共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

バンザイ山椒!

2021年05月29日 11時11分47秒 | 日記
昨晩私宛てにメールが届き、端的に言うと私は来月のチャイコフスキーの弦楽セレナーデのコンサートから外され、団体からも上品な言い方をすれば永のおヒマを頂戴しました。以前、拙ブログに

「10人ばかりの少人数なのにチャイコフスキーの弦楽セレナーデに手を出すなんて」

といった私の個人的見解を書いた記事が執行役員の目に留まり、それが役員の面々にとって相当気に食わなかったか都合が悪かったかしたようで、

「そんなこと言うヤツは仲間になんかしてやらん!(キリッ!)」

ということのようです(詳細は4月17日と5月23日の記事を御参照ください)。

団体側としては、意に沿わない私をクビにしたことで私がショックを受けるだろう…と制裁を与えたつもりでいるのかも知れませんが、私としては元来あまり気乗りしていなかったこともありますので、どちらかと言うと渡りに舟の心境です。むしろ本番まであと1ヶ月を切った中で、ただでさえ少ない人数を更に削ってチャイコフスキーに臨むという大胆な措置に踏み切った団体側の短慮に振り回される他の演奏家各位の気持ちをお察しするのみです。

元々あの難しい曲をたった2回のリハーサルだけで本番をしようと思っていた団体です。今ヴィオラ奏者が一人欠けたところで、お金を使ってエキストラでも呼んでどうにかするつもりなのでしょう。

以前、私の仲間内にも内情を話したところ

「2soli(solo✕2)でチャイコやるって本気?」
「その団体のセンス、大丈夫なの?」

と散々言われていましたから、クビ宣告されたことで仲間内の心配も払拭してあげられるでしょう。まぁ、兎にも角にも私はケッタクソ悪いコンサートに出なくてもよくなったので、後は更に人数の少なくなった皆さんに頑張ってチャイコの弦セレを演奏してもらいましょう。

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そんなことより、今日買い物に行ったら



万歳三唱ならぬ『バンザイ山椒』というお菓子が売られていました。何だか『このタイミング』での遭遇に笑えてきてしまい、思わず買ってみました。

実際に食してみると想像よりも山椒の風味がしっかりしていて、ものすごくビールが飲みたくなります(笑)。秀逸なネーミングと共に、楽しく美味しく堪能しました。

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さて、ひとつコンサートが飛びましたが、それはそれでいくらでもやることがあるので、いろいろと勤しもうと思います(笑)。


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