
金沢の観光スポットレポート その1093(No.1539)
◇金沢の桜 -1 兼六園 ⑪ 八重山桜、御車返、詭弁桜
兼六園のさくらは園内の池や曲水、灯篭、石塔、松などの樹木とのバランスがなんとも言えない落ち着きと華やかさが魅力です。ここ6年”とりこ”なっています。今年もぜひご覧ください。
30)八重山桜(やえやまざくら)
ヤマザクラの八重になったものと推測されます。各部の特徴から純粋なヤマザクラではなく、オオシマザクラ系のサクラの関与が考えられる。
長谷坂の栄螺山手前梅林方面曲水沿いと、伝統工芸館園内入り口にある。
■写真は八重山桜(長谷坂近く 2019.4.1)




■写真は八重山桜(長谷坂近く 2019.4.6)


■写真は八重山桜(伝統工芸館横 2019.4.1)

31)御車返(みくるまがえし)
もと東京の荒川堤で栽培されていた品種で、昔、この花をみた一人が八重の花だといい、別の一人は一重だといって争論となり車を返してみたところ八重と一重が混ざっていたところからこの名がつけられたといわれています。また、後水尾天皇が花のあまりの美しさに御車を返してご覧になったことに因むともいわれています。
上坂口トイレの近くにある。
■写真は御車返(2019.4.12)



■写真は御車返(2019.4.15)

32)詭弁桜(きべんざくら)
瓢池夕顔亭の前にある。


■写真は詭弁桜(2019.4.8)


■写真は詭弁桜(2019.4.12)
(つづく)