聖書には、特権を誤用し、神エホバに許可されていない行為を行うなら、エホバの火によって命を失った事例が記されていました。引き続き、神エホバはアロンに死ぬことのないために聖なるものと汚れたものを区別するために規定全てを教えたことが、次のように記されています。
「エホバはアロンに言った。「あなたもあなたの子たちも、会見の天幕に入る時はぶどう酒などの酒を飲んではいけない。死ぬことのないためである。これは代々ずっと守るべき法令である。そうするのは、聖なるものと世俗のもの、汚れたものと清いものを区別するため、モーセを通してエホバが話した規定全てをイスラエル人に教えるためである」。
モーセは、アロンと残った息子であるエレアザルとイタマルに言った。「エホバへの火による捧げ物のの中から、穀物の捧げ物の残りを取り、無酵母パンにして祭壇の近くで食べてください。それは極めて聖なるものだからです。それを聖なる場所で食べなければなりません。それは、エホバへの火による捧げ物の中から与えられるあなたの取り分、あなたの子たちの取り分だからです。私(モーセ)はそう命じられました。また、あなたも息子も娘も、振揺の捧げ物の胸と神聖な分の脚を清い場所で食べます。それらは、イスラエル人の供食の犠牲の中から与えられるあなたの取り分、あなたの子たちの取り分だからです。振揺の捧げ物としてエホバの前で揺り動かすため、神聖な脚と振揺の捧げ物の胸が、火による捧げ物の脂肪分と共に差し出されます。脚と胸は、あなたとあなたの子たちのためにずっと与えられる取り分です。エホバが命じた通りです」(レビ記10:8~15)。
上の聖句に記されている通り、人を酔わせるぶどう酒を飲んで神エホバの会見の天幕の中に入ってはならない、と記され、それは死ぬことのないためであることが教えられています。聖なるものと汚れたものを区別する規定全てがイスラエル人に教えられたことも記されています。神エホバに仕えるためには聖なるものでなければならなかったのです。
さらにモーセはアロンの息子や娘たちが捧げ物の残りをどのようにして食べて良いかを記しています。これは祭司たちは食べ物を栽培することなく、幕屋で神エホバに仕えていましたので、食べ物をどのような場合に捧げ物の中から取って食べて良いかを規定し、食べることに困ることのないようにする愛ある取り決めでした。
次に温和なモーセが憤った場面が記されています。なぜでしょうか。次回にお伝え致します。
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玄関入り口の鉢植えの「イチゴミルクの花」