毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
復帰戦
松井秀喜が復帰した。こうした節目になるような試合には必ずと言っていいほど大活躍して私たちの心を躍らせてくれた松井だけに、この復帰戦でも何か大きなことをやってくれるはずだと、気合満々で目覚めた私は、すぐにTVのスイッチを入れた。映像で久しぶりに見た松井は、髪を切ったのか、ケガをする前とは少し印象が違っていたが、やはりユニフォーム姿が似合う。「さあ、もう一度開幕するぞ!」などと私が一人でいきり立っているように思えるほど、松井は涼やかな表情をしていた。もちろん心に期するものはあるのだろうが、それを面に表さないところが松井の松井たるところであろう。
などと思いながら始まった試合を見ていたら、2回の表にAロッドがソロHRを放って幸先よいスタートを切った。続く5番ジオンビーが2ベースヒット、いきなりチャンスで松井の復帰第一打席がやってきた。去年手首骨折後に復帰したヤンキースタジアムでのスタンディングオベーションを思い出したが、さすがにこの日は敵地だけにさほどの歓声は沸き起こらなかった。しかし、はるか離れた日本の地では、TVの前で私一人がスタンディングオベーションしていた・・。結局その打席は一度もバットを振ることなくストレートのフォアボールだったが、これで一区切り付いた気がした。簡単に15日間のDL入りと言っても随分長く感じられた。松井がいないと放映される試合も見る気が起こらず、手持ち無沙汰な日々が続いた。前日までのレッドソックス3連戦でチームはスイープされたばかりだけに、松井の力で何とかこの苦境を脱してくれと、復帰を本当に心待ちにしていた。それだけに、無事打席に立った松井の姿を見られて、心からホッとした。それと同時に、「さあ今日は勝つぞ、ずっと勝つぞ!」と、TVの前での応援に力を込めた。
しかし、その裏先発の井川慶投手が打ち込まれあっと言う間に1-4と逆転されてしまった。「松井がケガをした試合も井川がボコボコに打たれたよな」、といやな記憶がよみがえる。先発投手陣にケガ人続出で台所の苦しいヤンキースでは、身体の頑丈な井川が先発の軸になってくれるのが望ましいだけに、この体たらくぶりは残念だ・・。その後小刻みにヤンキースが点を返していくものの、井川の調子が戻らずどんどん加点されていく。松井が4回に復帰後初打点となるセンターへ打ち上げた犠牲フライも影が薄くなってしまう。6回に6-7まで追いつくものの7回裏には救援陣が打ち込まれ、6-10となってしまった。9回にAロッドのこの日2本目となる2ランHRで食い下がりはしたが、松井が最後の打者となるセカンドフライを打ち上げ試合終了・・。ひどい試合だった。
結局この日の松井は5度打席に入り、2打数0安打、2四球、打点1の成績だった。可もなく不可もなくといった打撃だったように見えるが、けがする前のようにゴロでの凡打が一度もなかったのは、打球が上に上がり始めた証拠なのだろうか。そうすれば近いうちに長打も生まれるかもしれないが、何にせよ私のような素人の見立てでは怪しいものだ。まあ、そんなことよりも元気な姿が見られただけで十分なんだが。
しかし、今のヤンキースではやはりAロッドの打席に目が釘付けになってしまう。この日2HRを加え、今季は18試合で通算打率 .400 打点34 HR 14とダントツの三冠王だ。162試合に換算すると打点 306、HR 126本と驚異的というか想像を超えた成績になってしまう。まさか今のままの調子がシーズン中ずっと続くことはないだろうが、ひょっとしたらと思わせてしまうほどのハイペースだ。Aロッドほど、ヤンキースで激しいブーイングを受ける選手もいない。昨年までは、MVPをとったこともあるが、ここぞと言う勝負どころで持ち前の気持ちの弱さがでてしまい、ファンを納得させるだけの打撃は見せてこなかった。ところが今年の彼は一味もふた味も違う。サヨナラHRも何本か打ったし、彼の一打が試合を決めたこともたびたびだ。何が彼を変えたのかはよく分からないが、ずば抜けた才能の持ち主であり、さらには練習熱心だとも言われているだけに、精神面さえ充実すればこれだけの活躍を見せるのもなんら不思議ではないだろう。今メジャーリーグファンなら誰でも知りたいのが、Aロッドの心を成長させた秘訣ではないだろうか。
実は私、Aロッドが松井秀喜の著書「不動心」を愛読しているのではないだろうかと思っている。オフの期間に日本語を一生懸命勉強して、日本語で「不動心」を読んで、精神修養に励んだのではないだろうか・・。これはただの冗談だが、松井の心がAロッドの才能に乗り移ればこれくらいの活躍は当然だと思う。あながち妄想でもないような気がするんだけど。
などと思いながら始まった試合を見ていたら、2回の表にAロッドがソロHRを放って幸先よいスタートを切った。続く5番ジオンビーが2ベースヒット、いきなりチャンスで松井の復帰第一打席がやってきた。去年手首骨折後に復帰したヤンキースタジアムでのスタンディングオベーションを思い出したが、さすがにこの日は敵地だけにさほどの歓声は沸き起こらなかった。しかし、はるか離れた日本の地では、TVの前で私一人がスタンディングオベーションしていた・・。結局その打席は一度もバットを振ることなくストレートのフォアボールだったが、これで一区切り付いた気がした。簡単に15日間のDL入りと言っても随分長く感じられた。松井がいないと放映される試合も見る気が起こらず、手持ち無沙汰な日々が続いた。前日までのレッドソックス3連戦でチームはスイープされたばかりだけに、松井の力で何とかこの苦境を脱してくれと、復帰を本当に心待ちにしていた。それだけに、無事打席に立った松井の姿を見られて、心からホッとした。それと同時に、「さあ今日は勝つぞ、ずっと勝つぞ!」と、TVの前での応援に力を込めた。
しかし、その裏先発の井川慶投手が打ち込まれあっと言う間に1-4と逆転されてしまった。「松井がケガをした試合も井川がボコボコに打たれたよな」、といやな記憶がよみがえる。先発投手陣にケガ人続出で台所の苦しいヤンキースでは、身体の頑丈な井川が先発の軸になってくれるのが望ましいだけに、この体たらくぶりは残念だ・・。その後小刻みにヤンキースが点を返していくものの、井川の調子が戻らずどんどん加点されていく。松井が4回に復帰後初打点となるセンターへ打ち上げた犠牲フライも影が薄くなってしまう。6回に6-7まで追いつくものの7回裏には救援陣が打ち込まれ、6-10となってしまった。9回にAロッドのこの日2本目となる2ランHRで食い下がりはしたが、松井が最後の打者となるセカンドフライを打ち上げ試合終了・・。ひどい試合だった。
結局この日の松井は5度打席に入り、2打数0安打、2四球、打点1の成績だった。可もなく不可もなくといった打撃だったように見えるが、けがする前のようにゴロでの凡打が一度もなかったのは、打球が上に上がり始めた証拠なのだろうか。そうすれば近いうちに長打も生まれるかもしれないが、何にせよ私のような素人の見立てでは怪しいものだ。まあ、そんなことよりも元気な姿が見られただけで十分なんだが。
しかし、今のヤンキースではやはりAロッドの打席に目が釘付けになってしまう。この日2HRを加え、今季は18試合で通算打率 .400 打点34 HR 14とダントツの三冠王だ。162試合に換算すると打点 306、HR 126本と驚異的というか想像を超えた成績になってしまう。まさか今のままの調子がシーズン中ずっと続くことはないだろうが、ひょっとしたらと思わせてしまうほどのハイペースだ。Aロッドほど、ヤンキースで激しいブーイングを受ける選手もいない。昨年までは、MVPをとったこともあるが、ここぞと言う勝負どころで持ち前の気持ちの弱さがでてしまい、ファンを納得させるだけの打撃は見せてこなかった。ところが今年の彼は一味もふた味も違う。サヨナラHRも何本か打ったし、彼の一打が試合を決めたこともたびたびだ。何が彼を変えたのかはよく分からないが、ずば抜けた才能の持ち主であり、さらには練習熱心だとも言われているだけに、精神面さえ充実すればこれだけの活躍を見せるのもなんら不思議ではないだろう。今メジャーリーグファンなら誰でも知りたいのが、Aロッドの心を成長させた秘訣ではないだろうか。
実は私、Aロッドが松井秀喜の著書「不動心」を愛読しているのではないだろうかと思っている。オフの期間に日本語を一生懸命勉強して、日本語で「不動心」を読んで、精神修養に励んだのではないだろうか・・。これはただの冗談だが、松井の心がAロッドの才能に乗り移ればこれくらいの活躍は当然だと思う。あながち妄想でもないような気がするんだけど。
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