金沢の観光スポットレポート その595(No.906)
◇冬の風物詩”薦かけ”長町武家屋敷跡 ②
□長町の由来
長町は前田八家の1つ長氏の屋敷があったことから名付けられました。
現在の長町武家屋敷一体は長氏、村井氏をはじめ上級武士から中級、
下級武士などが住んでいました。現在では、当時の武家屋敷は殆ど残
っていませんがその中で中級武士だった野村家邸は当時の武士の邸宅
の様子を伺うことができます。
■写真は金沢職人大学校長町研修塾の門
□金沢職人大学校「長町研修塾」
この建物は藩政期末から明治初期約130年前の建物を増築・改築を
たび重ね現在に至っています。平成10年9月から平成11年3月に
かけて金沢職人大学校の総合学習として長町武家屋敷群の修景に合わ
せ修復した。
金沢職人大学校の講義の場、観光客が立ち寄る場、市民の謡曲、囃子、
茶会等広く市民に利用されている。
敷地内にある茶室「匠心庵(しょうしんあん)」は、金沢職人大学校
一期生が3ヶ年の修了成果として主屋の修復と並行して平成11年3
月に完成した。
■写真は山景園
■写真は匠心庵
■写真はクロガネモチの実
■写真は長町研修塾図面
□長町研修塾ホームページ
■写真は長町武家屋敷跡
撮影日:2016.12.4
(完)