先週から、なかなか風邪が治らず、「ええ加減にせい!」という感じだったので、昨日、ちょっとした時間を見計らって、いつものかかりつけの町医者に行ってきた。
実は、この町医者、非常にお気に入りである。
待ち合い室で待つこと、1時間。
名前を呼ばれて、
「おはようございまーす!(病人のわりに、ハイテンション)」と診察室に入っていくと、
「おはようさん。風邪か?」って。
(いや、それを診てもらいに来たのだが)と思いつつ、
少し間を置いて、「ハイ。」と答える。
そういえば、前回、診察室の扉を開けた瞬間、
「風邪やろ」って、言ってたっけ。まだ、診てもないのに。(笑)
「そんなに熱が出て、しんどいような風邪じゃないやろ?」と聞かれて、
(おおっ、いきなりのハイテンションの挨拶でバレたか?)と思いつつ、
「はい、そうです。」と答え、こっちに症状の説明をさせる間髪も入れずに、
「じゃあ、インフルエンザじゃないな。口、開けてみぃ。」
(あ~ん!思いっきり開ける、僕)
「だいぶ、喉、赤いなぁ。」
「はい、喉の痛みと鼻づまりと体がダルいのと…。」(だから、今、言おうと思ってたのに。)
「ふつうの風邪やな。今日、お風呂やめときやぁ。お腹みせてみぃ。大きく息を吸って、………はい、吐いて………。」
「………うん、ふつうの喉風邪ですわ。すぐ治るわ。」
という感じで、診察は終わった。この間、わずか1分もかかってないのではないかと。
そのわずかな時間のために、1時間も待つのはしんどいが、安定感のある口調とはっきりした診断に、わずかな時間でもこっちとしては非常に安心し、癒しさえ感じる。
おかげで、今、僕は喉も全く痛くないし、かなり回復してきた。
というわけで、町医者は、ええなぁ、と思うのでした。
TB。--------
自記事「バチあたり。」