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トルネーダー

 妻の妹に小学5年生になる息子がいる。3月生まれのその子に毎年誕生日になるとプレゼントをしている。「今年は何がいい?」とたずねたら、あれこれしばらく考えた後で、「トルネーダー」だと返事が来た。「何だそれは?」と思いながらも、楽天市場で買えると教えてくれたので早速注文しようとした。とは言っても、楽天市場を使うのは初めてだ。いつの間にか会員登録はしてあったが、なんだか手続きに戸惑った。アマゾンなら慣れているから、アマゾンでも売っているかと思って調べたが、あいにく売っていなかった。仕方がないので楽天で注文したのだが、後でメールボックスを見たら、注文完了メールが2通も入っていた。「あれこれやっているうちに2個注文したことになったんだな」と思って、すぐに1個キャンセルしようと思ってメールを返した。
 ところが翌日になっても何の音沙汰もない。「困ったなあ、キャンセルできないのかな・・」もう少し待って連絡がなかったら電話してみようと思った。ところがもう一夜明けたら、何と小包に入った「トルネーダー」が送られてきてしまった。


「参ったなあ・・」と思いながら義妹のところへ電話したら、「ありがとう。今届いた」と屈託のない返事が返ってきた。送り先が別々の商品を2個頼んだことになったのだろう。義妹に少しばかり事情を説明したら、大笑いされてしまった。その声を聞いていたら、あれこれ手続きを踏むのが面倒くさくなってきて、送られてきたものは自分用にしようと決めた。
「でも、これっていったい何だ?」
箱には「リモコンで動かすアクロバットロボ『トルネーダー』」と書いてある。これだけでは何も分からないので、包みを開けてみた。

 

なるほど、これらの部品を組み立てて作るんだな。「難易度(5段階で)3、チャレンジ年齢10歳、工作時間1時間」と書いてあるから、きっとそれほど苦労せずに出来上がるだろう。よし、作ってみよう。
 
 ①コントローラーを作る。

  


 ②本体を作る。

  

  

 一応これで完成した。やはりそんなに難しくはなかった。と言ってもただ組み立てるだけだから当たり前のことだが・・。こうしたキットを組み立てるたびに思うことは、本当は現代科学の粋が凝縮されたものだろうに、私のような素人でもいとも簡単に組み立てることができることだ。「難しいことを簡単に見せる」、それこそが科学の科学たるゆえんだ。現代科学を身近なものにするための技術者たちの努力には敬服するばかりだ。

 早速試運転してみた。なかなかトリッキーな動きをするので思わず引き込まれてしまう。



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