新年あけましておめでとうございます。
新年を迎え、何事も新たな気持で取組んでいこうと意気込んでおります。昨年は、TPPや減反廃止問題等々で農業ネタが多くなってしまいました。今年は専門の省エネネタも多く取り上げて行きたいと思っております。
政府は原発をベース電源と位置づけ、今後も活用をしていこうとの方針を打ち出しております。原発再稼動は既定方針であるかのような動きを見せております。原発事故後の多くの国民の思いはどこへ行ってしまったのでしょうか。
とはいうものの安定した電力供給は、国民生活にとって欠かせないものです。原発の是非を議論するに際しては、単にヒステリックに反対を唱えるのではなく、代替案の提示が不可欠です。原発と代替案との比較考量が必要で、これなしには議論のしようがありません。あたかも憲法第9条の議論(参考:「憲法第9条について」)と同じように、賛否両論が常にかみ合わず、空疎な主張の応酬となってしまいます。
また、TPPについても参加は確定的なようですので、その対応策としての農業の大規模化が環境に及ぼす影響は無視できないようになると思われます。これらについても考えてみたいと思っております。