じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「そのときは彼によろしく」

2010-10-16 01:26:49 | Weblog
★ 何かピンとこないタイトルだったが、観ていると意味がわかった。

★ 一言で言ってメルヘン。あり得ない話(奇跡)の連続だが、この世の中せめて映画くらいハッピーエンドでいいじゃない。

★ 主演の長澤まさみさん、きれいだったなぁ。

★ 原作は「いま、会いに行きます」の市川拓司さん。これは、あとから知ったけれど、そう言われればなるほどなぁという感じがした。

★ 子どもたちがいいなぁ。中でもさとしくんの少年時代を演じた深澤嵐君の顔がいい。

★ 水槽の映像は「シュリ」のイメージ。女性が病気なのは「スウィートノベンバー」と言う感じった。後半はお父さん役の小日向さんがいい。泣かせてもらいました。

★ 原作も読んでみたい、と思った。
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「落ちこぼれ(落ちこぼし)」時代の再来

2010-10-15 15:49:50 | Weblog
★ 2学期の中間テストのシーズンを迎え、気になることがある。それは学校の授業についていけていない生徒の増加である。

★ 数学、理科では新しい指導要領が先取りされている。ほぼ「ゆとり教育」以前の水準に戻っている。しかし、子どもたちの耐性が衰えてしまったのか、それともかつての「現代化カリキュラム」のように学校現場が指導に戸惑っているためか、授業についていけていない生徒が目につく。

★ 「ゆとり教育」をめざした先の指導要領では学校5日制時代に対応して、大幅な学習内容の縮減が行われた。学校ではミニマムエッセンシャルを確実に身に着けさせようとするものだった。しかし、これは誤算に終わった。内容を減らし、児童・生徒の負担を減らしても、授業についてこれない生徒は減らなかった。

★ むしろ今まで何とか授業についてきていた中位層の生徒の学力が低下した。

★ 一律に内容を減らしても「ゆとり」にはならず、むしろ学力の低下、学力の二極化が顕著になってきた。

★ しかし、だからといって内容を昔に戻したら、このありさまだ。子どもの能力が多様化している、あるいは多様なニーズに応じて指導することが求められる時代になってきている。

★ わからなければ、それでも良いと言ってしまえばそれまでだが、それでほっておける時代ではなかろう。進学もあるし、就職もしなければならない。

★ 「落ちこぼれ(落ちこぼし)」問題の再来が近づいているように思う。

★ 学校ではよりキメの細かい指導が求められるようになりそうだ。この期待に学校は耐えられるだろうか。
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アメリカの衰亡

2010-10-15 15:40:18 | Weblog
★ ドル安が進んでいる。世界の基軸通貨と言われたドルが見放されている。これは少し前まではパックスアメリカーナとまで言われたアメリカの衰退を示すものだろうか。

★ 大国の盛衰は歴史の必然。アメリカが先進国から脱落し、あるいは分裂しようとも何も驚くことはない。かつてのローマ帝国のように「昔、アメリカ合衆国と言う大国があった」と言われる時代が来るかもしれない。

★ それはともかく世界は金融緩和政策でカネ余りがひどい。このままでは通貨の価値が低下し、インフレはおろか、通貨自体の信用不安になりかねない。紙幣が紙くずと化し、物々交換の時代が来てしまうのだろうか。

★ それとも、あらたな世界通貨が模索されるのだろうか。

★ 資本主義は崩壊し、あらたな経済の仕組みが生まれるのだろうか。社会主義国が崩壊したこの時代に、マルクスの予言が的中するというのも皮肉なことだ。
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「天然コケッコー」

2010-10-14 01:57:03 | Weblog
★ 今夜は「天然コケッコー」を観た。小・中学生あわせて、全校生徒6人の分校に東京からイケメンの転校生が来るという話。

★ ストーリーとしては主人公の女の子と転校生の「大沢くん」とのほのかな恋愛を中心に田舎に住んでいる人々ののんびりとした日常を描いている。

★ 大きな事件はないけれど日常の中でのちょっとした「事件」を年中行事とからめて映像化している。

★ ほぼ1年間を描いた物語で、季節の移り変わりにはそれとわかる風物をまずタイトルのように映し出している。田園風景、山、海、真っ青な空が美しく描かれている。

★ 日々リアル中学生を見ていると、中学生役の役者さんたちはどうしても中学生には見えない。せいぜいが高校生だ。演技を考えるとこのあたりが限界なのか。

★ 主人公の夏帆さんは「うた魂!」同様、かわいくて良かった。

★ 主人公の家で飼っているニワトリは、昨夜観た「幸福な食卓」のニワトリとダブるなぁ。
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「幸福な食卓」

2010-10-13 05:07:17 | Weblog
★ 全く期待せずに見始めたが、中盤からいい感じになって、最後は感情移入してしまった。

★ 「幸福な食卓」というタイトルだが、この家族はちっとも幸福ではない。父親は自殺未遂のあげく「父さんやめようと思う」宣言。母親は自殺未遂事件のショックからか別居。兄は成績優秀なのに大学へは行かず、まさに家庭崩壊状態。

★ そんな中で形だけの「幸福な食事」が繰り返される。

★ 映画を観てまず印象的だったのが、街の描写が実に美しいこと。特に俯瞰図そして、雨の風景が心に残った。

★ 坂道で主人公の少女とボーイフレンドが語るシーンは、宮崎アニメの「耳をすませば」のようだった。

★ 主演の北乃きいさんの初々しさがよかったし、勝地涼さん演じるボーイフレンド役も良かった。最初はちょっと鼻につく演技だったが、とにかく一途で前向きな性格は見ているうちに気持ちよくなってくる。それだけに・・・。

★ 一言でいえば家族再生、少女の成長ドラマだが、「見えないところで誰かが支えてくれている」というメッセージがジーンと伝わってくる。
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「TAJOMARU」

2010-10-13 03:17:22 | Weblog
★ 「TAJOMARU」を観た。

★ 先入観なしで観たが、変わった感じの映画だった。森の中の盗賊場面は懐かしい黒澤監督の「羅生門」を思い起こす。原作が芥川龍之介の「藪の中」と言うから、当然か。

★ 映画としては、学芸会のようでもあり、歌舞伎のようでもあり、映画と舞台が合体したような感じだった。

★ 舞台的なところはこれも黒澤明監督の「虎の尾を踏む男達」を思い起こした。これは歌舞伎の「勧進帳」がベースだね。

★ 小栗さんの熱演、松方さん、本田さんの演技が印象的だった。ヒロインの柴本幸さんは女優の真野響子さんに似ているなぁと思っていたら、娘さんだった。

★ 作品の中で「正義」をめぐる論戦があった。このあたりはプラトンの「国家」のようだった。何がホントで何がウソか、どんでん返しの連続が見せ場か。

★ 「どろろ」や「カムイ外伝」とは違った感じの、ちょっと難しい映画だった。
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家庭教育の崩壊

2010-10-12 22:41:06 | Weblog
★ 東京で中学生がホームレスの男性に熱湯をかけ、重傷を負わせたという。

★ その中学生、「少しやりすぎた。石をぶつけるぐらいにしておいたらよかった」と言ったという。

★ 何と言う想像力の欠如。人の痛みを感じられない鈍感さ。言葉を失う。

★ 最近の中学生を見ているとイライラする。飲み終わったペットボトルは道ばたにポイ捨て、自販機やコンビニの前にたむろして傍若無人な振る舞い。

★ 道徳心やら公共マナーとか、そんなかけらもない。自分さえ楽しければいいよって感じだ。過保護のツケだが、彼らがやがて親となり、同じような子どもたちが再生産されてしまうのだと思うと将来は暗い。

★ 大人も子どもも、そろそろ「恥」を知るべきだと思う。
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「第9地区」

2010-10-12 05:44:54 | Weblog
★ 「第9地区」を観た。独特の雰囲気のある映画だった。舞台が南アフリカだということも関係しているのだろうか。

★ SFのエイリアンモノだが、エイリアンが人類を襲うのではなくて「難民」として登場するのが新しい。

★ 人間対エイリアン、共生できないありさまは、長年続いたアパルトヘイトを思い起こさせる。

★ エイリアンの難民キャンプの様子は、今も残る紛争地帯の風景と類似している。

★ 激しい戦闘シーンなどもあるが、基調は人間ドラマだ。一つ間違えばB級映画だが、よくできていた。街の上空に留まっている母船は何とも不気味だ。
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1ドル70円台へ

2010-10-11 10:47:05 | Weblog
★ 円高が止まらない。日銀の2兆円にのぼる単独介入、金融緩和策は、アメリカの金融緩和策の前にほとんど功を奏さず、時間稼ぎにもならなかった模様だ。

★ また為替に介入するのか。数字だけが膨らんで、実体経済とだんだんかけ離れたもになっていく。ツケは必ず帰ってくると思うのだが。

★ アメリカも中間選挙を控えて景気浮揚に必死なのだろう。オバマ大統領の支持率は良くないという。大統領に選出された時のオーラは薄れ、何か存在が小さくなったように感じる。

★ 1ドル360円時代から308円を経て変動相場制へ。240円、120円とジリジリと円高が進み、初めて70円台に入ったのがバブル崩壊後の1995年だとか。それ以降120円台まで円安が進んでいたが、ここにきて一気に80円の壁を超えそうだ。

★ ただこれは日本経済が評価されての話ではない。ババ抜き状態。ドルもユーロもダメと言うことで、市場にあふれたカネが円に投機されているに過ぎない。輸出でメシを食ってきた日本には迷惑な話だが、これも時流か。

★ さて、どうする。日本の企業は絞れるだけ絞って生き抜いてきたが、そろそろ限界かな。安い労働力を求めて、海外移転が加速されそうだ。雇用問題はますます深刻になりそうだ。
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価格破壊の誤算

2010-10-10 16:54:16 | Weblog
★ ある大手学習塾が○周年記念キャンペーンと言うことで授業料をディスカウントした結果、減収減益に陥ったという。

★ キャンペーンと銘打って一気に囲い込みを目指したのだろうが、思わぬ誤算か。

★ この業界、安ければいいって世界じゃない。私企業だから利潤を言追求するのは当然だが、商品、サービスの中身で競争をして欲しいものだ。
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