平成22年1月22日(金)
久し振りに良い天気に恵まれて、
園外保育には絶好のポカポカ小春日和でした。
年長組全員、『いのちのたび博物館』へ行きました。
冬の特別展が開催中です。
「布のこころ~受け継がれる母の想いとくらしの美」
平成22年1月2日(土)~2月21日(日)
写真の夜着は、嫁ぐ娘のために特別に誂えたもので、松竹梅と鶴亀の吉祥紋、婚家の家紋が染められています。 |
【概要】
私たちは日々のくらしの中で、様々な布を用いてきました。
結婚や子供の誕生などの人生儀礼において、布には染めや刺繍などによって
多様な文様が施され、そこには娘の幸せや、子供の健やかな成長を祈る想いが
込められていました。
昔は衣料のほとんどが女性たちの手によって作られ、
その技術と布を大切にする心が母から子へ伝えられました。
このようなくらしの中で育まれた「美」は、布の修繕や補強を目的としながらも
作り手の美意識が表れています。
また、日本各地で生み出された着物には、美を追求する人々の心意気が
感じられます。
本展では、家庭や社会の中で生きた近代の女性たちの
ライフヒストリ―を中心として、
彼女たちの衣生活と美について紹介します。
様々なきものからは、
文様に込められた意味と当時の社会風潮との関係、
親から子へ教えられた女性としてのモラルなど、
きものが示す社会性が見えてきます。
【期間】
平成22年1月2日(土)~2月21日(日)まで
【観覧料】
特別展入場料が必要です。
☆特別展料金
【大人300円 高・大生200円 小・中生100円 未就学児は無料】
*常設展とのセット券もあります。
☆セット券料金
【大人650円 高・大学生400円 小・中学生250円】
*チケットはすべて当日販売のみです。