金沢の観光スポットレポート その1037(No.1475)
◇兼六園の梅 2019 -1 冬至梅、八重寒紅、蝋梅
昨年は異常な大雪に見舞われたが、今冬は雪も少なく兼六園梅林は7年撮影をしているが、咲く順番が狂っており、いつもは遅く咲くはずの八重寒紅の木、青軸の木が1ヶ月早く咲き始めた。
○兼六園梅林
兼六園随身坂口近くに広がる約3000平方mの梅林。この梅林は昭和43年(1968)に明治百年記念事業として全国の名梅を集めて造成され、平成12年3月に庭園として再整備されたもで、現在は約200本の梅があり、そのうち白梅約140本、紅梅約60本、白加賀、摩耶紅梅、青軸、八重寒紅など約20種類が咲き誇る。
1)冬至梅(とうじうめ)
冬至梅はその園芸品種の1つ。樹高は3メートルから6メートルくらいで、枝は細い。早咲きの品種。野梅系の白い八重咲きの中輪(花径20ミリから25ミリ)。
■写真は冬至梅(2019.1.10 撮影)
■写真は冬至梅(2019.1.12 撮影)
■写真は冬至梅(2019.1.18 撮影)
■写真は冬至梅(2019.1.25 撮影)
2)八重寒紅(やえかんこう)
野梅系 野梅性八重。中輪で花弁は波打ち、萼は濃いこげ茶色。樹勢は強い。早咲きのため正月の盆栽に向く。
■写真は八重寒紅(2019.1.10 撮影)
■写真は八重寒紅(2019.1.12 撮影)
■写真は八重寒紅(2019.1.18 撮影)
■写真は八重寒紅(2019.1.25 撮影)
3)蝋梅(ろうばい)
ロウバイはまるでロウ細工のような黄色い花を咲かせる、中国原産の落葉低木で、開花期以外はあまり目立ちませんが、新春に香り高い花を咲かせる貴重な存在です。江戸時代初期に日本へ渡来し、ほかの花木に先駆けて咲く香りのよい花が愛され、生け花や茶花、庭木として親しまれいる。
■写真は蝋梅(2019.1.10 撮影)
■写真は蝋梅(2019.1.18 撮影)
(つづく)