でした。強行軍の日程で、きつかったけれど。

 もう一度行きたいか?と言われたら、同じ旅行代金を出すなら別のところに行く。と言うでしょう。地元のガイドは別にして、あまりエジプト人に対していい印象がないからです。バクシーシの件もあり、いつも気が抜けない状況でした。ただ、警備が厳重だったせいもあり、危険なめにはあいませんでした。

 一度行ったらもういいかな、と思います。でも、一生に一度は行ってみたらいい国とも思います。政権交代後、エジプト国内の治安は悪化しているようで、私たちが普通に歩いていたカイロ市内でも注意しなければならないようです。まして、郊外に行くとどうなっているか分かりませんが、また安定した国に戻り治安が回復すればいいなと思っております。

 
コメント
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