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四季のかさねの色目に見る平安の美意識 に引き続き、
2008年10月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。
寝殿 西廂では
『枕草子』『紫式部日記』『源氏物語』<末摘花>より
「女房のお勤め 御格子参る(みこうしまいる)」が
展示されていました。
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<博物館レジュメより>
“格子は表裏ともに黒漆塗りで、その間に胡粉(ごふん)塗りの薄い板が挟んであるのが正式で、格子の種類には一枚格子と二枚格子があり、一枚格子は寝殿や対の屋の南に面した、儀式や行事の多い場所使われた。
これは一間角の大きな一枚格子の方が、開閉が一回で済む利便性を考えてのことであるかと考えられる。
これらの格子を朝夕上げたり下げたりすることを「御格子参る(みこうしまいる)」と言い、女房達の大切な仕事の一つであった。”
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碁盤を踏み台として、一枚格子を上げる女房。
“格子は一枚格子の場合、建物の内側に押し上げ、吊り上げるので、御簾も格子の外に懸けられる。”
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二枚格子の上の格子を吊り上げる女房たち。
“二枚格子は上の格子を外側に吊り上げ、下の格子は用途によって取り外し、御簾は内側に懸けられた。”
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二枚格子の下の格子を運ぶ女房たち。
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