今日は節分ということで、勤務日でもないのに小田原に行きました。今日は、いつも私が出勤前に寄り道している曹洞宗華岳山福泉寺の辨天堂で節分の法要と豆撒きか行われました。
早朝には全く人のいない辯天堂も、今日は

御覧の通りの賑わいでした。境内では

おでんやお汁粉のお振る舞いもされていて、家族連れ等が長い列を作っていました。
15時になると、辯天堂での法要が始まりました。僧侶たちが入堂して般若心経が読誦されると、

参列者たちが堂前に設けられた焼香台で次々と焼香していき、辺りは香の香りに包まれました。
法要が終了すると、子どもたちがお待ちかねの豆撒きとなりました。辯天堂の縁側に僧侶が並ぶと




豆撒きが始まり、子どもたちが歓声をあげながら福豆の入った紙袋を拾っていました。
その後には

古札のお焚き上げも行われ、厳かな雰囲気に包まれました。一頻り落ち着いたところで、次に豆撒きが行われれる大稲荷神社に向かいました。
辯天堂のすぐ隣の小高い山の上にある御社に上がると

こちらにも続々と人が集まっていました。豆撒きに先立って拝殿内で神事が挙行されたのですが、外で待ちきれなくなった子どもたちが

猿田彦之命役の男性に絡んだりする様子も見られました(笑)。
やがて拝殿内の太鼓が打ち鳴らされると、唐突な唸り声とガランガラン!という鈴の音が響いて来ました。ビックリして振り返ると


境内に青鬼と赤鬼がやってきて、節分会の雰囲気が盛り上がってきました。
すると、拝殿内から神職や豆撒き衆が登場してきました。豆撒き衆には守屋輝彦小田原市長や市議会議員もいましたが、それぞれが居並んだところで



福豆が撒かれ、こちらでも子どもたちや大人たちが歓声をあげながら拾いあっていました。
私もいくつか拾ったのですが、ちょうど私の勤務先の小学生たちがあまり拾えずにいたので、その子たちに全部あげてきました。こういう縁起物は、地元の子どもたちが持つにかぎります。
明日は立春、暦の上では春になります。