讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

筑後川温泉旅館「ふくせんか」福岡県うきは市

2023-03-31 20:00:00 | 旅行
 こないだ、福岡県避密の旅が再開された(2022年6月)ので、阪急交通社のHPから申し込んでみた。宿泊費5,000円の補助と、宿泊日と翌日に使える地域クーポンが2,000円ついているというお得な企画です。

 参加条件としては、福岡県内居住者でワクチンを3回接種(もしくは検査結果が陰性の証明)というのがあり、宿泊当日は検温と証拠書類の提示が義務づけられています。N村としては、ワクチン接種履歴アプリをスマホに入れているので、それを提示することにします。

 東京あたりも同様の割引サービスがあるのですが、人気があるので予約が取りづらいみたいなことをTVのニュース番組で見ました。こちら福岡では、労することなく簡単にHPから予約完了しました。数日後には、阪急交通社から宿泊確認書(署名後に返送)と地域クーポン券が送られてきました。

 筑後川温泉の少し西側にある原鶴温泉は行ったことがありますが、筑後川の方は初訪問になります。老舗の温泉旅館のようですね。日帰り温泉入浴もあるようです。


 また、入り口付近には足湯がありましたが、どうせ温泉に入るのでスルーしました。


 受付では検温後、接種証明書を提示してチェックインします。

 奥の部屋から「にゃおーん」と声がします。看板猫のチズちゃんがいるとのこと。


 まずは、チズちゃんにご挨拶。希望すれば、ケージから出してくれて一緒に遊べると書いてました。


 別のケージにもキジトラ君がいます。(名前は未確認) 2匹ともに筑後川温泉の野良猫だったのを、引き取ってお世話しているとのことです。どちらも、愛想がありめっちゃ可愛いです。


 筑後川が見える和室です。お茶とお茶菓子が準備されています。


 訪問時は雨が降っていたので、筑後川が増水しています。旅館は筑後川の南側に建っているので、窓からは北側の眺めになります。


 トイレはウォシュレットなので有難いです。


 部屋にも風呂はありますが、せっかくなので大浴場に行きましょう。


 食事は、食堂でコース料理となっています。凝った料理が次々に出てきます。

 
 イベリコ豚の陶板焼きです。


 ご飯も、テーブルで炊きます。レモンが入っているので少し酸味があり、また鉄釜なので少しおこげができるのがまた美味いですね。すべて完食しました。


 1Fが食堂ですが、2Fに大広間があるので団体客が入ると、そこが使われるのでしょう。 次は、源泉かけ流しの温泉を堪能します。

 大浴場は2つあり、男女の浴槽は日によって入れ替わりです。なので、夜入る⇒朝入るで両方堪能できます。

 温泉成分は、宿のHPによると「九州でも珍しいpH8.7のアルカリ性単純硫黄温泉」で、飲用可になっています。(実際、飲んでみました)アルカリ性なので、少しとろっとした感じです。湯舟などで、スリップ注意です。

【左側の浴場】
・露天風呂付き。目隠しはないので、筑後川と対岸が良く見えます。露天風呂は内湯より温度低め。
・浴槽は右側の浴場より狭い。
・サウナなし、リンスインシャンプー・ボディソープ完備

【右側の浴場】
・露天風呂なし。
・浴槽は、左側の浴場より広い。
・サウナなし、リンスインシャンプー・ボディソープ完備

 どちらも、そう大きくはありませんが、訪問時は3~4人入っている程度だったので余裕でした。家族風呂も別途ありとなっています。自分的には、浴槽の広い右側が好みです。

 朝ご飯はシンプルなところが多いのですが、朝食も凝っています。鍋は、湯豆腐です。たっぷり1時間ほどかけて、いただきました。コーヒーはセルフであります。


 美味しい食事と温泉を堪能した2日間でした。

 すぐ近くには朝倉の三連水車があり、6月17日から田畑に水を供給するために稼働を始めたということなので、行ってみることにします。(普段は止まっている)

 これは、「三連水車観光用の里あさくら」(産直)に設置された鋼鉄製の水車で、観光用に電動で動いています。



 すぐ近くに本当の(実用に供している)木製三連水車群があるので、行ってみます。産直から歩いても行けるのですが、無料の観光用駐車場もあります。(藤井養蜂場のすぐ近く)


 耳納連山をバックに、ばっしゃんばっしゃん勢いよく水をくみ上げていました。(こんなに元気よく水車が働いているのは、初めて見た)


 こういう特典でもないと、福岡県内で泊るということも稀なので、良い旅をさせていただきました。

 温泉旅館ふくせんか 福岡県うきは市浮羽町古川1099-8 Pあり