昔、ガラケーがガラパゴス諸島由来の「ガラパゴス化」からその略称が作られたように、日本の政治や法律も特に世界と接する部分のことについては「ガラパゴス化」していくようです。
先日、とうとう入管法改悪法案が委員会で強行採決され参議院で成立しました。
これで日本は国際基準から離れていく国となりました。
そして、何よりも今回の改悪によって強制送還された人が戻った母国で普通に殺されてしまう可能性を大きくしたと言え、日本がその人のとりまく社会的地位を配慮せず良心のない、人権を守らない国際貢献しない国になったと言えます。
また、ウィシュマさんの件やその他にもいろいろな前例があるように出入国在留管理局の収容施設での人権無視の惨状を正当化するような動きでもあります。
今後、この結果はいろいろな法律の成立に悪い影響を及ぼすと僕は見ていて、以前も書きましたが外国人に関わる法律だけではなく日本人が関わる法律でも、まず弱者がさらに生きにくくなるような部分の法律の成立を人権を無視するような形でじわりじわりとたくさん成立させるような国になりそうな気がします。
今日、大阪市内に出た帰り、電車内で視覚障害者に席を譲る若者を見ました。
そのような人がいる限り、僕はまだ間に合うと思っています。今のうちにこの悪い流れを断ち切りたい。
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