★ 町屋良平さんの「青が破れる」(河出文庫)を読んだ。町屋さんのデビュー作で、文藝賞受賞作。
★ ボクサー志望の主人公とその周りの同世代の人々を描いている。前半のリズムは体言止めが多く、ラップ調の感じがした。後半は散文になってきた。淡々とした文体が印象的だった。
★ 自動変換されそうな漢字が平仮名表記されているところ、作者の思い入れがあるのだろうか。
★ 濃密な表現とは程遠いが、このあっさり感が「今」的なのだろうか。芥川賞受賞作も読んでみたい。
★ ボクサー志望の主人公とその周りの同世代の人々を描いている。前半のリズムは体言止めが多く、ラップ調の感じがした。後半は散文になってきた。淡々とした文体が印象的だった。
★ 自動変換されそうな漢字が平仮名表記されているところ、作者の思い入れがあるのだろうか。
★ 濃密な表現とは程遠いが、このあっさり感が「今」的なのだろうか。芥川賞受賞作も読んでみたい。