讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

アルインコのスイッチング電源「DM-330MV」故障

2013-03-24 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 アルインコのスイッチング電源が、ある日突然壊れた。POWER_LEDが点灯しておらず、当然出力もない。つまり、ウンともスントも言わない状態である。トランスドロッパ式の電源なら、部品点数も少なく修理は容易だが、スイッチング式は難しい。

 買って6~7年くらいたつかなぁ。保証はないし、修理は見て貰うだけでも、3,000円はかかるとのこと。ネットで調べたら、どうやら同じ症状で故障が多発しているらしいことがわかった。

 これが、DM330MVです。定格32Aとなってますが、どうでしょうね。20A程度までは使用してますが、そこまでは問題はありません。


 前面と背面の黒いネジを、計8本外します。底盤は堅いので力を入れてスライドさせます。ゴム足のネジは取らなくてもいいのですが、スライドして外すときにネジの出っ張り部分がひっかかるので注意します。


 基板の銀色のネジをすべて外します。穴があるところにある黒いネジも取り外します。これは、Trの放熱板を取り付けているネジです。


 さて、故障箇所ですが、スイッチング用Tr(Q9)2SC5353のベースにつながっているR27、390KΩの抵抗です。片側を浮かしてみたら、無限大でした。1/8Wが使われてますが、手に入らなかったので、1/4Wの抵抗を立てて取り付けました。回路図はアルインコが公開しています。検索すると出てくるでしょう。


 基板とケース間をつないでいる部品が1点あるので要注意です。それを破壊しないように、少しだけずらして部品交換しました。半田付けがなれていないと難しいかもしれません。

 SW-ONで、全く反応なし・・と思ったら、内部電源SWのコードが外れていました。コネクタ式なので、力が加わって外れたのでしょう。


 完全復活しました。部品代390K,1/4W抵抗器1個 21円でした。部品代は安いけど、交換は大変です。

 組み立て時に、前面パネルにLED3個が顔を出すように注意します。ウンともスントも言わないときは、ここを疑うといいでしょう。ただし、自己責任でお願いします。