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とんぼ玉

 1週間前にサントリー「伊右衛門」のペットボトルにおまけとして付いている「折り紙」を記事にしたが、実はそれと同時に別の種類のおまけが「伊右衛門」に付いていて、それもせっせと集めていた。いくらなんでも連続して記事にするのも面白みがないと、1週間待って今日取り上げることにした。
 それは、「とんぼ玉」と呼ばれるもので、1年12ヶ月それぞれにふさわしいテーマを決め、それに因んだ模様を直径1cmほどのプラスチック製の透明な玉に施したものである。おまけと侮るなかれ、なかなか美しいもので12種類全部集めた今、手にとって眺めているだけでも嬉しくなる。「とんぼ玉」についての説明書きも添えられている。
 「多くの国で親しまれている、美しい紋様のとんぼ玉は江戸時代の半ばから、この名称で呼ばれるようになり、京都をはじめ、江戸・大阪・長崎などで作られていたと言われています。
 現在では、帯留めや簪(かんざし)などをはじめ、さまざまな装飾品として使われています」
 長い歴史を持ったものだということは分かったが、でも何故「とんぼ玉」と呼ばれるのだろう?よく分からないが、細かいことは気にせず、ただその美しさを愛でればいいのかもしれない。

 

1月 結び柳     2月 白梅


 

3月 春霞     4月 桜


 

5月 時鳥     6月 紫陽花


 

7月 天の川     8月 夏の海


 

9月 名月     10月 稲の穂


 

11月 銀杏     12月 うす氷


 それぞれのテーマについての説明書も添付されているが、それを読むのもまた楽しい。12ヶ月全ての文を引用したいところだが、さすがにそんな時間はない。とりあえず、今月4月のものだけを写してみる。
 「桜の盛りは短いものですが、昼夜問わず、にぎやかに花見の宴が催されるのは、日本ならではの春の風景です。
 お茶席でも、その桜にちなんだお茶菓子が振舞われ、華やかな雰囲気につつまれます。
 散りゆくはかなさをあわせもった、そんな桜をイメージした四月のとんぼ玉をお贈りいたします」

 花見に行きたくなった・・。

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