平安時代好きブロガー なぎ です。
京都市下京区にある風俗博物館のこと。
2024年5月に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。(❝ ❞はレジュメまたはパネルより引用)
この記事は 展示⑤ の続きです
風俗博物館には4分の1サイズの模型のほか、実物大の展示もあります。
【女房装束・唐衣裳・・・俗称:十二単】
【個人的注目ポイント① 唐衣の裏地がチラリ】
【個人的注目ポイント② 袖がくるっとなっているところ】
【貴族の勤務服 身分秩序で定められた袍の色】
❝『源氏物語』の頃の袍の色を一位から初位まで一つ一つ反物で御覧いただきます。❞
【左から 一位・二位・三位・四位・五位が着る袍の反物】
一位深紫(いちい こきむらさき)
二位浅紫(にい あさむらさき)
三位浅紫(さんみ あさむらさき)
四位深緋(しい こきあけ)
五位浅緋(ごい あさあけ)
【左から 六位・七位・八位・初位に着る袍の反物】
六位深緑(ろくい こきみどり)
七位浅緑(しちいあさみどり)
八位深縹(はちい こきはなだ)
初位浅縹(そい あさはなだ)
一位から五位までの反物には地紋があるのに対して、六位から初位までの反物には地紋がありません。
【二十枚の重袿の上に裳と唐衣を着けた姿】
この姿につきましては、別記事に書きました。
そんなこんなで、今期の風俗博物館の展示を楽しみました。
とっても幸せな時間でした!!
風俗博物館は、日曜・祝日、お盆期間、年末年始は休館です。
その他にも長い休館期間をはさむことがありますので、お訪ねする際は事前に公式ホームページで開館日をご確認されますようオススメします
風俗博物館
京都市下京区堀川通新花屋町下る(井筒左女牛ビル5階)