はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

虚空蔵山(こくうぞうやま)にハイキング

2025-02-04 17:15:15 | 山歩き
2月3日〜4日は、八ヶ岳あたりでスノーシューを楽しんだり、黒斑山に登山をする予定を立てていました。
しかし、今シーズン最強といわれる寒波がやってくるとのことなので、そちらは延期にしました。
ということで、近場の山でハイキングということになりました。
Mさんが三田市にある虚空蔵山という面白い山を見つけてくれたので、歩いてきました。

JR宝塚線の藍本(あいもと)駅に車を置いて出発です。
藍本駅は無人駅です。駐車場は有料ですがキャッシュレスでした。Mさんがいなければ停められません(笑)


駅から少し歩くと、酒滴神社(さかたれじんじゃ)がありました。


興味深い酒たれ伝説がある神社でした。


藍本駅からは登山口までしばらくロードが続きます。


振り返ると特急「こうのとり」が走って行きました。


登山口に到着です。左側は高速道路の「舞鶴道」です。この日は暖かく、上着を脱ぎました。


山道に入って行きます。


苔むした岩が滑りやすかったです。


やがて虚空蔵寺(堂)が見えてきました。


こんな山の中に立派なお堂が建っていました。


聖徳太子創建と伝えられています。


説明がありました。


しばらく進むと、役行者の石像がありました。やはりここも修行の山のようです。


道も険しくなってきました。


陶の郷との分岐点です。この山は立杭焼で有名な陶の郷から登ってくる人が多いようです。


出発してから約2時間で頂上に到着です。標高は596mでした。ゴクロウサンですね(笑)


頂上の少し下には磐座がありました。やはり信仰と関係があるのでしょう。
景色も良いので、ここでラーメンタイムにしました。


眼下には176号線や宝塚線、舞鶴自動車道なども見えました。


遠くの山々です。淡路島も見えるそうですが、残念ながらこの日は見えませんでした。
少し曇っていましたが、なんとか景色も楽しめてよかったです。


下山は同じ道を下りました。

歴史的な神社やお堂もあり、頂上には磐座もあってなかなか面白いコースでした。
この日の歩行距離は6.1km、タイムは4:12、のぼりは433mでした。

※登山日 2025.2.3

京都一周トレイル(伏見稲荷〜清水寺)を歩きました

2025-02-01 18:15:15 | 山歩き
京都一周トレイルがすっかり気に入り、翌日も歩きました(笑)
今回は登山装備も整えて、Mさん夫妻と3人で歩きました。

今回のスタート地点は伏見稲荷大社です。(前回のゴールの近くの藤森に車を停めました)
平日でしたがまるで休日のような賑わいでした。8割以上(9割かも)が外国からの観光客のようでした。


メインの千本鳥居は激混みが予想されたので、北側の道から登ります。


途中からの景色です。


四ツ辻に到着です。京都一周トレイルの標識がありました。


鳥居ごしの京都の町の景色を楽しみます。


四ツ辻からは泉涌寺をめざして北に進みます。一気に静かな道になりました。


町の中にも標識があり道に迷うことは少ないです。


皇族方の陵墓が見えてきました。泉涌寺も近いようです。


泉涌寺です。


続いて今熊野観音寺です。


今熊野観音寺は大好きなお寺で、春や秋によく訪れています。


途中に立派な枝垂桜がありました。春に歩けば綺麗だと思います。(近くにそば茶寮澤正というお店がありました)


迷いそうな所にも標識があるので助かります。


再び山道へ入ります。町を歩いたり山を歩いたりが京都一周トレイルの面白いところです。


少し歩いただけで深い山の中を歩いているようです。


そうしていると、また大きな道路に出ました。


国道1号線を地下道で渡ります。(ここはちょっと迷いやすく、標識に惑わされました)


再び山道に入り清水山をめざします。


ここの登りはちょっとしんどかったです。


そして、清水山(242m)に到着です。残念ながら展望はありませんでした。


時刻は2時前です。今回はここまでとして、清水寺の方に下りていくことにしました。(子安道を下りました)
(京都一周トレイルの路で清水寺に下りていく道は通行止になっています)


清水寺が見える所にやってきました。


今回は清水の舞台を下から見上げるだけです。清水寺も多くの外国からの観光客で賑わっていました。


混雑する清水坂を避け、ちゃわん坂で京阪電車清水五条駅に向かいました。


「辨慶」で温かいおうどんをいただいて、京阪電車で伏見稲荷駅へと戻りました。


この日は曇りがちで、時々白いものが落ちてくるといった天気でした。
観光地は(伏見稲荷も清水寺も)びっくりするほどの人ごみでした。
そんな観光地も通りながら、静かな山歩きも楽しめた1日になりました。
京都一周トレイルはまだ先は長いですが、ゆっくりと楽しみながら歩きたいです。

この日の歩行距離は8.7km、タイムは4:36、のぼり402mでした。

※歩いた日 2025.1.30

須磨アルプスを歩きました(後)

2025-01-28 19:15:15 | 山歩き
須磨アルプスハイキングの後編です。
前半は素晴らしい景色を楽しみながら歩きましたが、後半はいよいよメインの「須磨アルプス」を歩きます。

横尾山を出発です。(前回、おにぎりを横尾山で食べたと書きましたが、正しくは栂尾山でした)


明石海峡をゆく船を眺めながら歩きます。


しかし、のんびりと景色を眺めるのもそこまでです。いよいよ鎖場があらわれました。


本コースのメインイベントの須磨アルプスが見えてきました。


風化した花崗岩の山稜が続いています。


標高は300mにも満たない山ですが、この景観が「アルプス」と呼ばれる所以でしょう。


この部分だけを切り取ればまさに「アルプス」です。


しかし、すぐ近くには町並みが見えるのも面白いところです。


それでは核心部に向かいましょう。


鞍部になっているので風が吹き抜けます。


ここももちろん「六甲全山縦走路」です。


振り返ります。


「馬の背」と呼ばれる通り、痩せ尾根になっています。


小さな子どもを連れたファミリーが慎重に通り抜けて行きました。


両側は切れ落ちていますが、道幅があるのでそれほど怖くはありません。


無事に難所を越えることが出来ました。


最後のピーク東山に到着です。
当初は板宿駅に下山予定でしたが、もう少し「全縦」に沿って妙法寺駅まで歩くことにしました。
こちらの方が距離が短かったこともあります(笑)


「全山縦走」では次に向かう山が高取山です。


再び町の中に出てきました。ここで「全山縦走路」ともお別れです。


妙法寺駅から神戸市営地下鉄に乗って帰路につきました。


今回は、鉢伏山・旗振山・鉄拐山・高倉山・栂尾山・横尾山・東山と多くのピークを越えていくコースでした。
一番高い横尾山で312mなのでそんなにキツくはありませんが、やはりアップダウンが多いのは疲れました。
「六甲全山縦走路」の序盤の部分でもありますが、全体の1/6といったところでしょうか。
全山縦走のハードさを改めて実感しました。(この先にある菊水山や摩耶山の登りはなかなかのものです)
最後になりましたが、今回もMさんとSさんの3人で歩きました。

※登山日 2025.1.26

須磨アルプスを歩きました(前)

2025-01-27 19:15:15 | 山歩き
須磨アルプスを歩いてきました。
須磨アルプスは六甲山系の西端になり、「六甲山全山縦走」の序盤のコースでもあります。
10年以上前に「全縦」をしましたが(3回に分けてですが)その時以来の須磨アルプスになりました。

山陽電鉄の須磨浦公園駅が登山口になります。山陽電車に乗るのも久しぶりでした。


須磨浦公園駅です。日曜日でしたが思ったよりは登山者は少なかったです。10時前といこともあったのでしょう。


目の前は海です。須磨海釣り公園も見えます。


いきなり旗振山です。実は須磨浦公園駅からロープウェイで登ってきました(笑)


旗振茶屋です。「左塩屋」とありますが前回は塩屋から登ってきました。


旗振山からは素晴らしい展望が開けています。明石海峡大橋がよく見えました。


こちらは神戸側の景色です。手前の砂浜は須磨海水浴場です。


次は鉄拐山をめざします。低いピークをいくつも越えながら歩きます。


全体的に道はよく整備されています。標識も多く道迷いの心配はありません。


鉄拐山(てっかいざん)に到着です。


下には高速道路の料金所が見えます。


右手に海を眺めながら歩きます。


ウバメガシの林を歩きます。


高倉山に到着です。


ここも景色が良いです。


次は階段を下って町の方に向かいます。


町の中を通るのがこのコースの面白いところです。加藤文太郎が歩いた頃は里山だったのでしょう。


こんな橋のところにも「全縦」の案内があります。


スーパーマーケットもあります。


団地の間から次に向かう栂尾山の恐怖の階段が見えました。


そして、その階段に到着です。どこまでも続く階段です。少しパラっときました。


階段の途中から振り返りました。歩いてきた山も見えます。


「栂尾山・須磨アルプス」の名前も出てきました。もう少しで栂尾山です。


栂尾山あたりからの眺めです。


横尾山に到着です。ここでお昼のおにぎりを食べました。


<つづきます>

※登山日 2025.1.26

二上山(日本百低山)へハイキング

2025-01-12 10:25:25 | 山歩き
二上山にハイキングに行って来ました。
二上山は手軽に登れる山なので、私にはもってこいの山の一つです。
コースもたくさんあり、今回も歩いたことのないコースを登りました。

道の駅ふたかみパークを出発すると、いきなり急な階段が待っていました。


10分ほどで登り切ると展望台がありました。奈良盆地が一望です。


これからめざす二上山(左が雌岳、右が雄岳)です。


アップダウンを繰り返しながら登って行きます。


「ながめ坂」に到着です。以前、この左の道から登って来たことがあります。


「ながめ坂」からの展望です。眺めが良いから「ながめ坂」なんでしょうが、私にはここからが長めの坂に感じました。


斜めの坂を登って行きます。ひょっとして「ななめ坂」?


出発してから1時間20分ほどで馬ノ背に到着です。そこから雌岳に行く道には雪が残っていました。


ちょっと野鳥スポットに寄り道です。ヤマガラがいました。ここは以前リスを見た所です。


雌岳頂上は大勢の人で賑わっていました。


金剛山は白くなっていました。この日は金剛山も考えたのですが、一人では不安なのでやめておきました。


定番になったカップラーメンです。


雌岳頂上付近には山茶花が咲いています。


少し下がると開けた場所があり大阪平野が一望できます。


大阪市内のビル群もよく見えました。


大阪湾越しに明石海峡大橋まで見えました。展望を楽しんだら雄岳をめざします。


雄岳(517m)に到着です。


下山開始です。この道は上りで何度か使った道です。


二上山駅と二上神社口駅との分岐です。


葛木倭文座天羽雷命神社まで下りてきました。あとは車道を道の駅まで歩くだけです。


最後に二上山(雄岳)を振り返りました。


前日は各地で大雪が降ったようですが、二上山には頂上付近に少し雪がある程度でした。
寒さもそれほどでもなく、アウターを着ることもなかったです。

※登山日 2025.1.11