毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
ゼロ時間
アガサ・クリスティーに「ゼロ時間へ」という作品がある。ある殺人事件が起こる瞬間を「ゼロ時間」とし、登場人物の行動がすべてその瞬間へ収斂していく様を描いたものである。随分昔に読んだきりなので、ディテールは忘れてしまったが、「ゼロ時間へ」という印象的な題名だけは今でも忘れずにいる。
松井秀喜のメジャー4年目のシーズンが終わった瞬間から、2007年の開幕戦までの長いカウントダウンが始まった。余りに早くからカウントしなければならなかったから、途中何度も数を忘れてしまった。それでも現地時間4月2日の開幕戦を「ゼロ時間」とする長いカウントダウンがようやく終わろうとしている。この瞬間を待ちわびてきたファンは一体どれだけいることだろう。シーズンオフの間、松井の声が聞こえてくるのは例年より少なかった。松坂や井川にマスコミの注目が集まったせいもあるだろうが、松井がマスコミに露出することは少なかった。怪我の治療に専念しているのだろうか、といらぬ心配までもしていた。だが、「不動心」が出版された辺りから、徐々に松井のインタビュー記事が増え始めた。松井の自信に満ちた表情や言葉を聞いたり見たりするたびに、「今年の松井は必ず活躍する」と感じ取ったファンは多かったのではないだろうか。私もその一人だ。手首の骨折から復帰できたことで、松井が一回り大きな人間になったように感じている。巷間松井の人間としての器の大きさを持ち上げる報道が多くて、私としては少々眉唾物だ、と訝る内容のものもよくあったように思う。だが、松井の実像がイメージと完全に一致したのが今年のオフだったのではないだろうか。漲る自信が言葉の端々に感じられ、「人間的に太くなったなあ」と最近の松井を見るたびに感じている。
打率:3割3分
打点:130
HR:40本
これくらいは軽く打つのではないか、その結果MVPになるのではないか、私は確信めいたものを持っている。松井自身は数字的なものは決して口にしないし、今年もチームバッティングを優先するだろうが、それでも敢えてここに数字を掲げておきたい。これでも随分控えめにしたつもりなのだけど・・。
だが、カウントダウンして行き0になったらその後はどうなるのだろう。マイナスになるなんてことはないだろう。0までいったら、今度は数字が増えていくはずだ。つまり、「ゼロ時間」とは終わりであり、かつ始まりなのである。例えば1月1日の午前0時目指して1年が収束していき、0になる1月1日の午前0時から新たな時間が発散していく。それと同じように、長い長いシーズンオフが「ゼロ時間」で終わりを告げ、新しいシーズンが「ゼロ時間」から始まっていく、そんな瞬間が間もなくやってくる。
さあ、もう記事を書いてる時ではない。早く家に戻って、身体を清め、TVの前に正座して、開幕試合の一部始終を見なければならない。途中眠ってしまうだろうが、なんとかぎりぎりまで見続けていたい。
では!!
結果は、3打数ノーヒット・・・。残念だけど、また次の試合!
松井秀喜のメジャー4年目のシーズンが終わった瞬間から、2007年の開幕戦までの長いカウントダウンが始まった。余りに早くからカウントしなければならなかったから、途中何度も数を忘れてしまった。それでも現地時間4月2日の開幕戦を「ゼロ時間」とする長いカウントダウンがようやく終わろうとしている。この瞬間を待ちわびてきたファンは一体どれだけいることだろう。シーズンオフの間、松井の声が聞こえてくるのは例年より少なかった。松坂や井川にマスコミの注目が集まったせいもあるだろうが、松井がマスコミに露出することは少なかった。怪我の治療に専念しているのだろうか、といらぬ心配までもしていた。だが、「不動心」が出版された辺りから、徐々に松井のインタビュー記事が増え始めた。松井の自信に満ちた表情や言葉を聞いたり見たりするたびに、「今年の松井は必ず活躍する」と感じ取ったファンは多かったのではないだろうか。私もその一人だ。手首の骨折から復帰できたことで、松井が一回り大きな人間になったように感じている。巷間松井の人間としての器の大きさを持ち上げる報道が多くて、私としては少々眉唾物だ、と訝る内容のものもよくあったように思う。だが、松井の実像がイメージと完全に一致したのが今年のオフだったのではないだろうか。漲る自信が言葉の端々に感じられ、「人間的に太くなったなあ」と最近の松井を見るたびに感じている。
打率:3割3分
打点:130
HR:40本
これくらいは軽く打つのではないか、その結果MVPになるのではないか、私は確信めいたものを持っている。松井自身は数字的なものは決して口にしないし、今年もチームバッティングを優先するだろうが、それでも敢えてここに数字を掲げておきたい。これでも随分控えめにしたつもりなのだけど・・。
だが、カウントダウンして行き0になったらその後はどうなるのだろう。マイナスになるなんてことはないだろう。0までいったら、今度は数字が増えていくはずだ。つまり、「ゼロ時間」とは終わりであり、かつ始まりなのである。例えば1月1日の午前0時目指して1年が収束していき、0になる1月1日の午前0時から新たな時間が発散していく。それと同じように、長い長いシーズンオフが「ゼロ時間」で終わりを告げ、新しいシーズンが「ゼロ時間」から始まっていく、そんな瞬間が間もなくやってくる。
さあ、もう記事を書いてる時ではない。早く家に戻って、身体を清め、TVの前に正座して、開幕試合の一部始終を見なければならない。途中眠ってしまうだろうが、なんとかぎりぎりまで見続けていたい。
では!!
結果は、3打数ノーヒット・・・。残念だけど、また次の試合!
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