平成19年11月3日(土祝)文化の日 一日中気分爽快。
今日は、北九州市立響ホール 午後3時~開演
「ヘルシンキ大学男声合唱団」
~シベリウス没後50周年記念特別公演~
フィンランドの由緒ある男声合唱団が贈るシベリウスの世界
へまいりました。
「ヘルシンキ大学男声合唱団」は、
1883年創設の伝統ある男声合唱団。
同国合唱界の最高権威者であるマッティ・ヒュオッキの指揮により、
シベリウスの世界を描く特別公演。
シベリウスはフィンランドを代表する作曲家で、
本合唱団のために 多くの作品を作っています。
今回のプログラムは、
没後50年を迎えるシベリウスの作品を核として構成し、
美智子皇后陛下による日本語訳詞の作品「アンニの歌」も演奏された。
さらに、国際舞台で活躍するテノール歌手、ヨルマ・シルヴァスティが
特別参加するなど見逃せない公演だった。
今日の合唱界におけるシベリウス演奏のリーダー的存在である
彼らによる澄み切った詩情の世界でした。
<プログラム>
①シベリウス:失われた声・我が心の歌・恋するもの
②湯浅譲二:芭蕉の俳句による『四季』
③ハンニカイネン:『アンニの歌』
④シューベルト:セレナード
⑤アンコール:フィンランディア
今回は、絵本のおばさま稲田類子さんと
中国人オペラ歌手 韓 紅さん のお二人が同行しました。
福岡教育大学音楽科教授の岩崎洋一先生も丁度一緒になりました。
どの曲も、精神性の高い 本物の芸術作品でした。
惜しかったのは、
二階に空席が目立っていたことです。
このような素晴らしいコンサートには、
是非とも空席が出ないように、
親子で鑑賞する親子1000円割引席や
小中高生の招待席をもっと設けて、
青少年の健全育成に努めるべきだと思いました。