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おとなのおりがみ

 やっと見つけた、「おとなのおりがみ」(山と渓谷社)。アル中Masa という人が考案した、お札を使って色々なものを折りあげる方法を図示した本である。私はこの本のことを少し前に週刊誌上で知って、欲しくなってずっと探していたのだが、やっと見つけることができた。嬉しい!。一万円札・5千円札・千円札などを折って作った作品の写真が、最初の数ページに載せられている。福沢諭吉がスーパーマンになった「スーパー万」、一万円札を6枚使って作った「かね道楽」など、ユーモアたっぷりの作品が並んでいて、見ていると自分でも作りたくなってくる。だが、いきなりこんな大作を物にしようとしても失敗するに決まっているから、最初は謙虚に、簡単そうな「千円シャツ」(難易度5段階で最低ランクの1)を作ってみることにした。

 ①まず千円札を1枚用意して、野口英世の肖像を上に向ける。


 ②中心に向けて左右両側から「たにおり」する。


 ③こんな感じになるが、何度も力を加えてしっかり折り目をつけておく。


 ④上から約6mmのところを「やまおり」し、下から36mmのところを「たにおり」する。
 (長さはあくまでも目安であり、見た目で折ってしまえばいいらしい)


 ⑤上の部分の左右から斜め下に向かって、角が中心線に当たるように「たにおり」する。
 下の折ったところは折り目をしっかり付けた後、元に戻しておく。


ここからが難しかったので、横に連続して写真を並べてみる。
  

⑥ ④で折った線と、お札の横の中心線を結ぶようにして、左右の上半分を折り返す。
下の部分も、上の形と対称になるように折り返す。折り目をしっかり付けていくことがポイントになる。(かなり難しい)

 ⑦で折った線をもとにして、下の部分を上に折り戻す。


 ⑧さらに下の部分全体を、襟首に合わせて、半分に「たにおり」で折り上げる。


 ⑨襟の部分を前に出せば、完成!!
 素晴らしい!!


お札の裏側の絵柄をうまく使って、ネクタイを締めているように見える。なんて創意工夫なんだろう。調子に乗って、もう一つ作ってしまった。





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