じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「夜のさいころ」

2018-03-17 22:26:40 | Weblog
☆ 川端康成の短編集「愛する人達」(新潮文庫)から「夜のさいころ」を読んだ。

☆ 浅草の踊り子たちが地方興行、それに同行する青年の物語。

☆ 青年は17歳の踊り子に心惹かれる。彼女はいつもさいころを転がしていた。母譲りだという。

☆ 青年と踊り子の生き生きとした会話が印象的だった。
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乱読

2018-03-17 15:11:23 | Weblog
☆ 川端康成の短編集「愛する人達」(新潮文庫)から「女の夢」「ほくろの手紙」、松本清張の短編集「或る『小倉日記』伝」(新潮文庫)から「火の記憶」を読んだ。

☆ 「女の夢」は、36歳で結婚を決意した歯科医とその新妻の話。新妻にはある秘密があった。

☆ 「ほくろの手紙」は、首のつけ根の黒子を触る癖のある女性の話。どうでもいいようなことだけれど、人にはいろいろなこだわりがあるようだ。

☆ 「火の記憶」は、主人公の女性が結婚を決めた男性の家族の話。男性の父親は事業に失敗して失踪。男性に父親の記憶は薄いが、その代わり別の男性の記憶が残っている。この男性は誰なのか。男性は自分なりに推理するが。山の稜線を彩る火の描写が印象的だった。
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「前川」いじめか

2018-03-17 10:17:36 | Weblog
☆ 名古屋市の中学校で前川前次官が講演をしたことについて、文科省が何度も問い合わせ(調査)をしてきたという。

☆ 大臣が初等教育局長に注意をしていたから、初等教育局、中でも教育課程課が行っていたようだが、文科省が個々の学校の教育実践に教育委員会の頭越しに調査するのは異例ではなかろうか。

☆ 前川氏と言えば、天下り問題で引責辞任したのだったかな。加計問題では国会で先輩官僚の加戸さんと対決していた。政権にとっては邪魔な存在なのだろう。政権に批判的な発言をしていたのではとピリピリしているのだろうか。

☆ それにしても、教育課程課が独断で動くとも考えられず、何らかの「力」が働いたのではと勘繰りたくなる。

☆ 政権に反旗を掲げるものは許さないという見せしめ、干渉か。それとも政権の断末魔か。
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