晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【鑑賞】 福岡市美術館「日本画の巨匠たち 名作でたどる日本美術院のあゆみ」

2012年08月25日 | 日記
 先日のこと。

福岡市美術館で開催中の展覧会を
鑑賞してきました。

 近代から現代へ
 岡倉天心没後100周年記念
 日本画の巨匠たち
 名作でたどる日本美術院のあゆみ



 ※福岡市美術館 公式サイト
 ⇒ http://www.fukuoka-art-museum.jp/
 ⇒ http://www.fukuoka-art-museum.jp/jb/html/jb01/2012/jaa/jaa.html


心惹かれる作品ばかりで見ごたえがありました。
音声ガイドをかりて、じっくり鑑賞。

出品目録を見ますと
日本各地の美術館や大学などから
名作が福岡へ集ったことがわかります。


特にお気に入りの作品を挙げるならば
下村観山の「老松白藤」
速水御舟の「洛北修学院村」
太田聴雨の「星をみる女性」
安田靫彦の「卑弥呼」
森田曠平の「惜春(盲目物語より)」 が好みです。



「卑弥呼」の背景に阿蘇山(阿蘇五岳)が描かれていることから
この絵において 邪馬台国=九州説を採っていることを
今回初めて知りました。



『日本画の巨匠たち』の展示期間は、9月23日(日)までです。
(会期中、展示替えがあります。)





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【情報】 福岡市美術館で土佐光起 筆「紫式部図」「源氏物語図屏風」展示中 ~9月9日まで。

2012年08月23日 | 情報
 源氏絵に関する情報です。

↓8月16日のブログ記事でご紹介した内容の追記です。


福岡市美術館の1階 常設展 古美術企画展示室
「みやこの絵師」コーナーにて
江戸時代初期、土佐光起が描いた
『紫式部図』 『源氏物語図屏風』<若紫><須磨>
現在、それぞれ展示されています。


『源氏物語図屏風』は六曲一双で
<若紫>=春の山の場面 と <須磨>=秋の海の場面 
が楽しめます。


私も展示されているのを見てきたのですが
実物を目の前にして感動しました。


「みやこの絵師」の展示は、~9月9日(日)まで。

ちなみに
福岡市美術館では常設展示の観覧料が
9月2日(日)まで無料です。


 ※福岡市美術館 公式サイト
 ⇒ http://www.fukuoka-art-museum.jp/
 ⇒ http://www.fukuoka-art-museum.jp/jc/html/jc03/fs_jc03_kobijyutsu_x12july.html



 福岡市美術館所蔵の『源氏物語図屏風』<須磨>は
「週刊 絵巻で楽しむ源氏物語」 2012年 3/4号 [分冊百科]12帖 須磨の
表紙にもなっており、2~4ページ目に大きく掲載されています。

須磨の地で満月を愛でる源氏の絵が目印









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【情報】 宮城県塩竈市 「海商の館」亀井邸にて「日本刺繍による源氏物語展」開催

2012年08月22日 | 情報
 イベントのお知らせです。

宮城県塩竈市にある亀井邸(同市宮町)にて
「日本刺繍(ししゅう)による源氏物語展」
開催されているそうです。

 【会期】 8月20日(月)~9月10日(月)まで
 【時間】 午前10:00~午後4:00まで
 【場所】 海商の館 亀井邸(塩竈市宮町5-5)


8月20日~26日の1週間に限り
シンセサイザーによる「愛・源氏物語コンサート」
開館時間中、開催されるそうですよ。

 
 ※詳細:「海商の館」・亀井邸 公式ブログ記事より
 ⇒ http://kameitei.da-te.jp/d2012-07-27.html

 ※詳細:毎日新聞 宮城 8月21日付け
 東日本大震災:日本刺繍で源氏物語展 繊細な伝統芸術50点 大西繁治さん・
 吉田英子さん、復興祈念し被災者にエール /宮城

 ⇒ http://mainichi.jp/feature/news/20120821ddlk04040002000c.html




 『源氏物語』の主人公の
モデルのひとりとされる源融(みなもとのとおる)。
・・・そんな源融が愛した地が塩竈でした。

 ※光源氏<源融>の愛した地・塩釜~塩釜・平安浪漫の旅~
 <塩釜商工会議所のページです。>
 ⇒ http://www.shiogamacci.jp/minamoto/index.html





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【情報】 唐津に源氏物語ヒロイン伝説 玉鬘の隠れた洞穴 鏡山の麓

2012年08月22日 | 情報
 2012年8月22日付けの西日本新聞に
このような見出しの記事が掲載されていました。

佐賀県唐津市にある洞穴のご紹介です。


 唐津に源氏物語ヒロイン伝説 玉鬘の隠れた洞穴 鏡山の麓
 ⇒ http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/319847


『源氏物語』のヒロインのひとり、玉鬘。

玉鬘が大夫監からの求婚から逃げるために
この洞穴(=玉鬘古墳、または 玉葛窟古墳とも)に
身を隠したと伝わります。

『源氏物語』原作には洞窟のエピソードは記されていませんので
後世の人々は作中人物とはいえ、玉鬘の幸せを願い、
このエピソードをふくらませていったことと思います。

そこには郷土の方々の思い入れや
玉鬘への愛着心を感じられます。


また、唐津へ行って鏡神社や玉鬘古墳を訪ねたいと
思います。

 ※当方のwebサイト内、こちらのコンテンツもどうぞ。

 ★源氏物語ゆかりの地をめぐる“松浦なる鏡の神”鏡神社 ~佐賀県唐津市~
  > 玉蔓窟古墳(たまかづらいわやこふん)



ここ数年行けずにいる「まつらの姫たちの宴」
来年こそは見に行きたいです。(゜_゜)(。_。)(゜_゜)(。_。) ウンウン


 ※まつらの姫たちの宴 からつのひいな遊び
 ⇒ http://www.kodainomori.com/





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【鑑賞】 九州国立博物館 特別展『美のワンダーランド 十五人の京絵師』 後期

2012年08月18日 | 太宰府
 お盆休みのこと。

福岡県太宰府市にある九州国立博物館にて

特別展
『美のワンダーランド
 十五人の京絵師』


後期展示を鑑賞しました。


 ※九州国立博物館 公式サイト
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/
 ⇒ http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s28.html

 ※特設webサイト<西日本新聞>
 ⇒ http://www.nishinippon.co.jp/jigyou/wonderland/


前期と後期で大幅な展示替えがあるということで
前期と後期の両方を見て来ました。

後期も前期と同様、音声ガイドをかりて
しっかりじっくり味わいました。

後期展示で特にお気に入りの作品を挙げるならば
伊藤若冲の「石燈籠図屏風」、
曾我蕭白の「群童遊戯図屏風」、
円山応挙の「双鹿図屏風」が好みです。




次回、京都へ行くことがあれば
それぞれの絵師の京都での居所跡を訪ねたいです。



 展覧会公式ガイドブックが青幻舎より発売。
私も会場で買いました♪

 ※青幻舎 公式サイト
 ⇒ http://www.seigensha.com/
 ⇒ http://www.seigensha.com/books/978-4-86152-360-1


見ごたえ・読み応え充分のガイドブックです。




会場では、京都のお土産や関連書籍も販売されていました。
私はわらび餅仕立ての「夏おたべ」も購入。
おいしかったです。

夏おたべ 10個入り(8/31出荷終了)

夏おたべ 10個入り(8/31出荷終了)価格:525円(税込、送料別)










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