小松市・周辺の見どころ(No.42)
◇いしかわ動物園
緑に囲まれた自然の中で、楽しく、遊びながら動物の生
態を観察したり、動物とのふれあいを通じて、自然保護や
動物愛護の精神を育むことができるようにつくられた「楽
しく、遊べ、学べる」動物園。約23haの広い敷地に約135
種類600匹の動物が飼育されている。非公開のトキ飼育繁
殖センターがある。この施設を介したトキのライブ映像を
動物学習センターで見ることができる。
◇九谷陶資料館
古九谷から現代九谷に至る全時代の作品を展示し、その
変遷する美の世界を鑑賞できます。また製造工程や技法・
画風の歴史についても常設展示しています。
別館として九谷陶芸村が1990年にオープンしました。ロ
クロや上絵付け道具、登り窯などが設けられており、入館
者が陶芸を体験できる施設として人気を集めています。
◇那谷寺普門閣
真言宗に属する自生山那谷寺は、養老元年(717)に泰
澄大師が千手観音を岩窟に安置したのにはじまるといわれ
ている。平安時代に花山法皇が参詣した際、西国33ヶ所の
霊場にまさるところとされ、第1番の那智山の那と第33番
の谷汲山の谷をとって那谷寺と名付けられたとの伝承があ
る。中世末期の一向一揆ですっかり荒廃してしまった。
これを寛永17年(1640)に前田利常が復興し現存の本堂、
三重塔、護摩堂、鐘楼、書院および庫裡は重要文化財。
◇松井秀喜ベースボールミュジアム
松井秀喜の野球に対する熱い思い、そして野球をとおし
て追い続ける「夢」がつまったミュージアムです。惜しま
ぬ努力を続け、これまで歩んできた軌跡のDVD、感動のホ
ームランシーンのラジオ実況中継、プライベート写真の数
々など、ここでしか見られない松井秀喜にふれることがで
きます。
◇安宅の関跡
文治3年(1187)平家討伐に戦功のあった源義経が、兄頼
朝の怒りに触れて、奥州平泉の藤原氏のもとに落ちのびよ
うとし、一行12名が山伏姿に身をやつし、安宅の関にさし
かかった。この時、関守富樫左衛門泰家に見咎められたが、
弁慶の機智と勇気により危うくその難を免れたことは、勧
進帳や謡曲であまりにも有名である。
■写真は松井ベースボールミュジアム