毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
あんこ玉
27日の毎日新聞朝刊に、「もう一度食べたい」ものとして「あんこ玉」が特集されていた。「あんこ玉」はおいしいに決まってるよなあ、とあんこ大好きな私は嬉しくなったが、記事に添えられた写真を見たら、見覚えのある「あんこ玉」だった。白黒の写真ではあったが、9つある「あんこ玉」が全て微妙に色が異なっているのが分かる。おお、これは!と思って記事を読んでみると、浅草の舟和本店の「あんこ玉」だった。「やっぱり」と思って、携帯のカメラで撮った写真を探してみたら見つかった。
「あんこ玉」とは餡(天玉)を寒天で包んだものであり、この寒天が口に入れた時のツルリとした食感を作り出す。日が経つと寒天が白くなってひび割れ、その食感が損なわれてしまうため賞味期限は3日だという。舟和では天玉にフレーバーをつけ、昔ながらの定番である小豆以外にカラフルな「あんこ玉」を作って、9種類の味が楽しめるようになっている。柚子、巨峰、小豆、珈琲、あんず、紅茶、抹茶、白いんげん、苺であるが、写真を見ただけではどれがどれなのか思い出せない。写真の「あんこ玉」は妻が息子の受験の付き添いで上京した際に土産として買ってきたもので、箱に入ったままの状態で撮ったので有り難味が薄れているが、1つ1つの味に変化があり、「ツル、プチッ」とした食感も楽しくて何個でも食べられそうだった。この中で小豆が私の一番のお気に入りだったが、紅茶も意外なほどおいしかった。これはちょっとおいしくないな、と思った物が1つもなかったのはさすがだった。
写真の下の方に見えるのは舟和本店のもう1つの人気商品である芋ようかんだ。これには「芋ようかんは、さつま芋を一本一本手で皮をむき、さつま芋と砂糖で造り、甘味をおさえ素朴な風味を生かしたようかんです」という説明が付いていた。一口頬張れば、さつま芋のおいしいところだけが凝縮された物を食べているような気がしてきて幸せな気持ちになれた。さつま芋で作った和菓子といえば、名古屋地区では「鬼饅頭」が有名だが、まったく別の味わいであるから比べようがない。
でも、やはり羊羹となると小倉羊羹に優るものはないと思う。今月初めに高校に合格した姪の入学式の日に、私の妹が持ってきてくれたとらやの羊羹はやはり絶品だった。
木箱に納められた黒糖の「おもかげ」と小倉の「夜の梅」。いかにも高級品ですよと言わんばかりの威圧感さえ感じるが、食べてみれば納得がいく。文句なくおいしい。分厚く切って口いっぱいにほおばるともう何も言えない、言う気もなくなる。ただただおいしい・・。「夜の梅」とは羊羹らしくない名前に思えるが、切った断面に小豆が浮かび上がり、それが夜に見る梅の花のようだからこう名づけられたという話を聞いたことがある。
そう思うと、舟和本店の「あんこ玉」同様、見て楽しみ、食べて楽しむという和菓子の真髄を余すところなく表現している銘菓なのだろう。(簡単に食べられないだけに、思わず言葉も上ずってしまう)。
「あんこ玉」とは餡(天玉)を寒天で包んだものであり、この寒天が口に入れた時のツルリとした食感を作り出す。日が経つと寒天が白くなってひび割れ、その食感が損なわれてしまうため賞味期限は3日だという。舟和では天玉にフレーバーをつけ、昔ながらの定番である小豆以外にカラフルな「あんこ玉」を作って、9種類の味が楽しめるようになっている。柚子、巨峰、小豆、珈琲、あんず、紅茶、抹茶、白いんげん、苺であるが、写真を見ただけではどれがどれなのか思い出せない。写真の「あんこ玉」は妻が息子の受験の付き添いで上京した際に土産として買ってきたもので、箱に入ったままの状態で撮ったので有り難味が薄れているが、1つ1つの味に変化があり、「ツル、プチッ」とした食感も楽しくて何個でも食べられそうだった。この中で小豆が私の一番のお気に入りだったが、紅茶も意外なほどおいしかった。これはちょっとおいしくないな、と思った物が1つもなかったのはさすがだった。
写真の下の方に見えるのは舟和本店のもう1つの人気商品である芋ようかんだ。これには「芋ようかんは、さつま芋を一本一本手で皮をむき、さつま芋と砂糖で造り、甘味をおさえ素朴な風味を生かしたようかんです」という説明が付いていた。一口頬張れば、さつま芋のおいしいところだけが凝縮された物を食べているような気がしてきて幸せな気持ちになれた。さつま芋で作った和菓子といえば、名古屋地区では「鬼饅頭」が有名だが、まったく別の味わいであるから比べようがない。
でも、やはり羊羹となると小倉羊羹に優るものはないと思う。今月初めに高校に合格した姪の入学式の日に、私の妹が持ってきてくれたとらやの羊羹はやはり絶品だった。
木箱に納められた黒糖の「おもかげ」と小倉の「夜の梅」。いかにも高級品ですよと言わんばかりの威圧感さえ感じるが、食べてみれば納得がいく。文句なくおいしい。分厚く切って口いっぱいにほおばるともう何も言えない、言う気もなくなる。ただただおいしい・・。「夜の梅」とは羊羹らしくない名前に思えるが、切った断面に小豆が浮かび上がり、それが夜に見る梅の花のようだからこう名づけられたという話を聞いたことがある。
そう思うと、舟和本店の「あんこ玉」同様、見て楽しみ、食べて楽しむという和菓子の真髄を余すところなく表現している銘菓なのだろう。(簡単に食べられないだけに、思わず言葉も上ずってしまう)。
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