毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
バカじゃないの!
昨日「笑っていいとも」を見ていたら電話が鳴った。私が出ると、銀行だと名乗った。
「さきほど、私たちのもとに警察から電話がかかってきまして、お宅様のキャッシューカードが届けられているとのことでした」
「えっ?キャッシュカード?」
「はい、今日は使われましたよね」
「ええ、午前中に」
「そのカードだと思うんですけど、落し物として届けられているそうなんです」
「・・・。うーん、よく分からないですけど・・・」
「詳しい事情は聞いていないのですが、日曜までは○○の派出所に保管してあるそうですから、取りに行って頂きたいと思いまして」
「はあ、取りには行きますけど・・。ATMから抜き忘れたのかなあ・・」
「そうかもしれませんね。で、不正があってはいけないので、今はそのカードの使用ができなくしてありますので、警察で受け取られたら一度私たちのもとにおいで頂けませんでしょうか」
「はい・・、分かりました・・」
何だか狐につままれたような話で訳が分からなかったが、調べてみると確かに午前中使ったキャッシュカードが見当たらない。妻に事情を説明すると、あきれたような顔をして、「何やってるの、まったく。キャッシュカードからお金を引き出されてたりしてないの?」「分からない・・。参ったなあ・・」「とにかくすぐに警察に行ってらっしゃいよ」
その通帳には、税金などを支払うために銀行から借りたお金が入金されたばかりで、少しばかりまとまったお金が入っている。それを引き出されていたら、かなりまずい。とにかく警察へ行かなくちゃ、と印鑑と通帳を持ってすぐに出かけた。
教えてもらった派出所に行くと若い警官が3人で対応してくれた。免許証と通帳を見せて私のカードだと確認されると、用紙に住所氏名を書き込んで無事キャッシュカードは手元に戻ってきた。「これが発見者の電話番号です」「はい、御礼の電話はします」「そうしてください。自宅の近くに落ちていたのを拾ってここに届けてくれたようです」「はい、どうもありがとうございました」拾った場所の地名は口頭で教えてくれたが、そこは銀行から少し離れたところだ。ということは、ATMから私がとり忘れたカードをそのまま銀行の職員に届けるのではなく、外に持ち出してから捨てたことになる。それじゃあ、ひょっとするとカードを使ってお金は引き出されてしまっているかもしれない。スキミングという手口もあるし・・。ううう・・。かなり青ざめてきたが、派出所を出るとすぐに銀行に向かった。
銀行では午前中に私に対応してくれた顔なじみの行員さんに事情を話して、必要な手続きをしてもらった。
「もしかしたら、全額引き出されてるかもしれないので、確認してもらえますか?」
「はい」と言って、すぐに手元のパソコンを操作してくれた。
「ご安心ください、午前中に取引されたままですよ」
「あ~、よかった」
ホッとした、こんなにホッとしたのは久しぶりだ、一気に緊張が解けた。ソファーに腰掛けて手続きが完了するのを待っている間に己のバカさ加減に嫌気がさして来たが、とにかくよかった、よかったと思っていた。
「これでこのカードは使えますけど、こんなことがあるとご心配ですよね。なので、今は手のひらの静脈で本人確認ができるカードがありますので、それに申し込まれてはいかがですか」
「はい、お願いします」
普段だったら、面倒な手続きは絶対にしないのだが、さすがにその時は偉そうなことを言っていられない。言われるままに用紙に記入して申し込んできた。
家に帰ると、妻が「大丈夫だった?」とすぐに聞いてきた。「うん、何ともなかった」「よかったわねえ」と喜んでくれたが、もとは私のドジから生まれたことだけに素直には喜べない。
「本当にバカだよなあ」
「本当にダメだねえ。気をつけてよ」
「うん」
ものすごく反省した。警察に届けてくれた人に電話をして心からお礼を言った。もう二度とこんな失敗をしないと誓った。
だけど、またやっちゃいそうだよなあ・・。
「さきほど、私たちのもとに警察から電話がかかってきまして、お宅様のキャッシューカードが届けられているとのことでした」
「えっ?キャッシュカード?」
「はい、今日は使われましたよね」
「ええ、午前中に」
「そのカードだと思うんですけど、落し物として届けられているそうなんです」
「・・・。うーん、よく分からないですけど・・・」
「詳しい事情は聞いていないのですが、日曜までは○○の派出所に保管してあるそうですから、取りに行って頂きたいと思いまして」
「はあ、取りには行きますけど・・。ATMから抜き忘れたのかなあ・・」
「そうかもしれませんね。で、不正があってはいけないので、今はそのカードの使用ができなくしてありますので、警察で受け取られたら一度私たちのもとにおいで頂けませんでしょうか」
「はい・・、分かりました・・」
何だか狐につままれたような話で訳が分からなかったが、調べてみると確かに午前中使ったキャッシュカードが見当たらない。妻に事情を説明すると、あきれたような顔をして、「何やってるの、まったく。キャッシュカードからお金を引き出されてたりしてないの?」「分からない・・。参ったなあ・・」「とにかくすぐに警察に行ってらっしゃいよ」
その通帳には、税金などを支払うために銀行から借りたお金が入金されたばかりで、少しばかりまとまったお金が入っている。それを引き出されていたら、かなりまずい。とにかく警察へ行かなくちゃ、と印鑑と通帳を持ってすぐに出かけた。
教えてもらった派出所に行くと若い警官が3人で対応してくれた。免許証と通帳を見せて私のカードだと確認されると、用紙に住所氏名を書き込んで無事キャッシュカードは手元に戻ってきた。「これが発見者の電話番号です」「はい、御礼の電話はします」「そうしてください。自宅の近くに落ちていたのを拾ってここに届けてくれたようです」「はい、どうもありがとうございました」拾った場所の地名は口頭で教えてくれたが、そこは銀行から少し離れたところだ。ということは、ATMから私がとり忘れたカードをそのまま銀行の職員に届けるのではなく、外に持ち出してから捨てたことになる。それじゃあ、ひょっとするとカードを使ってお金は引き出されてしまっているかもしれない。スキミングという手口もあるし・・。ううう・・。かなり青ざめてきたが、派出所を出るとすぐに銀行に向かった。
銀行では午前中に私に対応してくれた顔なじみの行員さんに事情を話して、必要な手続きをしてもらった。
「もしかしたら、全額引き出されてるかもしれないので、確認してもらえますか?」
「はい」と言って、すぐに手元のパソコンを操作してくれた。
「ご安心ください、午前中に取引されたままですよ」
「あ~、よかった」
ホッとした、こんなにホッとしたのは久しぶりだ、一気に緊張が解けた。ソファーに腰掛けて手続きが完了するのを待っている間に己のバカさ加減に嫌気がさして来たが、とにかくよかった、よかったと思っていた。
「これでこのカードは使えますけど、こんなことがあるとご心配ですよね。なので、今は手のひらの静脈で本人確認ができるカードがありますので、それに申し込まれてはいかがですか」
「はい、お願いします」
普段だったら、面倒な手続きは絶対にしないのだが、さすがにその時は偉そうなことを言っていられない。言われるままに用紙に記入して申し込んできた。
家に帰ると、妻が「大丈夫だった?」とすぐに聞いてきた。「うん、何ともなかった」「よかったわねえ」と喜んでくれたが、もとは私のドジから生まれたことだけに素直には喜べない。
「本当にバカだよなあ」
「本当にダメだねえ。気をつけてよ」
「うん」
ものすごく反省した。警察に届けてくれた人に電話をして心からお礼を言った。もう二度とこんな失敗をしないと誓った。
だけど、またやっちゃいそうだよなあ・・。
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