☆ 映画「隣人は静かに笑う」(1999年)を観た。
☆ もし近所にテロリストが引っ越してきたら、というストーリー。といってもテロリストとわかっているなら捜査機関もマークするだろうが、一見普通の家族。主人公のマイケル・ファラデーは大学でテロについて教えているから、ちょっとしたことが気になったのかも知れない。
☆ ファラデーの内面を中心に話が進んでいく。彼の行動や発言だけを見ている人は、彼自身が怪しいと思うだろう。それにこの主人公、ちょっと短気だ。感情が激しすぎる。FBI捜査官だった妻が殉職したという過去があったとしても、どうも精神状態が不安定だ。それがテロリストの狙いだったのかも知れない。
☆ すべてはテロ集団の計算通りか。最後のどんでん返しは意表を突く。前半は少し退屈気味だったが、後半は熱中できる。
☆ テロに限らず想像を超えた事件が起こった時、私たちはその「理由」を見つけようとする。日本でも少年や少女の猟奇的な犯罪に対して、原因を求めて安心感を得ようとする。しかし、人間の内面はもっと複雑で、理由などない場合だってあるだろう。わかったつもりになって、安心感を確保する。
☆ 危険は案外身近にあるのかも知れない。
☆ もし近所にテロリストが引っ越してきたら、というストーリー。といってもテロリストとわかっているなら捜査機関もマークするだろうが、一見普通の家族。主人公のマイケル・ファラデーは大学でテロについて教えているから、ちょっとしたことが気になったのかも知れない。
☆ ファラデーの内面を中心に話が進んでいく。彼の行動や発言だけを見ている人は、彼自身が怪しいと思うだろう。それにこの主人公、ちょっと短気だ。感情が激しすぎる。FBI捜査官だった妻が殉職したという過去があったとしても、どうも精神状態が不安定だ。それがテロリストの狙いだったのかも知れない。
☆ すべてはテロ集団の計算通りか。最後のどんでん返しは意表を突く。前半は少し退屈気味だったが、後半は熱中できる。
☆ テロに限らず想像を超えた事件が起こった時、私たちはその「理由」を見つけようとする。日本でも少年や少女の猟奇的な犯罪に対して、原因を求めて安心感を得ようとする。しかし、人間の内面はもっと複雑で、理由などない場合だってあるだろう。わかったつもりになって、安心感を確保する。
☆ 危険は案外身近にあるのかも知れない。