毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
全国学力テスト
2007年04月26日 / 塾
全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が24日、国公私立の約3万2700校で実施された。対象となる小6、中3の児童・生徒約233万人が取り組んだ。
テスト問題は国語、算数・数学ともに、身に着けておくべき「知識」(A)と実生活の場面に活用する「活用」(B)の2種類と、生活習慣などを尋ねる調査(アンケート)からなる。文部科学省は集計が終わり次第発表する方針。(MSN.ニュースより)
新聞で学力検査の問題はチラッと見たが、私立中学受験の準備をしている小6生には簡単すぎるだろうし、私立中学に通っている中3生なら苦もなくできてしまう問題ばかりだと思った。さらには、都市部の、それなりに訓練を日々受けている生徒と、そうではない生徒との間での学力格差が改めて浮き彫りにされるだけで、そんな分かりきったことを今更調査しなくてもいいのに、と思ってしまった。私立の中学では参加しなかった学校が多かったそうだが、わざわざ時間を使ってまでやるほどの問題でもないから、無駄なことに時間をかけるより授業を進めたほうがいいと考えるのも当然かもしれない。公立の学校でも、愛知県の犬山市は「学力検査の意図がはっきりしない」と参加を止めたようだが、私には犬山市の教育委員会の意図こそ分からない。独自の教育改革を進めていると言われる犬山市だが、参加した上で問題点を指摘した方が、より建設的で説得力がある態度のように思う。
私個人としては、学力検査の問題よりもそれと同時に行われたという「生活習慣などを尋ねる調査」というものの方に興味を持った。新聞紙上には掲載されていなかったが、ネット上では公開されている。その質問用紙の表紙には「この調査は、みなさんの学校や家での勉強や生活の様子について尋ねるものです」と書かれていて、小6生には99の質問、中3生には101の質問が出されている。私はダウンロードして全問読んでみたのだが、文科省が調査したかったのは実はこちらの方ではないかと思えるくらい、生活・学習・学校に関して細かな点まで質問している。その中から面白そうな質問を、中3生を対象にしたものからいくつか例を挙げてみる。
(1) 朝食を毎日食べているか。
(12) 将来の夢や目標を持っているか。
(15) 普段(月曜から金曜日)、何時ごろに寝ますか。
(18) 普段(月曜から金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、テレビゲーム(コンピュータゲーム、携帯式のゲームを含みます)やインターネットをしますか。
(19) 携帯電話で通話やメールをしていますか。
(21) 学校の授業以外に、普段(月曜から金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、勉強をしますか。(学習塾で勉強している時間や家庭教師の先生に教わっている時間も含みます)
(24) 学習塾(家庭教師の先生に教わっている時間も含みます)で勉強をしていますか。
(28) あなたは、家の人(兄弟姉妹は含みません)と学校での出来事について話をするか。
(32) 家の人や学校の先生以外の大人の人から注意されたことはありますか。
(38) あなたは学校生活について、どのように思っていますか。友達に会うのが楽しいか。
(41) 新聞やテレビのニュースなどに関心があるか。
(51) いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思うか。
(52) 人の役に立つ人間になりたいと思うか。
(56) あなたは学校以外で、花を咲かせたり、野菜を育てたりしたことがあるか。
(68) 「総合的な学習の時間」の授業で学習したことは、普段の生活や社会に出たときに役に立つと思うか。
(98~101) 調査問題は簡単でしたか。
これらの質問に、4択で答える形式をとっているが、長時間かけて国語と数学(算数)の問題を解いた後で、さらにこんなにたくさんのアンケートに答えなければならなかった生徒たちは大変だったことだろう。これらの質問から現代の子供たちの実像がどれだけ浮かび上がってくるかは分からないが、精査分析した上で是非とも今後の学校教育の指針として役立てて欲しいものだ。
テスト問題は国語、算数・数学ともに、身に着けておくべき「知識」(A)と実生活の場面に活用する「活用」(B)の2種類と、生活習慣などを尋ねる調査(アンケート)からなる。文部科学省は集計が終わり次第発表する方針。(MSN.ニュースより)
新聞で学力検査の問題はチラッと見たが、私立中学受験の準備をしている小6生には簡単すぎるだろうし、私立中学に通っている中3生なら苦もなくできてしまう問題ばかりだと思った。さらには、都市部の、それなりに訓練を日々受けている生徒と、そうではない生徒との間での学力格差が改めて浮き彫りにされるだけで、そんな分かりきったことを今更調査しなくてもいいのに、と思ってしまった。私立の中学では参加しなかった学校が多かったそうだが、わざわざ時間を使ってまでやるほどの問題でもないから、無駄なことに時間をかけるより授業を進めたほうがいいと考えるのも当然かもしれない。公立の学校でも、愛知県の犬山市は「学力検査の意図がはっきりしない」と参加を止めたようだが、私には犬山市の教育委員会の意図こそ分からない。独自の教育改革を進めていると言われる犬山市だが、参加した上で問題点を指摘した方が、より建設的で説得力がある態度のように思う。
私個人としては、学力検査の問題よりもそれと同時に行われたという「生活習慣などを尋ねる調査」というものの方に興味を持った。新聞紙上には掲載されていなかったが、ネット上では公開されている。その質問用紙の表紙には「この調査は、みなさんの学校や家での勉強や生活の様子について尋ねるものです」と書かれていて、小6生には99の質問、中3生には101の質問が出されている。私はダウンロードして全問読んでみたのだが、文科省が調査したかったのは実はこちらの方ではないかと思えるくらい、生活・学習・学校に関して細かな点まで質問している。その中から面白そうな質問を、中3生を対象にしたものからいくつか例を挙げてみる。
(1) 朝食を毎日食べているか。
(12) 将来の夢や目標を持っているか。
(15) 普段(月曜から金曜日)、何時ごろに寝ますか。
(18) 普段(月曜から金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、テレビゲーム(コンピュータゲーム、携帯式のゲームを含みます)やインターネットをしますか。
(19) 携帯電話で通話やメールをしていますか。
(21) 学校の授業以外に、普段(月曜から金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、勉強をしますか。(学習塾で勉強している時間や家庭教師の先生に教わっている時間も含みます)
(24) 学習塾(家庭教師の先生に教わっている時間も含みます)で勉強をしていますか。
(28) あなたは、家の人(兄弟姉妹は含みません)と学校での出来事について話をするか。
(32) 家の人や学校の先生以外の大人の人から注意されたことはありますか。
(38) あなたは学校生活について、どのように思っていますか。友達に会うのが楽しいか。
(41) 新聞やテレビのニュースなどに関心があるか。
(51) いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思うか。
(52) 人の役に立つ人間になりたいと思うか。
(56) あなたは学校以外で、花を咲かせたり、野菜を育てたりしたことがあるか。
(68) 「総合的な学習の時間」の授業で学習したことは、普段の生活や社会に出たときに役に立つと思うか。
(98~101) 調査問題は簡単でしたか。
これらの質問に、4択で答える形式をとっているが、長時間かけて国語と数学(算数)の問題を解いた後で、さらにこんなにたくさんのアンケートに答えなければならなかった生徒たちは大変だったことだろう。これらの質問から現代の子供たちの実像がどれだけ浮かび上がってくるかは分からないが、精査分析した上で是非とも今後の学校教育の指針として役立てて欲しいものだ。
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