ふと、「機動戦士ガンダム」で、ガンキャノンというモビルスーツが出てくることを思い出した。
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また最近、テレビのニュースで、キヤノンのことが取り沙汰されている。
ご存知な方も多いでしょうが、キヤノンの会長、経団連会長でもある、御手洗冨士夫さんの長年の友人とされているコンサルタント会社の社長が、キヤノンの大分工場建設をめぐる脱税容疑で逮捕されたニュース。
個人的に、若い学生の頃から、いわば、キヤノンにはお世話になっているので、悪く言うつもりはないが、
おそらく、今、その逮捕されたコンサル会社の社長は、御手洗会長自身が言っていたように、キヤノンへの風評被害の原因であり、キヤノンの「癌」だろう。
もしくは、このご時世。キヤノン自体を、「癌」とする人もいるだろう。
現に、今回の件も、キヤノン自体、もしくは、御手洗会長自身が、まったく関わっていなかったのか、の疑念は、まだ完全には、ぬぐい切れていないようだ。
また、昨今取り沙汰されている、製造業への派遣の解禁によって、大きな恩恵を受けた企業の一つとして挙げられるのが、キヤノンでもあるからだ。その成長もあって、御手洗会長が経団連会長に押し上げられた、とも言えるだろう。
でも、これについては、そもそも、なぜ、製造業に解禁したのか、というところに質す部分があるように思う。
そんなことを、考えていたら、
ふと、思い出してしまった。「機動戦士ガンダム」で、ガンキャノンというモビルスーツが出てくることを。
どちらにしても、本当に、「癌」かどうか、僕が判断できる立場ではない。
注:キヤノン株式会社の「キヤノン」の発音は、よく「キャノン」と発音されますが、文字などでは、「ヤ」を小さくせず、「キヤノン」とするのが、正式な表記だそうです。