平成23年2月27日 日曜日 晴れ
今日のニュースは、東京マラソンで、もちきりです。
全体で3位、日本人としてトップになった川内さんの話題です。
というのも、彼は、事業団ランナーではなく、埼玉の高校の事務職として働いている
市民ランナーだからです。
そんな話題の東京マラソンが行われた今日の東京は、天気がよく、
気温も寒くもなく、暑くもなく、さわやか!
(スタート時の気象条件=晴れ、気温11.0度、湿度37%)で、
町の通りのわきにはチューリップがきれいな花を咲かせていて、
やっと春が間近になったということが実感できる1日でした。
今年の東京マラソンは、最初からハイスピード。
家事の合間にテレビ観戦しました。
今日行われた東京都心を駆け抜けるコースの東京マラソンは、今年で5回目で、
市民ランナーを中心に 3万5000人を超える人が参加しました。
今回優勝したのは、
男子はエチオピアのメコネン、女子はロシアのアリャソワで、
日本人女子としては、樋口紀子(ワコール)が2位で注目の初マラソンでした。
ベテランの渋井さんは、4位で、ボツボツ復活!
今回の大会は、8月に韓国で行われる世界選手権の男子代表選考会を兼ねていましたが、
3位に入った川内優輝さんが、2時間8分37秒という見事なタイムで
世界選手権代表に内定しました。
車いす男子で3位に入った山本さんは、
ヘルメットと車いすに
「STOP!飲酒運転」と書いたステッカーを張っていたそうです。
それは、2月9日に彼の長男の寛大さんが、16歳で、
飲酒運転の車にはねられて亡くなったばかりだったからだそうです。
相変わらず、飲酒運転はなくならず、全く情けなくなります。
山本さんは、長男を亡くした後は練習もままならず、
出場も迷ったそうですが、
「東京の修学旅行を楽しみにしていた息子と一緒に走ろう」
と決意し、3位でフィニッシュしたのです。
山本さんが
「ここが東京だよと語りかけながら、息子と散歩しているつもりで走った。
(完走できたのは)寛大が背中を押してくれたから。」
と語っている姿を見て、
なんとしても飲酒運転はなくすべきだと思いました。
東京マラソンのコースは、
東京都庁から飯田橋、そして皇居前から日比谷、
品川で折り返して銀座から日本橋、
そして浅草雷門まで行って折り返し、
銀座まで戻り築地の方に曲がり、
豊洲から、ゴールの東京ビッグサイトまでです。
都庁前をスタートしたら、JR山手線をくぐり、新宿の繁華街を抜け、
市ヶ谷と飯田橋の中間地点あたりが5kmポイントです。
その後、ランナーたちは、皇居に沿って走り、
10km地点の日比谷交差点へ向かいます。
10Kmコースのランナーはここで終わりです。
マラソンランナーたちは、
日比谷通りから品川折り返し地点へ向かいます。
そこまでの道は、芝の増上寺の山門や東京タワーが見えたはずです。
有楽町ガード下を抜けて、有名デパートやブランドショップが建ち並ぶ
銀座の真ん中に、中間地点があります。
ランナーたちは、日本橋から茅場町を経由して
浅草雷門まで行くと、また折り返しです。
そして、また銀座に戻り、築地を抜け、佃大橋を渡ります。
東京マラソンの新名所は、やはり東京スカイツリーです。
まもなく3月には 600メートルの高さまで工事が進んで、
完成時には634メートル、世界一のタワーになります。
豊洲には最近いたるところ高層マンションが立ち並び、
大型ショッピングセンターがあります。
そして、ゴールの東京ビッグサイト。
ここには観覧席が用意され、
大勢の人がゴールしてくるランナーを出迎えます。
一生懸命に、ゴールを目指し完走する姿は、とても美しい!
感動した1日でした。
サア、あなたも、
子どもと一緒に、先ずは近くの公園や河川敷きで、
ランニングしたり、ウォーキングしたり、
善玉コレステロールを増やし、
運動不足の体調をすっきり整えましょう。