引っ越しのドタバタから一夜明けて、今日は都内まで出かけました。
今日はいつも代々木公園で集まっている『中東音楽を楽しむ会』のメンバーの中で、新たに結成された『バルカン音楽セッション会』の第1回目の集まりがありました。会場は日暮里の夕焼け酒場の2階の座敷です。
今回はあまり参加人数は多くありませんでしたが、それでも

参加者が様々な楽器を持ち寄ってのセッションが始まりました。

ブルガリアの擦弦楽器ガドゥルカを中心に、中東音楽セッションでお馴染みの撥弦楽器ウードやカヴァルという笛などの楽器も入ってのセッションとなりました。
予め課題曲が指定されていたので、それを中心として
行われました。難しかったのが《Marino Oro》という曲をです。

楽譜を見て頂くと分かると思いますが、16分の11拍子という変拍子の曲で、パッと見ただけでは面食らってしまう感じです。それでも、中東音楽の10拍子のように分割して読むと3+2+2+2+2となるので、それが分かってしまえばどうにかなりました。
今日はバルカンダンスを踊られる方も会場にいらしたので、この複雑な拍子の音楽をどうやって踊るのかを実演して頂きました。実際にそのステップを見てみると意外としっくりきて、より演奏がしやすくなるのを感じました。
中東音楽の集いから派生した今回のバルカンセッション会で、また新たな民俗音楽の世界に触れることができました。今後またセッションの機会をもつことが決まったので、次が楽しみです。